前回はUnboundの特徴を紹介しました。今回はUnboundの新規導入方法について紹介します。 インストール UnboundではldnsというDNSライブラリを利用しています。Unboundの配布パッケージにも含まれています。しかし、ldnsを共有ライブラリとしてリンクし、さらにldnsを利用するdrillというツールの導入も行うために、別途インストールすることにします。 なお、本記事ではLinuxディストリビューションの1つであるCentOS 5.2での導入手順を紹介します。パッケージシステム用のRPMのSPECファイルも用意されていますが、今回は手動でビルドしてインストールを行ってみます。そのため、/usr/localディレクトリ以下にインストールすることにします。 ldnsのインストール ldnsはNLnet Labsが開発しているDNSライブラリです。次のような機能もサポートして
![第2回 Unboundの導入(新規導入編) | gihyo.jp](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/52c3bb7963705e16398165cd20ca594639f3aa9f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgihyo.jp%2Fassets%2Fimages%2FICON%2F2008%2F266_unbound.png)