多くのグループのメンバーには自分のキャラクターを象徴する「色」がある。そのルーツが戦隊物。ヒーローたちに見る「色分けの法則」とは?グループを構成するメンバーを個々に見たとき、重要なのが「キャラクター分け」だ。同じタイプのキャラクターがカブっていては、目立つどころか、共倒れになる可能性が高い。優秀なグループほど、キャラ分け・役割分担にムダがなく、結果としてグループにしか出せない「大きな力」が生ま
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今を疎かにしてはいけない 僕の最新作『牡蠣工場』は、岡山の牡蠣養殖工場を定点観察したドキュメンタリーです。定点観察と言いつつ撮影する自分たちの存在も映り込んでいるんですが、観察者の存在によって「場」は必ず変化する。ですから、「観察映画」は必然的に、自分も含めた世界を観察するものになるんです。 僕は「被写体や題材に関するリサーチを行わない」「台本は書かない」「ナレーションを使わない」といった「観察映画の十戒」を自分に課してきました。一本のドキュメンタリーを完成させるまでには幾度も迷路に入るもの。「十戒」は、迷ったときに立ち戻る、原点です。 今回挙げたのは、十戒同様、自分の機軸となる本です。順位には、とくに意味はありません。 『怒らないこと』の著者スマナサーラさんはスリランカの高僧。この本はブッダの本来の教えを説明した1冊です。 じつは、僕は非常に怒りっぽい。とにかく怒りは百害あって一利なしで
この胸のざわつきはなんなのだろう。『選挙』『精神』『Peace』『演劇1・2』『選挙2』と想田和弘監督のドキュメンタリー映画をみてきたが、いつも見終わると何かしら心がざわめく。そのざわめきは決して気持ちのいいものではない。これまでできれば見ないことにしてきたものを唐突に“はい”と手渡されたような、平均台に立ち続けさせられているような、といった具合で居心地が悪く、気分が落ち着かない。そして、それは不味いものを食べたときのように、口の中にいやなえぐみが広がり、なかなか消えてくれない。今回の『牡蠣工場(かきこうば)』もそうだ。 想田監督は自らの一連の作品を“観察映画”と名づけている。これはドキュメンタリー映画の巨匠、フレデリック・ワイズマン監督のスタイルを模範に、作品を構成するのはその現場でただひたすらカメラで撮った映像のみ。ナレーションや音楽は一切入れない。プレスには彼はこう書いている。「観察
『選挙』『精神』などの「観察映画シリーズ」で知られる映画作家、 想田和弘さんによるコラム連載です。 ニューヨーク在住の想田さんが日々「観察」する、 社会のこと、日本のこと、そして映画や芸術のこと…。 月1回の連載でお届けします。 第40回 オバマ大統領の広島訪問を手放しで喜べない理由 米国のバラク・オバマ大統領が被爆地・広島を訪問した。現職の米国大統領としては初めてである。直後に行われた日経新聞の世論調査によれば、訪問を「評価する」人は92%にのぼり、「評価しない」4%を圧倒した。 たしかに今回の訪問は歴史的な意味を持つものであり、23年前から米国で暮らす僕にとっても感慨深いものだった。「ニューヨーク・タイムズ」電子版で、被爆者の森重昭さんとオバマ氏が抱擁する写真を目にしたときには、思わず涙ぐんだことも告白せねばなるまい。 しかし、である。 今回のオバマ氏の訪問には、一定の意義を認めると同
想田和弘さんに聞いた(その2) 「芸術」を通じて、 世界を違う角度から見つめる 「観察映画」の最新作『演劇1』『演劇2』が全国で公開中の想田和弘監督は、ツイッターなどを通じて、原発問題や政治など、日本の社会状況についても積極的な発言を続けています。日本を覆っているといわれる「閉塞感」の後ろにあるものとは? そしてその中で「芸術」が果たせる役割とは? そうだ・かずひろ 1970年栃木県生まれ。東京大学文学部卒。スクール・オブ・ビジュアルアーツ卒。93年からニューヨーク在住。台本やナレーション、BGM等を排した、自ら「観察映画」と呼ぶドキュメンタリーの方法を提唱・実践。その第1弾『選挙』(07年)は世界200カ国近くでTV放映され、米国でピーボディ賞を受賞。ベルリン国際映画祭へ正式招待されたほか、ベオグラード国際ドキュメンタリー映画祭でグランプリを受賞した。第2弾『精神』(08年)、番外編の『
ナレーションも効果音も一切用いない、「観察映画」と呼ぶ独自の手法によって、『選挙』『精神』などのドキュメンタリー作品を制作してきた想田和弘監督。その「観察映画」第3&4弾となる『演劇1』『演劇2』がまもなく公開されます。作品について、そして米国在住の監督から見た「日本」について、さまざまなお話を伺いました。 そうだ・かずひろ 1970年栃木県生まれ。東京大学文学部卒。スクール・オブ・ビジュアルアーツ卒。93年からニューヨーク在住。台本やナレーション、BGM等を排した、自ら「観察映画」と呼ぶドキュメンタリーの方法を提唱・実践。その第1弾『選挙』(07年)は世界200カ国近くでTV放映され、米国でピーボディ賞を受賞。ベルリン国際映画祭へ正式招待されたほか、ベオグラード国際ドキュメンタリー映画祭でグランプリを受賞した。第2弾『精神』(08年)、番外編の『Peace』(2010年)も世界各地の映画
いきなり結論から書くと、ものすごい面白い映画なのだが、この映画は、何を期待して劇場に足を運ぶかが大変重要になると思う。というのも本作は「メディアが見せない衝撃の真実」を白日のもとに晒す、という作品と思ってはいけない。マスメディアは彼を嘘つきの悪人だと断じた、しかし本当はそうではないんだ!ということを主張する作品ではない。かといって佐村河内守氏について、悪者なのかメディアスクラムの犠牲者なのか、その両論のバランスをとるようなスタンスでも全くない。そんな冷静さを装って作られた作品では全くないと思う。そういう「バランスを取る風」の記事ってパッと見、真実語ってそうに見えるけども。 森達也監督は「ドキュメンタリーは嘘をつく」という本を以前に著している。ドキュメンタリーは客観的で、真実をありのままに見せてくれるものだ、という一般的なイメージに対してそんなことはないのだ、どんな作品でも作り手の主観から逃
イギリス「EU離脱」をめぐる大混乱の実情~「タブー」に触れ、怒鳴り合う政治家たち 戦争、ヒトラー、DIY不景気… 文/小林恭子(在英ジャーナリスト) 欧州連合(EU)の将来を揺るがしかねない一つの審判が、今月末、英国で下される。EU残留か離脱かを決める国民投票だ。 世論調査では両派の支持率はほぼ拮抗し、論争がデッドヒート化している。離脱すれば「戦争が起きる」と残留派キャメロン首相が警告する一方で、離脱派からはEUをヒトラーと同一視するかのような発言が飛び出る。 決め手は経済か、それとも移民問題か。情報の洪水に国民は「誰を信じたらいいのか分からない」状態だ。6月23日の投票日まで3週間を切った英国の様子を伝えたい。 英国にとってEUは「遠い存在」 そもそも、なぜEU加盟についての国民投票を行うのだろうか? 現在のEUは28カ国が加盟する、欧州内の政治・経済上のパートナーシップだ。第2次世界大
zen habits:私たちは誰でも例外なく、いろいろな嫌なことを巧みに避けています。心は「考えること」よりも「回避すること」に使われています。そして驚いたことに、考えないようにしているものが自分にあることさえ、普段は気づいていません。具体的な例として次のようなことがあります。 たった今、あなたはこの記事を読むことで、もしかしたら考えたくもない困難なことを避けようとしているのかもしれません。 私たちは常にメッセージ、ニュース、報道番組、さまざまな通知などをチェックしていますが、それはやりたくないことから逃避したいからかもしれません。 生活の中で困難に直面すると、「○○だから大丈夫」(○○は適宜埋めてください)と自分に言い聞かせようとします。あるいは、何か別のことをして忙しくしたり、お酒などの一時的に感覚を鈍くするものを使ったりして、困難に向き合わないようにしています。 問題が発生すると、別
by Donnie Ray Jones 人間は人生の3分の1もの時間を睡眠に費やしていますが、早起きが辛い原因は一体何なのかという科学的な理由を、ニュースメディアのVoxが解説しています。 Late sleeper? Blame your genes. - YouTube 朝の目覚めが辛い人にとっては、毎朝5時きっかりに起きる人が奇妙に思えるかもしれませんが、実際のところは早起きできる人の方が生産的な生活を送っています。 しかし、朝早く起きられない人は、単純に「寝坊の癖がついている」というわけではありません。 睡眠に関する研究により、人間の睡眠時間はDNAに刻まれていることが判明しています。 人間はそれぞれ固有の体内時計を持っていますが、他の人と体内時計の時間がぴったり合っているわけではありません。 なぜならば、遺伝子の「クロノタイプ」はひとりひとり異なり、これによって朝型・夜型などの睡眠
映画「ソーシャル・ネットワーク」は、コミュニケーションの下手な主人公がSNSを作り、それで得た経済的な成功と引き換えに友達を失う……。という現代の寓話的な内容だったが、ITベンチャーに関わる仕組みや人々の描写はやけにリアルだった。 ジャスティン・ティンバーレイクが演じるNapster創業者のショーン・パーカーを見ながら、私はずっと思っていたことがある。もし日本のITベンチャーシーンを映画化するとしたら、必ずどこかに登場しなければならない人がいるなと。 それは、古くは天才プログラマー「nt」として、最近では「OTOTOY」(オトトイ)という音楽配信サイトの運営で知られる竹中直純(たけなか なおずみ)さんだ。 彼はOTOTOYの前身となる音楽ソーシャル・ネットワーク「recommuni」を2004年10月に立ち上げ、その直後にタワーレコードからCTOとして招かれ、適法化されたナップスターの国内
blog.tinect.jp リンク先のBooks&Appsに飛び込むことになりました。 はてな村の精神科医・p_shirokumaです。 「これ以上、記事のお届け先が増えたら死ぬかもしれない」と思っていたんですが、このBooks&Appsのボスの方、なんと私に「ライターっぽい文章じゃなくていいんです。ブログを!ブロガーらしい記事を!書いていただきたいのです」と仰ってくださいまして。それなら好き勝手に書いちゃうぞ、ということでお引き受けいたしました。この『シロクマの屑籠』以上に執着丸出しの文章をジャカジャカ投稿するかもしれません。ノーガードでゴー! で、リンク先の話です。 現代の都市空間や郊外って、つくづく、大人*1のための空間だな、と改めて思いまして。 バリアフリーとか、そういう配慮の面では障碍者も都市空間や郊外に存在して構わなくなっていると思います。盲導犬を連れて入れるお店が増えたとか
世の中、見ないほうがいいことが、たくさんある。(Books&Apps) リンク先の記事は本当にそのとおりで、世の中には、見ないほうが良いもの・知ってしまうとモチベーションを削がれるものがたくさんあると思う。 最近はインターネットが普及し、知の高速道路化が進み、将棋であれ小説であれイラストであれ、あるていどまでの上達ノウハウにはアクセスしやすくなった。そのかわり、セミプロ級の腕前の人がゴロゴロしている現実も見えてしまう。多くの人が指摘しているように、それがメリットになっている人もいる反面、それがデメリットになっている人もいるのだろう。難しい。 子どもには「見えているもの」が選べない ここまでは成人~思春期の人に該当する話で、ここからは子どもの「見えているもの」について考えていく。 子どもの世界には、上記リンク先の話はあまり当てはまらない。子どもは目にうつったものを、とにかく、見てしまう。そこ
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