■本日の言葉「landslide」(地滑り、圧勝)■ 国際ニュースで使われる英語をご紹介するこの月曜コラム、今週は「日本で政権交代」という大きな国際ニュースについてです。「日本で野党が地滑り的勝利(Japan Opposition Wins a Landslide)」というような見出しがあちこちのニュース・サイトで掲載され、「オバマのように」という惹句も目につきますが、おおむねいよいよ政権与党になる民主党には与党らしく厳しい目を向けようという論調が目立ちました。それから「日本人は踊っていない」という、ある意味でかなり真実をついている指摘も。(gooニュース 加藤祐子) ○「オバマのような」とまずは注目させて 日本時間30日夜の開票段階から、英BBCや米CNNなどが発していたのは「オバマのような」というフレーズ。「民主党」という共通キーワードもあるからでしょうか(アメリカの民主党は「Demo
黒人指導者マーティン・ルーサー・キング牧師が「私には夢がある」と演説してから45年。米民主党のバラク・オバマ候補が4日夜(日本時間5日午後)、米国初の黒人大統領になることが決まった。地元イリノイ州シカゴの公園で約20万人を前に行われた、オバマ次期大統領の勝利演説全文を、複数メディアの生中継をもとに翻訳します。解説を含めた要旨はこちら。英語全文はこちらです。オバマ公式サイトの演説動画とテキストはこちらです。(gooニュース 加藤祐子) シカゴのみなさん、こんばんは。 アメリカは、あらゆることが可能な国です。それを未だに疑う人がいるなら、今夜がその人たちへの答えです。建国の父たちの夢がこの時代にまだ生き続けているかを疑い、この国の民主主義の力を未だに疑う人がいるなら、今晩こそがその人たちへの答えです。 この国が見たこともないほどの大行列が今日、あちこちの学校や教会の周りに伸びていました。並んだ
米大統領選の投票日11月4日を翌日に控え、米メディアは民主党のバラク・オバマ候補が圧勝する可能性がますます高まったと予測している。11月3日現在の、米メディア4社の予測を検討する。(gooニュース 加藤祐子) 米大統領選の投票の仕組みを こちらで説明したように、大統領選の本選は、各州に割り当てられた選挙人の票をめぐる戦いだ。予備選の最中はさかんに「代議員」という言葉が飛び交っていたが、あれはあくまでも予備選の話。本選では、「選挙人(elector)」「選挙人団(electoral college)」がカギとなる。人口比に応じて各州にそれぞれ決まった選挙人の数が割り当てられている(計538人)。選挙人票は州ごとに「勝者総取り」方式で、その州内で過半数を得た候補が、その州の選挙人票を全部獲得する。538人の過半数、270人を獲得した候補が、大統領となる。 大統領選と同じ日に行われる連邦議会選の
思い上がりと破滅の悲劇 リーマン破綻――フィナンシャル・タイムズ 2008年9月16日(火)07:00 (フィナンシャル・タイムズ 2008年9月14日初出 翻訳gooニュース) ジョン・ギャッパー リーマン・ブラザーズが前回、1984年にいったん破綻したときの顛末を、ケン・オーレッタが著書「ウォール街の欲望と栄光—リーマン・ブラザーズの崩壊」で書いている。この中で同銀のリチャード・ファルド氏は激しく、誇り高く内向的な、債券取引のトップとして登場する。内部抗争のせいで同社が身動きとれなくなっても、ファルド氏は売却の必要性を受け入れなかった。 1984年の当時、リーマンは結局アメリカン・エキスプレスに売却され、ファルド氏はその後、リーマンのCEOとなる。ファルド氏のもとでリーマンは1994年に分離独立し、以来、リーマンがゴールドマン・サックスなどのウォール街企業をしのぐことは決してな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く