日本プロサッカー選手会、日本サッカー協会とJリーグが10日、共同で東京電力福島第1原発(大熊町)とサッカー施設Jヴィレッジ(楢葉町、広野町)を視察した。20年東京五輪男女日本代表の事前合宿地に決まっているJヴィレッジの復興状況を確認。18年7月の一部再開へ安全性もアピールするため、元日本代表DF岩政大樹(34)らがプロスポーツ選手として初めて原発構内に立ち入った。 東京五輪の日本サッカー前線基地は、着実に再興への道を歩んでいた。けたたましいショベルカーの工事音が響くJヴィレッジ。岩政は遠い目をしたが、この音こそ復興の鐘だった。一時はピッチ11面のうち10面が、除染所や駐車場など福島第1原発の復興拠点に。美しかった天然芝は砂利とコンクリートで覆われていたが、昨年10月に原状回復工事に着手した。スタジアムの時計は午後2時46分で止まったままでも、芝の再養生は始まっていた。 原発から約20キロ南
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