アフガニスタンの首都カブールの自宅で殺害されたムルサル・ナビザダ議員の写真を携帯電話で見る女性(2023年1月15日撮影)。(c)Wakil KOHSAR / AFP 【1月16日 AFP】アフガニスタンの首都カブールで、元国会議員の女性が自宅で複数の侵入者に襲われ、銃で撃たれ死亡した。警察が15日、発表した。 暗殺されたのはムルサル・ナビザダ(Mursal Nabizada)氏(32)。2021年8月にイスラム主義組織タリバン(Taliban)が復権するまで国会議員を務めていた。 カブール警察の報道官によると、事件が起きたのは14日から15日にかけての深夜。ナビザダ氏とボディーガード1人が銃撃で死亡し、ナビザダ氏の男のきょうだいも負傷した。治安部隊が捜査に着手したという。 アフガンでは米国の侵攻以降の20年間に女性の社会進出が進み、裁判官やジャーナリスト、政治家が誕生。しかし、タリバンの