いじめとネットの関係について、私はまだ今のところネットはいじめの手軽な「手段」と使われていると考えている。 上の子が実際いじめの被害にあった2年近く前は、ようやく携帯が中学生にも普及し始めたころにおこった 「匿名メール攻撃」だったので、その被害に子供がさらされた保護者はとまどって右往左往するのみだった。 大体、私の上の子供の親世代は若くてもせいぜい30代後半、子供が3人兄弟であれば50代の親も珍しくない、 親が「ネット」という「ツール」になれていないので対応が後手後手に回った、の印象がある。 3年経って、今、下の子が中学1年生となって、中1で「携帯デビュー」がほぼ「常識」化し、 その対応も親世代も少し若くなったので変わりつつある。 なんにしても「裏サイト」「プロフ」、と次々現れるものにどう対応するか、ネットに免疫のある家庭か否かで相当開きがあると思う。 私は昨日トラックバック先でも書いたよ
「学校裏サイトで娘が実名で攻撃され、父としてメールを送ってみた。」からの3回に分けて裏サイト対策の例を公開したが、予想を遥かに越える反響で驚いている。 はてなブックマークなどで様々なコメントがつき、他のブログでも関連記事を書いていただいた。また、新聞社からの取材依頼や実際に子供を持つ方からの問い合わせも来た。 <はてなブックマークとコメント、関連ブログ一覧> 以下クリックするとブックマーク&コメント一覧&関連ブログが見られる。 ・学校裏サイトで娘が実名で攻撃され、父としてメールを送ってみた。 : 419 users ・ 娘を攻撃する学校裏サイトに親としてメッセージを書いた結末 : 294 users ・ 娘を攻撃した学校裏サイトでの「いじめ」が解決した〜子供のネット規制は禁酒法時代の二の舞か? : 307 users さて、これらのコメントやブログは、ある程度ITに詳しい方が多いのだが、
「携帯メール依存」だから出会い系に落ちる アナタの娘の危ないビョーキ なぜ、携帯電話を持つ小中学生が出会い系サイトに走るのか? 中2の6人に1人が1日に51通以上のメールをやりとりしている。日本PTA全国協議会の調査でそんな結果が出た。「携帯メール依存」が子供たちの心をむしばんでいるからだ。 「ウチらの間では、『メールは3分以内で必ず返す』という決まりがある。もし守らないと、『アイツは使えない』と仲間外れにされちゃう。だから、トイレにいても授業中でもメールは絶対に“即レス”する」 都内の公立中に通うA子(14)は言う。 B子(13)が通う千葉の公立中では、「メールのやりとりは自分の返信で終わらせる」という仲間内の“オキテ”があるらしい。 「お互いに『自分の返信で終わらせなきゃ』って思ってるから、朝までず〜っとメールを続けちゃう。向こうが『お休み』ってメールを終わらせよう
携帯持つ中2の16%、1日にメール50通超 PTA調査2008年5月25日15時10分印刷ソーシャルブックマーク 携帯電話やPHSを持つ中学2年生の6人に1人は、1日に50通を超えるメールのやり取りをしている――。日本PTA全国協議会の調査で、そんな実態が明らかになった。深夜でもメールをやり取りすると答えた中2は過半数に達した。 協議会が昨年11月、携帯やPHSの使用状況などについて全国の中学2年生と小学5年生、その保護者にアンケートし、合計7172人から回答を得た。 1日のメールの送受信数は、「51通以上」が中2で16%、小5で3%。最も割合が高かったのは、中2が「11〜20通」の17%、小5が「1〜5通」の32%だった。 「深夜でもやり取りをしてしまう」ことが「ある」のは、中2で51%、小5で11%だった。また、メールを普段やり取りする相手を尋ねると、中2の8%、小5の2%が「掲示板・
社会的地位があるとされる人物のストーカー行為での摘発は意外に多い。今年3月にも埼玉県川口市立川口高校の元校長が、電子メールや手紙で元教え子を脅迫した容疑で逮捕された。メールで相手に迫る手口が際立つが、専門家は「メールは他人の目を気にせず送信でき、社会的な地位がある人物もわれを忘れて常識を逸脱した行為をとるのでは」と指摘している。 川口高校の元校長は、別れを求める教え子に対して、「君の裸の写真を彼に送る」などと数十通の脅迫メールを送信していた。昨年7月には民主党公認候補として国会議員選挙に立候補経験がある元議員秘書がストーカー規制法違反容疑で逮捕されたが、元秘書も女性にメールでわいせつな画像を送信するなどした。 事件の背景にあるのはメールの普及。専修大の森武夫名誉教授(犯罪心理学)は「メールは相手と対面しないので、強気なことができる。手紙と違い、ボタン一つで送信できるため、自分の行為や地位を
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
「学校裏サイトで娘が実名で攻撃され、父としてメールを送ってみた」と「娘を攻撃する学校裏サイトに親としてメッセージを書いた結末」の続きである。 投稿が遅くなりました。木、金はお客様と飲み会でお泊りとなり、土曜日の午前は管理組合(理事長やってます)、午後は我が家の女子高生のショッピングに連れ回され、日曜日は息子とリレーマラソン、、。言い訳はこれぐらいにして続けよう。 ------------------------------------------------------------------ この問題が他の裏サイトに転移していないかが不安になり、他の学校裏サイトへの転移をチェックすることにした。 映画やドラマであれば、「ハリウッド的「すべらない映画」8つのポイント」で書いたように、さらなるどんでん返しがあるところだが、 現実の世界は淡々と進む。 <他の学校裏サイトでの書き込みを探す> G
携帯電話のサイトにわいせつ画像を放置していたとして、兵庫県警生活安全企画課などが2007年1月下旬にサイト運営者を児童買春・ポルノ禁止法違反ほう助の疑いで逮捕していた。さらに、自身のわいせつ画像を投稿していた14歳~23歳の男女6名も書類送検した。なぜ若者は自分のわいせつ画像をさらしたのか。 逮捕されたのは、携帯サイト「セクシー☆写メール」(現在では閉鎖)の運営者である愛知県の広瀬裕子容疑者。県警によると、広瀬容疑者は06年2月にこのサイトを開設。06年6月~7月にかけてサイトにわいせつ画像が掲載されていたにもかかわらず、放置していた。一方、14歳~23歳の男女6人も、携帯電話で自分の裸を撮影したわいせつ画像を投稿したとして書類送検された。 「ランク付けがあり、コメントがもらえるのが面白かった」 県警の調べでは、広瀬容疑者はこのサイトの開設以前に、音楽配信サイトを開設しており、「アクセス件
2008/05/19 システムに侵入して悪意のある行為を行う“ハッカー”として一般社会に広く知られ、現在はセキュリティ・コンサルタントを務めるケビン・ミトニック氏が5月15日来日し、情報セキュリティEXPOの会場でプレゼンテーションを行った。 同氏は1995年、米国のソフトウェア企業や電話会社に不正侵入したとして逮捕され、有罪判決を受けている。ツトム・シモムラ氏による追跡の顛末は、「テイクダウン」という本にまとめられ、映画化もされた。 ミトニック氏は今回、メール暗号化サービスを提供するZenlokの顧問という立場で初来日した。同氏は、電子メールという仕組みが生まれて37年がたつにもかかわらず、いまだにそのほとんどが暗号化されていない状態に警鐘を鳴らした。 「かつて、私がツトム・シモムラ氏のワークステーションをハックして侵入してみたところ、驚くべきことに、多くのメールが暗号化されていないまま
政府の教育再生懇「小中学生に携帯持たせるな」報告盛り込みへ 規制や禁止をいう大人より,物わかりの良い大人より,きちんと子どもと話せる大人がいいと思う。 子どもに携帯電話を持たせるときに,それを持つことで,どういうメリットやデメリットがあるのか,どこまでは自由にできるのか。どこから大人が関与するのか。そういうことをまず子どもと話をしてみたらいい。 そういうプロセスを経なかったり,軽視しておいて,問題が起こると禁止や規制をしようということが前面に出てくる。禁止や規制の前に,子どもときちんと話をするプロセスをもっと大事にしたり,重視すべき。 こういうことを書いていると,安易に携帯電話を持たせることに賛成なんだと誤解されそうだけど,それは違う。必要がないのに持たせる必要はない。持たせるかどうか,持つかどうかはそれぞれに話をして納得できる形で決めていけばいいと思う。 こういうことに一律の規制や禁止を
最近、学生とのやり取りでメールを使うことが多いのだが、学生から来るメールはこういうのが多い。 From: hogehoge@docomo.ne.jp To: s-moroNO@SPAMhanazono.ac.jp Subject: (no title) 明日休みます。 お前誰やねん。この時点で無視しても全く問題ないと思ったりもするが、情報教育を担っているという職業意識から、こんな返信をする。 From: s-moroNO@SPAMhanazono.ac.jp To: hogehoge@docomo.ne.jp Subject: あなた誰? 花園大学の師茂樹です。 失礼ですが、あなたはどなたですか? 「明日は休みます」という文面からして、花園大学の学生さんみたいですが。 それに対する学生からの返信。 From: hogehoge@docomo.ne.jp To: s-moroNO@SPAMh
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