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ブックマーク / www.kanzaki.com (21)

  • ちょっとしたメモ - RDF Validator多国語対応が改善

    W3CのRDF Validatorによる多国語の図形描画が、ようやくうまく行くようになった模様。Olivier Thereauxのメールによれば、We have managed to make the graphing tool use a font covering a very hight number of scripts. ということで、実際、要素内容だけでなく要素型名に日語を用いたRDFもうまく図形表示できている。2年以上かかってしまったわけだが、これでまともにValidatorが使えるようになった。 依然として、パースと検証はできるものの描画エラーになるケースもある。いくつかチェックしていて、リテラルに二重引用符(")が含まれるとうまく行かないことが判明した。 マッチする二重引用符の中身はグラフには描画されない マッチしない二重引用符があると描画エラーになる 二重引用符内に記

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    nozom 2006/11/26
  • ちょっとしたメモ - スクリプトのMIMEタイプがRFCとなって公式登録へ

    2001年の秋からInternet Draftとして検討されてきたScripting Media Typesが、ようやくInformational RFCになるとアナウンスされた。これで「まだ公式には登録されていないが」と断りつつ使ってきたtext/javascriptなどが、「正規の」メディアタイプとして記述できることになる。 この文書は、text/javascript, text/ecmascript, application/javascript, application/ecmascriptの4つをスクリプトのメディアタイプとしてIANAに登録する。ただしプログラム言語のタイプがtext型なのはいろいろ問題が多いとして、最初の2つはobsolete扱いとされた。もっとも、application型のスクリプトMIMEタイプをサポートしているUAは少ないので、現実的にはtext/jav

  • Web 2.0からセマンティック・ウェブへ

    “Web 2.0”の主張 Tim O'Reillyによれば プラットフォームとしてのウェブ(The Web As Platform) 集合知の利用(Harnessing Collective Intelligence) データが重要(Data is the Next Intel Inside) 商品としてのソフトからサービスとしてのソフトへ(End of the Software Release Cycle) ハッキングと連動が容易な軽量プログラミング(Lightweight Programming Models) PCに限定されない利用(Software Above the Level of a Single Device) Ajaxに代表されるリッチなUI(Rich User Experiences) (What Is Web 2.0 Design Patterns and Busin

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    nozom 2006/11/21
  • ちょっとしたメモ - CSS 2.1の最終草案再び

    CSS 2.1仕様のラストコールが11月6日付でまたまた(何回目?)登場。質的なところでは変化はないものの、4月の草案と比べると多少の手直しが見られる。いい加減に勧告候補に進んで欲しいものだ。 大きな見直しの一つは、min/max-width/heightと画像のような内在アスペクト比を持つ置換要素との関係(セクション10.4)。こうした要素のwidthもしくはheightだけを明示的に指定して、もう一方をmin/max指定したとき、内在比と矛盾が出たらどうしよういう部分だ。たとえば縦横比1:1である画像に対して、 {width:200px; min-height:300px} というスタイルを宣言すると、画像は正方形ではなく縦長になってしまう(というのが従来の仕様)。これに対して、min/maxの場合は内在比を尊重すべきではないかという意見が出て、WGでまとまらないのでコメントを求むと

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    nozom 2006/11/11
  • ちょっとしたメモ - IE7、Firefox2でもRSS1.0にXSLTを適用させる

    IE7やFirefox2は、「フィード」をMIMEタイプで判別できないときは、コンテンツの先頭部分のテキストマッチで判断して「フィードプレビュー」を起動しているらしい。判定用の文字列パターンをRSSファイルで直接用いないようにしたら、確かにどちらのブラウザもプレビューではなくてXSLTを適用するようになった。ただし、一般のフィードリーダーの中にも同じような文字列マッチを使っているものがある模様で、方法によってはこれらのフィードリーダーでも修正版RSSを読めなくなってしまうので注意が必要だ。 Microsoft Team RSS BlogのWindows RSS Publisher's Guideによれば、MIMEタイプがapplication/xmlもしくはtext/xmlであるときは、IE7はコンテンツ冒頭の512バイトを読んで、その中に次の3つの文字列があればRSS1.0と判定するのだ

  • ちょっとしたメモ - IE7もFirefox2もRSSを特別扱い

    IE7がRSSフィードのXSLTを無視することは以前も書いたが、Firefox 2.0までやってくれるとは。RSSの普及に対応し、特別なスタイル指定がなくてもフィードを読めるようにするという趣旨は分からんでもないが、HTMLのブラウザが作者スタイルシートがあればそちらを優先するように、文書のスタイル指定は尊重するほうが望ましいのではないか。 IE7の場合は、インターネットオプションのContentsタブでFeedsの設定を開き、「Turn on feed reading veiw」のチェックを外せば普通にXSLTを適用して表示できる。それに対してFirefox 2.0のほうは、フィードリーダに何を使うかが選択できるだけで、XSLTを有効にするオプションは見あたらない。しかも、デフォルトのフィードリーダでは、RSSの名前空間の要素のみが表示されて、dc:dateなども無視されるというお粗末さ

  • ちょっとしたメモ - application/jsonがRFC4627に

    3月末にアナウンスされていたJSON仕様のRFCが、RFC 4627 The application/json Media Type for JavaScript Object Notation (JSON)として公開された。メディアタイプは表題の通りapplication/jsonで、標準ファイル拡張子は.jsonとなっている(拡張子の話は前回書き忘れた)。一部のミス修正以外は最終I-Dとほぼ同じ内容でRFCとなった。 XMLHttpRequestでの処理にはメディアタイプはあまり関係ないが、ブラウザで直接ファイルを開こうとするとapplication/jsonの場合はダウンロードが始まってしまう(Opera9では「XMLの解析に失敗しました」となる…??)。実用には支障ないものの、手軽にデータを確認できないのは残念なところ。.jsonにapplication/jsonをマッピングするか

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    nozom 2006/07/29
    あとでRFCも読まねば
  • ちょっとしたメモ - RDFとは何か

    What Is RDFという、xml.comに8年前から掲載されている記事がある。Tim Brayによるオリジナル版のあとで2001年にDan Brickleyによる改訂版が出て、またまた今回Joshua Taubererによる再改訂版が登場した。RDFの現在の位置づけやセマンティック・ウェブとの関連を踏まえて新たに書き下ろしたものだが、新改訂版を以前からあるURLで公開し、旧版を別のURLに移動しているのが面白い。 旧版ではRDFを「メタデータを記述してウェブでの検索を高度にするもの」という形で捉えていたが、最新版ではどういう紹介になっているのか、かいつまんで見ていくことにしよう。まず導入部分。 セマンティック・ウェブ(以下SW)では、コンピュータが私達のためにブラウジング(それに探索や照会など…)を行ってくれる。SWは、コンピュータがウェブ上に分散している知識を探し出し、それをかみ合わ

    nozom
    nozom 2006/07/28
  • ちょっとしたメモ - バーナーズ=リー vs. Google

    バーナーズ=リーが18日のアメリカ人工知能学会の基調講演を行ったときに、Googleの検索担当ディレクタのPeter Norvigが疑問を投げかけたという話がZDNetで取り上げられている(Google exec challenges Berners-Lee)。内容は特に目新しくはないのだが、Googleという立場でセマンティック・ウェブの課題に対する考えが述べられているのは、興味深いところ。 基調講演でバーナーズ=リーは、永続的なURIとRDFで情報を識別することの重要性を強調し、これらの仕様を一貫して用いることで、ウェブが来目指していた協調的な性質をセマンティック・ウェブが獲得できるのだという持論を展開する。その講演後のQAセッションで、最初にマイクを握ったのがNorvigだったというわけだ。 Norvigは、セマンティック・ウェブに反対するわけではないが、Googleの視点からする

  • ちょっとしたメモ - セマンティック・ウェブ再訪

    Scientific American誌の2001年5月号に The Semantic Web が登場してからちょうど5年目のタイミングで、IEEE Intelligent Systems誌に The Semantic Web Revisited が掲載され、話題になっている。こちらもバーナーズ=リーが執筆陣に加わっており、現時点でのセマンティック・ウェブの総括といえる内容だ。 記事抄録を訳して紹介しておこう。 サイエンティフィック・アメリカンに最初のセマンティック・ウェブの記事が登場したのは2001年のこと。そこでは、主として人間が読むための文書で構成されれているウェブから、コンピュータが処理できるデータや情報を含むウェブへの発展が語られていた。セマンティック・ウェブとは、作動可能な(actionable)情報、すなわちシンボルを解釈するための意味理論を通じてデータから取り出された情報の

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    nozom 2006/07/20
  • ちょっとしたメモ - JSONがRFCに

    JSONの文法などについて、今年の2月1月からインターネットドラフト(I-D)が出されているが、はやくもInformational RFCとすることが決まった(I-Dは現在04版draft-crockford-jsonorg-json-04.txt)。MIMEタイプはapplication/jsonとされている。 このI-D/RFCは、JSONの構文とMIMEタイプをオフィシャルな形で定義しようというもので、内容は基的には既に知られている文法と違いはない。大まかに言えば、次のようなことが書かれている。 JSONは4つの基型(string, number, boolean, null)と、2つの構造型(object, array)で表現される。 objectは、名前:値 の組の順不同のコレクションで、これらの組を , で区切り、{ と } で囲む。名前はstringで、値は上記6つの型の

  • 色の組み合わせチェック - 読みやすい前景色と背景色

    誰にも読みやすいコンテンツとするためには、文字色と背景色のコントラストをしっかり確保しなければなりません。これを客観的にチェックするため、色の明るさの差などを計算する仕組みを用意してみました。 色の組み合わせ検証 テストの手法 コントラストの計算 色覚偏位のシミュレーション 当サイトが独自に加えたコントラストの段階評価 コントラストと読みやすさの相関関係 色の組み合わせ検証 検証してみたい文字色と背景色の組み合わせを入力してみてください。色の指定には3桁もしくは6桁の16進数カラーコード、あるいは色名(CSS2の色名+SVGの色名、計147色)およびrgb()の表現が使えます(初期値は、読みにくい例が入っています)。また、入力欄左ボックスから216色のパレットを呼び出して入力することもできます。文字色2、3は、複数の文字色の組み合わせを表示するためのオプションで、コントラストなどの計算は行

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    nozom 2006/03/17
  • ちょっとしたメモ - セマンティック・ウェブ、あるいはルーズさを生かした構造

    Tim Falconerが1月2日に書いた getting the semweb exactly wrong というウェブログの記事と、それを紹介するsemantic-web-mlへの投稿をきっかけに、新年早々メールボックスが騒々しくなっている。似たような話を毎度繰り返すのも疲れるのだが、今回はバーナーズ=リー親分もスレッドに参加してきているので、簡単に紹介しておこう。 Falconerの記事は、おおざっぱにいうとこんな内容だ。 セマンティック・ウェブについては、手の込んだ三段論法だとか、メタデータを標準化/正規化(normalize)、中央集権化してアプリケーション処理しやすくする一方でウェブの自由度を失うもの、といった批判があるが、来は逆で、セマンティック・ウェブのアプローチは極めて「ルーズな」もの。RDFやOWLのいいところは、全然互換性のないデータをうまくつなぎ合わせて、構造を与

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    nozom 2006/01/08
  • ウェブ ブラウザ小史 2001

    WWWの誕生から「ブラウザ戦争」に至る流れ(1989年〜2001年)の中で登場した様々なブラウザの足跡を辿ってみます。『Web Designing』誌2001年12月号に寄稿した記事をほぼそのまま再掲載するものです(年表はかなり追加調査しています)。 WorldWideWebの誕生 CERNの外で 多様なブラウザの登場 Mosaicから商用ブラウザへ ブラウザ戦争、そして標準化への道 ブラウザ関連年表 WorldWideWebの誕生 1989年3月、ティム・バーナーズ=リーは Information Management: A Proposalと題するペーパーをCERNの関係者に配布した。ウェブの歴史の第一歩が、静かに踏み出されたのだ。 この提案を目に見える形にするためのハイパーテキスト処理プログラム、すなわち最初のウェブ・ブラウザは、翌1990年のクリスマスまでには完成する。 バーナーズ

  • ちょっとしたメモ - RDF/XML構文のお勉強 - parseTypeとプロパティ属性

    まだ簡略化とかいう話があるようなので、Account Auto-Discoveryを材料にもう少し構文のお勉強をしておこう。昨日の例のRDF/XMLは、rdf:parseType="Resource"を用いて多少簡略化できる。しかしこの属性と他のプロパティ属性を同じ要素に書くことはできないので、注意が必要。 Turtle/N3版を記述する時にdc:creatorをfoaf:makerとし(名前空間宣言を節約)、さらに不要なクラスを略してコンパクト化を図った。同じことをXML構文で書いてみると、次のようになる。 (例) <rdf:RDF xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#" xmlns:foaf="http://xmlns.com/foaf/0.1/"> <rdf:Description rdf:about="http

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    nozom 2005/07/30
  • ちょっとしたメモ - 人間のURIとウェブのアーキテクチャ

    昨夜のメモで「人物のURIを記述するなら、ホームページなどのネットワーク上に実際に存在するリソースのURIではなく、何か別のURIを用いる必要がある」と書いたのは、RDFだからどうだということではなく、ウェブのアーキテクチャの基的な問題だ。RDFやセマンティック・ウェブを意識しなければ別にいいでしょ、というものではないので、ここはよく理解しておきたい。 (1) Dublin Coreのcreatorは作者 (An entity primarily responsible for making the content of the resource)を示すものである;(2) link要素は、ウェブ文書がhref属性値URIが示すリソースに対して、rel属性値が示すタイプ(関係)のリンクを持つことを表す;この2つの帰結として、link rel="dc.creator"と書いたら、hrefの値

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    nozom 2005/07/25
  • ちょっとしたメモ - 作者を表すURIとホームページのURI

    久しぶりにウェブ上の話題を眺めていたら、目に付いたのがページ作者を特定するのにdc.creatorの値としてURIを使うという話。人にURIを与えるのは構わないけれども、その人の「ホームページ」URIとその人自身のURIを混同しそうな気配が垣間見られるのが、若干気になる。 少し考えれば分かることだけれど、人間を名前づけるURIと、その人間が作ったホームページのURIは当然異なる。だから、普通こんな記述はしない。 (誤解を生む例) <rdf:Description rdf:about="http://www.kanzaki.com/memo/2005/07/23-1"> <dc:creator> <foaf:Person rdf:about="http://www.kanzaki.com/"> <foaf:nick>masaka</foaf:nick> </foaf:Person> </dc

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    nozom 2005/07/24
  • RAPによるRDF/XMLのチェックと視覚化

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    nozom 2005/07/06
  • ちょっとしたメモ - Musical Baton記述のスキーマ

    ミュージカル・バトンをRDFで記述しようとMusical baton vocabularyスキーマを考えていたら、案外、練習問題として面白そうなので、概要をメモしておこう。ポイントは、バトンを表すリソースをどう扱うかと、バトンのやり取りをどうやって表現するかというところかな。基的には遊びなので、気軽にやればいいんですが。 この手のスキーマを考える時、もっとも手っ取り早いのは、それぞれの「質問」項目を人物のプロパティにしてしまう方法だ。 (例) <foaf:Person> <mb:total_volume_of_music_files_on_my_computer> 242MB </mb:total_volume_of_music_files_on_my_computer> <mb:song_playing_right_now> 川田知子のバイオリンリサイタルのMD </mb:song_p

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    nozom 2005/06/23
  • ちょっとしたメモ - Musical BatonスキーマにRDFのFAQを見る

    Musical baton vocabularyスキーマには、RDFでモデルを考えるに際して迷ったり勘違いしたりしやすいポイントがいくつか含まれている。概要紹介でも簡単に触れたが、参考までにFAQ的にとりあげてみることにしよう。 MusicalBaton要素にはrdf:aboutでRDF/XMLのURIを与えるべきではないのですか すぐに出てきそうなのが、RDF/XMLでバトンを記述するのなら、それがmb:MusicalBaton型リソースのURIになるのではないかという発想。これは、URIとリソース(およびそのリプレゼンテーション)の関係についての、何度も取り上げられている問題ですね。 よく使われる例としては、《W3Cという組織を表すリソースに、http://www.w3.orgというURIを与えたらどうだ》というものがあります。もちろんこれでは、組織としてのW3Cと、そのホームページが

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    nozom 2005/06/22