「デジタルアートフェスティバル2007」の一環で、富士ソフトプラザビルで上記タイトルの様な対談が行われた。 パネリストは、東浩紀(批評家)・井上伸一郎(角川書店取締役)・クワクボリョウタ(メディアアーティスト)・森川嘉一郎(建築学者)、司会に森山朋絵(東京都現代美術館学芸員)というなかなかすごい顔合わせ。 対談の内容自体は、12月27日 17:00からNHK-BS2で放映されるので、詳細はそこで確認してください。 個人的には単に東浩紀を見たかったという理由で行ったので、ここでは彼の話を軸に全体の流れを紹介していく。ちなみに一応各パネリストの発言を「」で括ってはあるものの、要旨なので正確な発言ではないのでご了承願いたい。 オタク文化の価値 まず一番最初に森川嘉一郎がすごい構想をぶち上げる。 「オタク文化は日本の文化なのに、それが海外経由でしか文化として価値を認められないのは残念なこと。日本で