政府は25日の閣議で、内閣と自民党による故中曽根康弘元首相の合同葬の経費として約9600万円を計上することを決定した。令和2年度一般会計予備費から支出する。合同葬は10月17日午後2時から東京・高輪のグランドプリンスホテル新高輪で実施される。
政府は25日の閣議で、内閣と自民党による故中曽根康弘元首相の合同葬の経費として約9600万円を計上することを決定した。令和2年度一般会計予備費から支出する。合同葬は10月17日午後2時から東京・高輪のグランドプリンスホテル新高輪で実施される。
奈良県河合町の国史跡、大塚山古墳(5世紀後半)で墳丘が掘り起こされ、円筒埴輪(はにわ)2体が持ち去られていたことが3日、分かった。うち1体は接着剤でほぼ復元され、もう1体はばらばらの破片となって、それぞれ現場に戻されていたことも判明。奈良県警西和署は文化財保護法違反の疑いで捜査している。 町教委によると4月27日、古墳の見学者から「埴輪の破片が散乱している」と連絡があった。職員が現場を確認したところ、前方後円墳のくびれ部分が掘り起こされ円筒埴輪2本を抜き取った痕が見つかった。 ところが5月1日、持ち去られた円筒埴輪(直径約30センチ、高さ約37センチ)の破片10点が現場付近でばらばらの状態で発見され、同28日にはもう1体(直径約30センチ、高さ約45センチ)が接着剤でほぼ復元された状態で戻されていた。 古墳の周囲に柵はなく、自由に出入りできるといい、現場を確認した県文化財保存課の担当者は「
新型コロナウイルスの感染が広がる中、西日本の公衆衛生研究の中核機関である大阪健康安全基盤研究所(大阪市)の奥野良信理事長(73)が産経新聞のインタビューに応じた。奥野氏は新型コロナウイルスに関し、現時点で爆発的な感染力はみられなくても特殊な環境で拡散し、高齢者は重症化するとして「二面性があり、正体が見えない。不思議な感染症だ」と語った。 日本でも新型コロナウイルスの感染者が死亡し、事態は深刻化している。奥野氏は「国内(感染者の)発生の前後で別のフェーズ(局面)になった。パンデミック(世界的流行)に入りつつある」と指摘した。 感染症の特徴は、病原性(症状を引き起こす性質)と感染力に表れる。新型コロナウイルスの病原性はインフルエンザウイルスと同様、高齢者のほか心臓病や糖尿病など持病がある人で重症化しやすいことだ。 奥野氏は2002~03年に流行し、世界で770人超の死者を出した重症急性呼吸器症
兵庫県警豊岡北署は28日、同県豊岡市の河口で今年11月に人骨が見つかり、DNA型鑑定の結果、松江市沖で昨年12月に沈没した底引き網漁船「大福丸」(76トン)から行方不明になっていた乗組員でインドネシア国籍のウィ・ヤントさん=当時(21)=と判明したと明らかにした。 同署は事故で海に投げ出された後に死亡し、流れ着いたとみている。 沈没事故は昨年12月14日に発生。鳥取県の港に向かう予定の大福丸は、エンジントラブルで別の船にえい航されている途中、強風や高波を受け転覆したとみられている。4人が死亡、ウィ・ヤントさんら5人が行方不明だった。残る4人は不明のまま。 同署によると、人骨は下半身の一部で、11月10日午前、豊岡市竹野町宇日の宇日川の河口で男性が見つけた。
神戸市中央区のメリケンパークに設置された生木では世界一という高さ約30メートルのクリスマスツリーが物議をかもしている。「ご神木」と勘違いされたうえ、ツリーを素材としたアクセサリー販売が発表されると「営利目的か」などの批判が殺到。クリスマスを前に会場はにぎわいをみせるが、思わぬ逆風にツリーは揺れている。(岡本祐大) ツリーの企画はプラントハンター、西畠清順さんが代表の「そら植物園」(兵庫県川西市)を中心に、神戸市や市内の企業などでつくる実行委員会の主催。富山県氷見市から推定樹齢150年のアスナロを約1カ月かけて輸送し、11月17日に植樹された。今月2日の点灯式には西畠さんと親交がある歌手の槇原敬之さんが駆けつけ、ミニライブで盛り上げた。 一方で、ツリーを輸送する際に木にしめ縄が巻かれていたことから、一部の人が「ご神木」と勘違い。当初はイベント後のツリーの扱いを未定としながら、大手通販会社「フ
外国人旅行者の利用などが順調に伸びている岡山空港(岡山市北区)について、岡山県などは、来年3月に開港30周年を迎えるのに合わせ、より親しみが感じられる愛称を募集している。12月22日まで。 愛称のみで岡山空港だとわかることが条件。県内外問わず、だれでも応募できるが、1人1回のみ。自作で未発表に限られる。 同空港は、昭和63(1988)年3月11日に開港。現在国内3路線(東京、沖縄、札幌線)と国際4路線(ソウル、上海、香港、台北線)が就航。利用者数は平成18年の約160万人がピークで、以降、減少傾向に。 昨年度は、香港と台北線が就航したことなどから、8年ぶりに140万人を超え、前年度より約6万人多い144万人だった。 県航空企画推進課は「30周年を機に、国内外に改めて認知してもらい、さらに親しんでもらえるような愛称をつけてほしい」と呼びかけている。 応募は、岡山空港30周年ホームページか県庁
日清食品は10月23日、麺類をすする音をカムフラージュする機能を持つというフォーク「音彦(おとひこ)」の予約受け付けをスタートした。日本人が麺をすする音が外国人に不快な印象を与えるという「ヌードルハラスメント」を解消できる? オンラインストア上でのクラウドファンディングのみ。12月15日までに予約数が目標の5000個に達した場合のみ発売する。価格は1万4800円(税込)。 円柱形のフォルムに、起動ボタン・充電残量を表示するLEDライト・集音マイクを配置したシンプルなデザインを採用。集音マイクが麺をすする音を感知すると、近距離無線通信によって信号をスマートフォンに送信する。信号を受信すると、スマホにインストールされた専用アプリから音楽が流れ出し、麺をすする音をカムフラージュするという。 TOTOが製造する、トイレ使用時に疑似的な水洗音などをかぶせて使用音をカムフラージュする装置「音姫」に着想
訪朝した朝鮮学校の児童・生徒ら約120人が今月10日、北朝鮮が「衛星打ち上げ」と称する長距離弾道ミサイル発射を「宇宙強国に輝かせた」とたたえ、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記に忠誠を誓う公演に参加させられていたことが17日、朝鮮中央テレビの映像などから分かった。核・ミサイル実験を理由に朝鮮学校への補助金を停止する自治体も出る中、波紋を呼びそうだ。 「日本全国を驚かせて祖国の衛星が飛んだとき、私たちは(正恩)元帥様がいらっしゃる祖国の空を見上げました」。同テレビが「学生少年らの迎春公演」として11日に放映した内容によると、公演の後半、少年芸術団の朝鮮学校の生徒らが登場し、男女2人の生徒がこう金第1書記をたたえるセリフを述べた。
柔道家としても知られるロシアのプーチン大統領が尊敬する日本人として名前を挙げるのが、全日本柔道連盟の山下泰裕会長(60)だ。平成12年以降、毎年のように顔を合わせ、交流を深めてきた。折しも日露関係は両首脳が北方領土での共同経済活動を目指すことで合意するなど重要局面に入っている。その鍵を握るのは絶大な権力を握るプーチン氏に他ならない。山下氏が垣間見たプーチン氏の素顔を聞いた。 ◇ プーチン大統領と何回会ったかって? 20回を超えることは間違いないけど、そこから先は数えていないです。 私に会うときはいつも笑顔のプーチン大統領だけど、26年8月にロシアで行われた柔道の世界選手権大会の最終日に会ったときは違った。 その年の9月にロシアで「日露フォーラム」があって、森喜朗元首相が行くことになっていたんです。ところが、プーチン大統領とのアポイントメントが取れないという情報が入っていた。それで「日露フォ
警視庁昭島署(東京都昭島市上川原町)に保管されている、旧日本陸軍の航空施設跡地から発見された爆弾のような金属球体3個。詳細がわからず長らく処分に困っていたが、産経ニュースが報道したところ、全国から産経新聞や昭島署に多数の情報が寄せられた。情報を集約した結果、昭島署は球体Xを「航空機の夜間離着陸用誘導灯」と認定。担当者は「こんなに速く詳細が判明すると思っていなかった。情報提供に感謝します」と話している。 処分に困っていた謎の金属球体 平成27年11月17日、昭島市中神町の工事現場から発見された直径約15〜20センチの謎の金属球体3個が、警視庁昭島署に届けられた。この工事現場は、旧日本軍の立川陸軍航空工廠や、米軍立川基地(キャンプ・フィンカム)など軍施設の跡地だった。 当初、この金属球体は不発弾ではないかと思われていたが、調査をした自衛隊朝霞駐屯地は「不発弾ではない。詳細不明」と回答。内部から
いよいよ「トランプ時代」が動き出した。 8年前、初の黒人大統領誕生とあって「われわれはできる!」と180万人にも及ぶ支持者がワシントンに集結し、議事堂前広場は大いに盛り上がった。今となっては「この国はクリスチャンとイスラム教徒、ユダヤ教徒、ヒンズー教徒、無信仰の人々で成り立っている」と仏教徒を無視した箇所しか私は覚えていないが。 グローバリズムの調整期 言葉のセンスや抑揚、身ぶり手ぶりと前大統領はトランプ大統領よりはるかに巧みだったが、残念ながら演説だけでは、世界は動かなかった。それに引きかえ、「アメリカ・ファースト(米国第一)」のたった一言で、トランプ大統領はさっそく世界を動かしている。 有識者といわれる人々の中には、「トランプ氏も就任演説では、むちゃなことは言わないだろう」とみる向きも少なくなかった。 だが、トランプはトランプである。彼は自身のスタイルを変えれば、政権の求心力なぞ、一夜
アダルトビデオ(AV)出演を拒否した20代の女性に所属事務所が約2400万円の損害賠償を求めた訴訟をめぐり、日本弁護士連合会(日弁連)が、所属事務所の代理人を務めた60代の男性弁護士について「提訴は問題だった」として、「懲戒審査相当」の決定をしていたことが18日、関係者への取材で分かった。弁護士は依頼者の利益を代弁する職責を持つため、提訴を理由に懲戒審査に付されるのは異例だという。 確定判決によると、女性は「タレントになれる」と18歳でスカウトされ、事務所と契約。その後、AV出演を求められ、拒否すると事務所から「違約金を支払え」などと脅された。女性が契約解除を求めると、事務所は男性弁護士を代理人として損害賠償訴訟を東京地裁に起こした。 しかし平成27年9月の1審判決は「事務所は高額の違約金を盾にAV出演を迫った」と指摘。「女性には契約を解除するやむを得ない事情があった」として請求を退けた。
【関西の議論】日本最古?の神話「ホツマツタヱ」とは…古事記、日本書紀より古い?学界は疑問視も愛好家の研究盛ん 多くの謎に包まれた古代史の世界で、50年前に国内で発見された「ホツマツタヱ(秀真伝)」という歴史書が一部の愛好家たちを惹きつけている。漢字が伝わる以前の日本にあった「ホツマ文字」という文字でつづられ、古事記や日本書紀よりも古い書物…と愛好家は信じる。もちろんさまざまな矛盾点から学界では疑問視する声が強いが、研究熱は止まず、11月には発見50年を記念した全国フォーラムが同書の全巻が見つかった滋賀県高島市で開かれた。関係者は「ホツマ文字」で書かれた文献はまだどこかに眠っている、と大真面目だ。歴史ファンを熱くする「ホツマツタヱ」っていったい何? 古代の国造り描く!?「再発見50高島ホツマツタヱ縄文ロマンの集い」と題したフォーラムをのぞくと、全国から集った約400人の愛好家たちで熱気に満ち
韓国・ソウル大の李(イ)栄(ヨン)薫(フン)教授が、慰安婦性奴隷説を明快に否定したインターネットテレビでの連続講義「李栄薫教授の幻想の国」が話題を呼んでいる。ネットで視聴可能だが、筆者は韓国語がちんぷんかんなため、韓国事情に詳しい東京基督教大の西岡力教授に解説してもらった。 「ものすごく実証的な内容です。学問的良心に従っていて、韓国でこれが語られたことは衝撃的だ」 西岡氏はこう感想を述べる。講義は8月22日と23日に3回に分けて公開された「慰安所の女性たち」で、計2時間10分余に及ぶ。 李氏は講義で歴史的経緯を重視し、韓国軍にも慰安婦制度があったことや、米軍のための韓国人慰安婦が1990年代までいたことを統計資料などから示す。 また、ソウル大保健大学院が64年、全羅北道・群山市で保健所に登録されている韓国人相手の慰安婦188人と米軍相手の慰安婦132人を聴取した結果(月収、貯蓄、労働回数な
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