青森県内にある縄文遺跡から出土した「遮光器土偶」をモチーフにして作られ、大人気ですぐに完売した手編みのニットの帽子が、再び販売されることになり、三村知事に、その出来栄えが披露されました。 このニット帽は、世界遺産への登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」の1つ、小牧野遺跡を管理する団体が販売するもので、17日、団体の職員2人が、県庁で三村知事に手渡しました。 このニット帽は縄文遺跡のPRのために、遺跡の近くに住む、編み物が得意な女性に依頼して、有名な遮光器土偶に似せて作ってもらったということで、ことし1月にインターネット上で販売すると、およそ60個が瞬く間に完売したということです。 三村知事はニット帽が大変、気に入った様子で、「縄文遺跡群は、自然と共生してきた人類の歴史を伝えることができるので、世界にどんどん発信していきたい」と意気込んでいました。 小牧野遺跡保存活用協議会の竹中富之代
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