米食品医薬品局(FDA)は12月7日、アボカドの皮にリステリア菌やサルモネラ菌などが含まれている場合があるとするレポートを発表した。アメリカ国内生産や他国から輸入したアボカドの皮をサンプル調査したところ、約18%がリステリア菌に対して陽性だった。皮から中身に菌が移行しないように、FDAはアボカドを切る前に、よく洗うようにと勧告している。
2018年は、機械学習やAI(人工知能)を用いたプラットフォーム、アプリケーションの飛躍的な普及が見られた。これらのテクノロジーは、インターネット業界だけでなく、ヘルスケアや農業など様々な業界に多大な影響を及ぼしている。 今後は機械学習やAI関連のテクノロジーがますます進化を遂げることが予想される。2019年に注視すべき5つのAIトレンドを以下に紹介する。 1. AIチップの勃興 AIは、他のソフトウェアと異なり特殊なプロセッサに依存する。最新のCPUでもAIモデルのトレーニングを高速化することは難しい。物体認識や顔認識など複雑な数学的処理を実行するためには、ハードウェアの増強も求められる。 2019年にはインテルやエヌビディア、AMD、アーム、クアルコムなどの企業が、AIアプリケーションを高速化させる特殊なチップを販売する予定だ。これらのチップは、コンピュータビジョンや自然言語処理、音声
米インターネット通販大手アマゾンの傘下に入った高級食品スーパー、ホールフーズ・マーケットは過去数十年間にわたり、米国の食品業界のトレンドを生み出してきた。 同社では先ごろ、食品関連の各部門の専門家26人が集まり、業界の動向に関する見通しについての話し合いが行われた。そこで来年の主なトレンドとして挙げられたのは、以下の10項目だ。 1. 「パシフィック・リム」フレーバー ホールフーズは環太平洋地域(パシフィック・リム)が原産のフルーツを主要な原料とした製品を複数発売する計画だ。それらの商品には、グアバを使ったビネグレットソース やパイナップルとパッションフルーツのフレーバー炭酸水、マンゴー・プリンミックス、パッションフルーツとココナツのフローズン・フルーツバーなどが含まれる。 そのほか、フィリピンのソーセージ「ロンガニーサ」、干しエビ、シュリンプペーストが注目されている。 2. プロバイオテ
肉眼では見えないほど小さな部品を金属から削り出す日本の微細切削加工技術が、世界中から注目されている。中でも埼玉県を拠点とする入曽精密は、世界最小サイズ0.1mm角のサイコロを製造する技術を誇る。 これまで不可能と思われていた極小の部品がつくれる技術が発達すると、医療、宇宙、ITなどあらゆる分野で「製造」にどんな革新が起きるのか。 「うちがつくるモノは小さいけど、価値はビッグなんですよ!」 威勢よくそう言って胸を張るのは、入曽精密の代表取締役・斎藤清和だ。埼玉県入間市で金属切削加工を手がける同社は、F1マシンのエンジン、人工衛星、内視鏡等医療機器の金属部品などをつくってきた。なかでも得意とするのは、部品のサイズが1mm以下という、肉眼では見えないほど小さな部品を金属から削り出す超微細加工である。 そんな入曽精密が世界的な注目を集めたのは2002年。斎藤がコンピューター制御の5軸切削加工機(マ
今世紀屈指の巨額、約2兆4000億円での売却から4年。突然の退社から1年。ワッツアップの共同創業者がフォーブスに語ったフェイスブックとの確執の一部始終。 がっしりした体躯に、イベントで使ったTシャツと野球帽。ワッツアップの共同創業者ブライアン・アクトン(46)は、カリフォルニア州パロアルトの豪奢なフォー・シーズンズ・ホテルのカフェにいた。彼が36億ドル(約4000億円)の資産家であることを思わせるよすがは、コーヒーを頼んだにしては気前がよすぎる20ドルのチップだけだ。 金持ち趣味には背を向けようと固く心に決めている彼は、雑用も自らの手でこなす。その日もすでにミニバンを点検に出しに行っていた。つい先ほど地元のホンダのディーラーから「代金を受領しました」というSMSが届いたばかりだ。彼はスマホ画面に表示されたそのメッセージを指さした。 「僕は、ワッツアップをまさにこういうことに使ってほしかった
インターネットのおかげで、遠隔勤務を行うミレニアル世代はかつてないほど増えている。 冒険好きな人は、デジタルノマド(通信技術を使って遠隔で仕事を完結させ、旅をしながら仕事をする労働者)のライフスタイルを実践し、キャリアを成長させつつ世界中を飛び回っている。 インドネシアのバリ島で3カ月、タイのチェンマイで2カ月、ドイツのベルリンで6カ月過ごす生活を考えてみよう。ミレニアル世代のデジタルノマドにとって、その可能性には終わりがない。 デジタルノマドに人気の旅先を見極めるため、バックバッキングと冒険旅行のブログ、ギャップ・イヤー・エスケープ(Gap Year Escape)は、インスタグラム上で「#digitalnomad(デジタルノマド)」とハッシュタグのついた1万2000枚の写真を調査し、都市ごとに付けられたジオタグ(緯度・経度情報)の数を分析した。分析対象としたのはタグ付けされたインスタグ
12月18日、人民大会堂で改革開放に貢献した100人が表彰されたが、その中に「最も貢献したはずの」Huawei総裁・任正非氏の姿はなかった。任正非と中国政府との距離の取り方を考察する。 ◆任正非と表彰された100人との違いはどこにあるのか? 12月18日、北京にある人民大会堂で改革開放40周年記念大会が開催され、この40年間、改革開放に貢献した100人の傑出人物が表彰を受けた。100人は、「民間企業、科学者、教員、医者、農民工……」など、多岐にわたる分野から選ばれており、民間企業はさらにインターネット、自動車、ハイテク産業……など、いくつかの細分化した分野から各代表を選んでいる。 その中に、まさに改革開放とともに歩んできて、典型的な小さな企業から国際的に一、二を争う大企業にまで成長したHuawei(華為技術)の任正非総裁が入っていないことは国内外の中国人を驚かせた。 では、なぜ任正非は選に
テクノロジーの進歩が速度を増し、人類は2050年に肉体や能力の限界を超える。幸福のあり方も根底から覆る未来。岐路に立つ人類は新たな価値観を創り出すときに来ている。人体最後のフロンティアとされる脳。人間が人間であるゆえんでもある脳の潜在力が解き放たれようとしている。米カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究室でアリソン・ムオトリ教授が5ミリメートルほどの白い物体を見せてくれた。培養液を満たした皿
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く