来年3月14~18日に仙台市で開かれる第3回国連防災世界会議の本県関連行事として、県は同市における復興展への出展や一関市でのシンポジウム、被災地視察などを計画している。イベントを通して復興支援への感謝を伝え、本県の復興への取り組みを世界に発信する。 達増知事が25日の会見で発表した。青森、宮城、福島の3県と共に「東北の防災・復興展」へ出展。歓迎レセプションで県産食材や観光、物産に関する情報を英語パンフレットで紹介するなど本県の魅力をPRする。県内では一関市で「文化財と防災」をテーマにシンポジウムを開催。世界遺産平泉の視察や復興状況を説明し、防災、復興について提言する。16~18日は被災地へのスタディーツアーを実施する。 同会議には国連に加盟する193カ国から各国首脳や閣僚などの政府代表団、国際機関など5千人以上の参加者が見込まれる。