JR西日本はこのほど、京都府京都市の梅小路エリアに建設予定の新たな鉄道博物館「京都鉄道博物館」にて、建築工事の安全を祈願する安全祈願祭を執り行った。 建設予定地内で行われた祈願祭には、同社代表取締役社長の真鍋精志氏をはじめ、JR西日本関係者や京都市市長・市議会議長らが出席。「博物館ができることで、国際的観光地である京都の発展になればと思う。動いているSLに乗っていただき、実際にその迫力に触れていただきたい。多くの鉄道ファンにご愛顧いただけるものとしたい」と真鍋氏は述べた。 「京都鉄道博物館」は、既存の「梅小路機関車館」と一体化した地上3階建ての博物館として、2016年春に開業予定。総面積約3万1,000平方メートル、保有車両約50両という国内最大規模の鉄道博物館となる。保有車両のうち19両は、最初に製造された「トップナンバー」とする計画。事業費は約70億円。