「スマホ農場」という聞き慣れない言葉を聞いた。SNS上で実態のない閲覧数をつくる拠点という。 ユーチューブで仕組みを解説するグループに連絡すると、取材を受けると返事が来た。 2月、朝日新聞東京本社に現れたのは若い男性。 「18歳で都内の高校3年生。春から理系の難関私立大に進みます」と自己紹介された。 「SNSのアカウントを教えてください」。そう聞かれた記者は、自分のX(旧ツイッター)のURLを伝えた。1分もたたずに、投稿の表示回数が8千件近く跳ね上がった。 「SNSの数値なら何でも増やせますよ」 男性によると、茨城県つくば市周辺の建物3軒に、1千台を超えるスマートフォンや基板を集め、パソコンにつないでユーチューブ再生やXの「いいね」のクリックを繰り返しているという。 その再生数や表示回数を、人気や信頼、影響力を得たいユーチューバーや一般企業などに売る。料金はユーチューブ再生1千回で175~

