タグ

ブックマーク / apeman.hatenablog.com (108)

  • 連載「東学農民戦争をたどって」 - Apeman’s diary

    去る1月15日から週末を挟んで21日まで、『朝日新聞』夕刊紙上で全5回の連載「東学農民戦争をたどって」が掲載されました。担当は『『諸君!』『正論』の研究』の上丸洋一記者です。 (東学農民戦争をたどって:1)民衆抵抗の地、初対面で涙:朝日新聞デジタル (東学農民戦争をたどって:2)悔恨胸に、学んだ不殺生の精神:朝日新聞デジタル (東学農民戦争をたどって:3)日兵の日誌「拷問の上、銃殺」:朝日新聞デジタル (東学農民戦争をたどって:4)自前の近代を追求して:朝日新聞デジタル (東学農民戦争をたどって:5)日清戦争にさかのぼる:朝日新聞デジタル 以前に当ブログでご紹介した『東学農民戦争と日 もう一つの日清戦争』(高文研)の共著者、中塚明・井上勝生・朴孟洙の三氏がすべて登場する連載で、農民戦争それ自体についての記述を含め内容的には同書と重なるところが多いですが、日では「日清戦争のきっかけ」程

    連載「東学農民戦争をたどって」 - Apeman’s diary
  • 河辺機関の元陸軍中将がCIAに情報提供(追記あり) - Apeman’s diary

    掲示板で「名無しさん」からご教示いただいたニュース。 47NEWS 2009年10月3日 「吉田茂側近がCIAに情報を提供 早大教授が米公文書発見」 吉田茂元首相の再軍備問題のブレーンだった辰巳栄一元陸軍中将(1895〜1988年)が、米中央情報局(CIA)に「POLESTAR―5」のコードネーム(暗号名)で呼ばれ、自衛隊や内閣調査室の創設にかかわる内部情報を提供していたことを示す資料を3日までに、有馬哲夫早大教授(メディア研究)が米国立公文書館で発見した。日の再軍備をめぐり、吉田元首相の側近までも巻き込んだ米国側の対日情報工作の一端を示しており、戦後の裏面史に光を当てる貴重な発見だ。 有馬教授は同館で発見したCIAのコードネーム表、辰巳氏ら旧軍人に関する文書などを総合的に分析。「より強力な軍隊と情報機関の創設を願っていた旧軍人の辰巳氏は、外交交渉で日に再軍備を迫っていた米国にCIAを

    河辺機関の元陸軍中将がCIAに情報提供(追記あり) - Apeman’s diary
    norton3rd
    norton3rd 2017/03/01
    こーゆー奴がほんまもんの『売国奴』
  • 産経新聞、「南京事件 兵士たちの遺言」に挑む - Apeman’s diary

    産経ニュース 2016.10.19 【歴史戦】「虐殺」写真に裏付けなし 同士討ちの可能性は触れず 日テレ系番組「南京事件」検証 お得意の「写真」攻撃が記事の中心です。しかし番組でのその写真の扱いは、小野賢二さんの調査によって実態が明らかになった虐殺とは別の機会に行われた虐殺の存在を示唆する、というものであって、確実に行われた虐殺とははっきり区別されていました。 その他の部分もおなじみの手法で貫かれています。虐殺について“触れていない資料”をいくつか探し出してきても、元日軍将兵の“死体は見なかった”証言と同じことで、意味はありません。識者としてコメントしている高木桂蔵氏の経歴も「なんでこのひと?」というものでした。 北村稔氏の「中国側は、30万人の市民殺害を主張するのはもはや無理なので……」というのも相変わらずの藁人形叩きです。 唯一面白かったのは東中野センセーが“復活”していることですね

    産経新聞、「南京事件 兵士たちの遺言」に挑む - Apeman’s diary
    norton3rd
    norton3rd 2016/10/21
    『唯一面白かったのは東中野センセーが“復活”していることですね』恥を知らん奴は不死身。観客がいなくなった会場のリングに仰向けになって俺は負けていないと言い続ける
  • テレメンタリー2016「満洲侵攻71年目の真実〜草原に眠るソ連秘密基地の謎〜」関西地区スケジュール - Apeman’s diary

    地域によって放送日が異なるのでややこしいテレビ朝日系列の「テレメンタリー2016」ですが、次回「満州侵攻 71年目の真実〜草原に眠るソ連秘密基地の謎〜」は関西地方では26日日曜日の未明午前5時20分からの放送です。 モンゴルの草原に今も残るソ連の巨大基地跡。去年、歴史研究家の岡崎久弥氏が地上と上空から行なった現地調査で、その全貌が初めて明らかとなった。1945年のソ連の対日参戦をきっかけに崩壊した旧満州国。150万もの大軍で満州侵攻を可能にした鍵がここにあると考えた岡崎氏は、ロシア各地を周り、従軍した元兵士を探し出した。彼らは未だ公開されていない驚くべきスターリンの戦略を証言した。 (http://www.tv-asahi.co.jp/telementary/) ところで番組サブタイトルの「満洲侵攻 71年目」ですが、今年の9月に「85年目」を迎える「満洲侵攻」についてとりあげる番組は制作

    テレメンタリー2016「満洲侵攻71年目の真実〜草原に眠るソ連秘密基地の謎〜」関西地区スケジュール - Apeman’s diary
    norton3rd
    norton3rd 2016/06/23
    『今年の9月に「85年目」を迎える「満洲侵攻」についてとりあげる番組は制作されるのでしょうかね』
  • 「講演とトーク 慰安所は、日本軍が設置した軍の施設だった!」 - Apeman’s diary

    関西にお住いの方にしか役に立たない情報ですみませんが。 明日10月31日、下記要領にて永井和・京都大学教授と渡辺美奈・wam事務局長による講演会が行われます。 日時:2015年10月31日 13:30〜 会場:PLP会館大会議室(JR天満駅・地下鉄扇町駅徒歩5分)

    「講演とトーク 慰安所は、日本軍が設置した軍の施設だった!」 - Apeman’s diary
    norton3rd
    norton3rd 2015/10/30
    てんてん天満でおまけに明日かいな。ナマ永井センセのご尊顔は拝したいがちょっと無理や/『施設だった!』と『!』をわざわざつけにゃならんのがなんだかなあ
  • だから言わんこっちゃない - Apeman’s diary

    よりにもよってシベリア抑留という被害体験に関わる資料を登録申請し認められたまさにその時に、南京大虐殺関連の資料の記憶遺産登録で政府が公式にクレームつける(与党のウヨ議員が噴きあがるならともかく)という厚かましさには、さすがに呆れ果てますね。外務省は登録された文書について具体的に反論する準備があるんでしょうか? さて、つい先日こんなツイートをしたのですが。 そしたら早速コレですよ! 『「南京事件」の探求 その実像をもとめて』をまともなリテラシーの持ち主が読めば、そこに書いてあるのが「否定論産業に参入してウヨ論壇デビューしてみようと思ったけど、さすがに研究者としての良心があるんでこれが限界っす」という呻吟でしかないことは明白なのに。まあ、著者はその後完全に研究者としての良心を捨て去りましたけどね。『正論』10月号の「日中戦争中国が仕掛けた侵略戦争だ」という噴飯物の特集に「日が「侵略」を認め

    だから言わんこっちゃない - Apeman’s diary
    norton3rd
    norton3rd 2015/10/10
    『シベリア抑留という被害体験に関わる資料を登録申請し認められたまさにその時に、南京大虐殺関連の資料の記憶遺産登録で政府が公式にクレームつける』昔は日本は『恥の文化』だといわれたんだがなあ
  • こんなのが幹部に昇進できる組織を信用しろといわれても無理な話 - Apeman’s diary

    JBPress 2015.9.14 「米国が裏で糸を引いていた南京大虐殺という捏造」 内容的にはこれっぽっちも新味のない否定論の断片をアドホックにかき集めただけのクソ駄文ですが、問題はその書き手です。第7師団長を経て最終的に西部方面総監にまでなっています。田母神閣下を筆頭とする歴史修正主義者の(元)自衛隊制服組幹部というのが決して例外的な事例ではなく、自衛隊という組織には昇進レースにおいて歴史修正主義者を排除する意思か能力のいずれか/双方が欠けていることは明白でしょう。日の近現代史に関する歴史修正主義者というのは、必然的にレイシストであり、また wishful thinking を平気でやらかす輩ですが、これらはいずれも軍隊という組織を一層危険な存在にする資質です。 それにしても、このクソ駄文、歴史修正主義的である以前に“金もらって文章書く”資格を疑わせる代物です。 歴史は、虹を見るよう

    こんなのが幹部に昇進できる組織を信用しろといわれても無理な話 - Apeman’s diary
    norton3rd
    norton3rd 2015/09/16
    旧皇軍の伝統を受け継いで将校クラスは全然ペケでも下士官や兵卒はそれなりに優秀であると信じたいが。それでも将校クラスがこの体たらくというのはやはり大問題だろ。
  • 日本政府のネトウヨ化、完了! - Apeman’s diary

    おそらくみなさんもご存知と思われる、独フランクフルト・アルゲマイネ紙の元東京特派員の離日の弁。 http://www.fccj.or.jp/number-1-shimbun/item/576-on-my-watch.html http://togetter.com/li/806528 この10年ばかり、ネトウヨから「中国の手先」呼ばわりされたことは何度あったか知れず、すっかり慣れっこになっていますが、まさか外交官が海外メディアに対して同じことをするようになるとは、さすがに予想していませんでした。安倍首相の「日教組」ヤジといい、完全に「日がネトウヨに追いついた!」ということですね。

    日本政府のネトウヨ化、完了! - Apeman’s diary
    norton3rd
    norton3rd 2015/04/14
    首相に毒されて官僚まで馬鹿になってきているのか
  • 極右政治家のおかげで、「戦犯裁判を受諾」がまたしても再確認されました - Apeman’s diary

    私は06年に「箸にも棒にもかからぬ愚論、『受諾したのは判決だけ』」という記事を書いて、右翼議員が国会で「講和条約11条で受諾したのは判決だけ」とブチあげるたびに日政府がそれを否定する羽目になることを皮肉っておいたのですが、今回再び稲田朋美センセーがオウンゴールを決めたようです。 は3月25日、「東京裁判のすべてを受け入れている。(東京裁判の)どの部分についても、国と国との関係において、当該裁判について異議を述べる立場にはない」との政府の見解を示した。岸田文雄外相が衆院外務委員会で、緒方林太郎衆院議員の質問に対し答弁したもの。 (後略) (http://www.data-max.co.jp/politics_and_society/2015/04/34308/0401_ymh_1/) 緒方議員は今回、私が06年の記事で言及しておいた1998年(平成10年)04月07日、参院総務委員会での板

    極右政治家のおかげで、「戦犯裁判を受諾」がまたしても再確認されました - Apeman’s diary
    norton3rd
    norton3rd 2015/04/13
    『板垣議員がしつこいものですから、最後には「平和条約第十一条の受諾が単に刑の宣言、センテンスだけであるとの主張は根拠を有さないものと解しております」とまで言われちゃっております』まさにオウンゴール
  • 極右が何人寄ってもアメリカ人に「理解」してもらえるための知恵なんて出ない - Apeman’s diary

    自民党の「日の名誉と信頼を回復するための特命委員会」委員会と称する事実上の「ジャパンディスカウント」特命委員会の様子が佐藤正久公式ブログで紹介されてます。 http://ameblo.jp/satomasahisa/entry-11986431344.html ある意味、「ぜひ最後までやり通してほしい」と思います。レイシズム丸出しの発想ですから。日の極右の実態をアメリカ人に理解してもらういい機会になるでしょう。

    極右が何人寄ってもアメリカ人に「理解」してもらえるための知恵なんて出ない - Apeman’s diary
    norton3rd
    norton3rd 2015/02/07
    『事実上の「ジャパンディスカウント」特命委員会』
  • 「おんな坂本龍馬と呼んで下さい!」 - Apeman’s diary

    少し前に、グレンデール市まで出かけて二次加害にいそしんできた歴史修正主義者二人が日外国特派員協会で記者会見を行いました。 https://www.youtube.com/watch?v=LfL8f571hCU 二人のうち辻村ともこ狛江市議について掲示板でホドロフスキさんにご教示いただいたところによれば、彼女は「おんな坂龍馬と呼んで下さい」と言っているとのこと。「自分を坂龍馬になぞらえる男」と「自分をジャンヌ・ダルクになぞらえる女」がテッパンで地雷であることはもはや常識でしょうが、「自分を坂龍馬と呼ばせたがる女」という合わせ技まで繰り出すとは、おそるべし……。

    「おんな坂本龍馬と呼んで下さい!」 - Apeman’s diary
    norton3rd
    norton3rd 2014/04/21
    しょ、しょーもない
  • 産経新聞は「プロパガンダ」「ファンタジー」がお好み? - Apeman’s diary

    msn産経ニュース 2013.11.16 教科書検定基準見直し 政府見解反映、世界の常識 領土や歴史問題で、教科書に政府見解を反映させる方針を盛り込んだ「教科書改革実行プラン」。一部に教科書の中立性を危ぶむ声もあるが、海外では、「政府見解にそった教科書記述で領土問題などを教えるのは当然」(教育関係者)といえそうだ。グローバル化が進む中、一人一人が日の立場をきちんと説明できるような教科書編集が求められている。 「世界の常識」と大上段に振りかぶったものの、とりあげられているのは中国韓国ロシアの(それも、いずれも領土問題に関する記述の)事例だけ、と拍子抜けする内容です。ところで、産経デジタルが運営している「zakzak」はちょっと前にこんな記事載せてましたよね。 zakzak 2013.09.26 【突破する日】日中韓で異なり過ぎる歴史観 韓国はファンタジー 中国はプロパガンダ この記事

    産経新聞は「プロパガンダ」「ファンタジー」がお好み? - Apeman’s diary
    norton3rd
    norton3rd 2013/11/24
    俺はジャンクフードの類は割と好きなので産経新聞なんかの喩えにして欲しくない
  • 強制連行の証拠は(探さ/公表させ)なかった! - Apes! Not Monkeys! はてな別館

    私は昨年の8月に書いた「河野談話」について知っておくべきたった六つのこと(三分で読めるよ!)」というエントリにおいて、次のように指摘しておきました。 (6)「河野談話」は朝鮮半島以外での「慰安婦」の徴募や「慰安所」の実態についての十分な調査に基づいて出されたのではない(中国、フィリピン、インドネシア等における実態は十分に反映されていない) しかしながら、いまやこの記述は次のように訂正されねばならないようです。 (6')「河野談話」は朝鮮半島以外での「慰安婦」の徴募や「慰安所」の実態についての十分な調査に基づいて出されたのではない(中国、フィリピン、インドネシア等における実態は十分に反映されていないし、そもそも反映させる気は日政府にはなかった。) 朝日新聞DIGITAL 2013年10月13日 「慰安婦問題の拡大阻止 92〜93年、東南アで調査せず」 朝日新聞DIGITAL 2013年10

    強制連行の証拠は(探さ/公表させ)なかった! - Apes! Not Monkeys! はてな別館
    norton3rd
    norton3rd 2013/10/13
    『水面下では問題の波及を防ごうとしていたことになる』橋下あたりが言うのとは違う意味で日本の官僚がクソだと思うのはこーゆーとき
  • 「国の制度が邪悪な心に変える」 - Apeman’s diary

    毎日jp 2013年09月11日 「ひと:鳥井一平さん 米が人身売買と闘う「英雄」と表彰」 米国務省が発表した今年の報告書で、人身売買と闘う「ヒーロー」に日人で初めて選ばれ、6月にワシントンで表彰された。計4000人以上の在日外国人労働者を支援し、過酷な職場と搾取の根絶を目指す長年の活動が評価された。 (後略) 記事中では鳥井氏の「大半の雇用主は普通の人だが、国の制度が邪悪な心に変える」ということばが引用されています。これはもちろん、雇用主を免罪するものではありません。雇用主もこの社会の市民(ないしこの国の有権者)として制度の存在に責任を負っていますし、研修生・実習生を多数受け入れている業界の一員として他の市民以上の責任を制度の存在に対して負っているからです。さらに、研修制度が絶対的な与件であるような場合を仮想してみた時にも、そうした制度の下でのふるまいに対して個人の責任は問われることに

    「国の制度が邪悪な心に変える」 - Apeman’s diary
    norton3rd
    norton3rd 2013/09/13
    『鳥井氏の「大半の雇用主は普通の人だが、国の制度が邪悪な心に変える」ということばが引用されています。これはもちろん、雇用主を免罪するものではありません』そら法令順守しとりゃ何やってもいいという話には
  • 日本政府の主張を自明視する報道ばかりで大丈夫か - Apeman’s diary

    掲示板にてMKMさんから問題提起をいただいた件について。 毎日jp 毎日新聞 2013年09月01日 「韓国司法:日側の理解超える判断繰り返し…摩擦の根に」 「日韓請求権協定で解決済み」という日政府の主張の正しさを自明視する報道は産経や読売にとどまらずマスメディア全体を支配している感があります。 しかし「慰安婦」問題に関して政府による「補償」を求めているのはなにも韓国だけではありません。2007年のオランダ下院決議は「日政府に現在、生存する元慰安婦に加えられた苦難に対して直接的、道徳的な金銭補償の形態を提供するという追加のジェスチャーを行うことを強力に要求するように求め」ており、同年のEU議会も「生存している全ての’慰安婦’制度の被害者及び死亡した被害者の家族に対する賠償を行うための効果的な行政機構を日政府が設置すべきことを要請」しています。さらに08年の台湾立法院決議も「被害者の

    日本政府の主張を自明視する報道ばかりで大丈夫か - Apeman’s diary
    norton3rd
    norton3rd 2013/09/06
    コメ欄にもあるがあそこは1980年代まで北朝鮮とどっちこっちの軍事独裁政権で個人の要求などはひたすら圧殺され続けた。自前で民主主義を勝ち取ってから個人賠償請求やらが顕在化してきたのはある意味当然
  • 『フィリピンBC級戦犯裁判』 - Apeman’s diary

    永井均、『フィリピンBC級戦犯裁判』、講談社選書メチエ、2013年 著者が岩波から2010年に刊行した『フィリピンと対日戦犯裁判』の方は未読。ゆえに書が岩波の一般向け簡略版なのか、それとも新たな観点や問題意識が加えられているのかについてはいまのところ不明。今後調査してご報告します。 日の右派が中国韓国と対比して「反日じゃない」と引き合いに出す国の一つ、フィリピン。そのフィリピンにおける戦後しばらくの対日感情が極めて厳しいものであったこと、アメリカから裁判権を引き継いだ戦犯裁判の特徴、有名なモンテンルパ・ニュービリビッド刑務所での処遇、そして受刑者たちの恩赦、帰国に至るまでの経緯が紹介されている。タイトルは『〜BC級戦犯裁判』だが、内容的にはむしろ裁判後の経緯に重点が置かれている。 フィリピン人の対日感情を示すエピソードの中でも特に印象的なのは、降伏した日軍将兵らにしばしば「バカヤ

    『フィリピンBC級戦犯裁判』 - Apeman’s diary
    norton3rd
    norton3rd 2013/08/11
    『無知にして日本軍の強いことがわからないから、むちやな抵抗をやつて厖大な人命を損じておる』これを国会で喋ったのか
  • 『「村山・河野談話」見直しの錯誤』ほか - Apeman’s diary

    吉見義明さんの岩波新書、『従軍慰安婦』は刊行から20年近く経った今でも、この問題についての基的な理解を形成するうえで有益な文献だとは思います。とはいっても、なにかあったらすぐこの、というのではその後の約20年間に行なわれてきた調査、研究へのリスペクトを欠くことになってしまいかねません。というわけで、このところ私は「最初に読むべきもの」として次の2冊を薦めています。 吉見義明、『日軍「慰安婦」制度とは何か』、岩波ブックレット No. 784 大森典子・川田文子、『「慰安婦」問題が問うてきたこと」、岩波ブックレット No. 778 それぞれ日軍「慰安所」制度とはなにか? というパースペクティヴと日軍「慰安婦」問題とはなにか? というパースペクティヴから書かれていますので、セットで読むのがおすすめです。岩波新書の『従軍慰安婦』はむしろその後に読んで、20年前に議論がどこまでの水準に達し

    『「村山・河野談話」見直しの錯誤』ほか - Apeman’s diary
    norton3rd
    norton3rd 2013/05/22
    岩波ブックレットって置いてある本屋が少ないんだよな。今度の日曜日にでもジュンク堂へ寄るか。それでもなけりゃアマゾンだな
  • 西村真悟の主張は全然特殊じゃない - Apeman’s diary

    西村「強姦 してもなんにも罰せられんのやったら、オレらみんな強姦魔」*1真悟の妄言が問題化したのを受けて、安倍首相に同趣旨の発言歴があることを指摘される方をたくさん見かけます。これはこれで確かに追及に値する発言でしょう。なにしろあの在特会らも鴬谷他で同じような発想に基づく街宣を行なっており、「首相の頭の中身が排外デモ集団と同じ?」という疑惑*2があるからです。しかしながら、橋下・大阪市長を筆頭に日軍「慰安婦」問題に関してひたすら「強制連行」にだけ執着する者は、言葉遣いに上品・下品の違いこそあれ、すべて西村「強姦 してもなんにも罰せられんのやったら、オレらみんな強姦魔」真悟と基的な発想を共有しているのだ、ということをここでは指摘しておきたいと思います。 「日が問題視されているのは強制連行についてだ」「ゆえに強制連行さえ否定できればよい」……こういう「慰安婦」問題否認論者のロジックを支え

    西村真悟の主張は全然特殊じゃない - Apeman’s diary
  • 「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな?」その5 - Apeman’s diary

    朝日新聞DIGITAL 2013年5月7日 「官房長官、河野談話の見直し否定 米前駐日大使の懸念に」 また安倍内閣は同日、慰安婦問題で「新しい資料が発見される可能性はある」とする答弁書を閣議決定した。紙智子参院議員(共産)の質問主意書への答弁。 ワシントン・ポスト紙は答弁書の内容についてもう少し踏み込んだ表現をしています。こちらでは紙議員の名前は挙げられていませんが、日付からして紙議員の質問主意書に対する答弁書のことであるのは明白です。 The Washington Post, May 8 2013, "Japan acknowledges past denial of proof of forced sex slavery was based on limited study" A parliamentary statement signed Tuesday by Prime Minis

    「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな?」その5 - Apeman’s diary
    norton3rd
    norton3rd 2013/05/11
    紙議員(珍しい名字だなあ.カープの梵クラスじゃねーか?)GJ
  • 「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな?」その4 - Apeman’s diary

    戦争体験記・部隊史にみる日軍「慰安婦」」シリーズの紹介を一回休んで、今回は「アジア歴史センター」でオンライン閲覧できる史料から。このブログで既に言及したことのあるものですが、なんせ7年も前のことですので。 「アジア歴史センター」にはインターネット環境さえあれば誰でも簡単にアクセスできますし、史料のレファレンスコードか件名表題がわかっていれば検索も容易なのですが、なにせ量が膨大なもので漠然と「こんなものを探したい」という時に該当するものを探し当てるのはそう容易ではありません。おまけに翻刻はされておらず画像データですので、判読に手間取ることもままあります。というわけで、一般の読者にとっては「さほどアクセスしやすくないがアクセスできないわけではない」もの、という今回の趣旨にかなうでしょう。 「南京攻略に関する意見送付の件」 1937年11月30日 作成者:丁集団*1参謀長 レファレンスコード

    「証拠を出せ? 出したらちゃんと自分の目で見るんだろうな?」その4 - Apeman’s diary
    norton3rd
    norton3rd 2013/05/09
    ブコメをつけた当のエントリさえ読んでいないと思われる人間に『資料を読め』はとてつもなく過大な要求だと思う