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ブックマーク / gendai.media (1,074)

  • 女性看護師の「胸とホクロ」から目が離せない…僕が経験した「注意障害」の話(鈴木 大介) @gendai_biz

    発達障害の特性を持つ当事者が「世界をどのように感じているのか」を、定型発達者が体験する機会はない。視覚障害や聴覚障害、身体の不自由などであれば「疑似障害体験プログラム」があって当事者感覚に近いものを学べる機会もあるが……。 短期連載は、発達障害に障害特性が非常に近い「高次脳機能障害」の当事者である僕が体験した(疑似ではなくガチではあるが)彼らの生きる世界について、その「異世界体験」を記すもの。 元稿は先日刊行した『発達系女子とモラハラ男・傷つけあうふたりの処方箋』の第2章として執筆したものだが、書籍では読者に伝わりやすいようにコミックでの表現を試みた(https://souffle.life/author/hattatsu-kei-joshi-to-morahara-otoko/)。 少々難解な内容にはなるが、今回はその元稿を公開する機会をいただけたので、発達障害当事者に接する機会のある

    女性看護師の「胸とホクロ」から目が離せない…僕が経験した「注意障害」の話(鈴木 大介) @gendai_biz
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    nstrkd 2021/04/15
  • すべて妻の責任…被害者ヅラする男たちの「信じられない言い訳」(信田 さよ子)

    「正義」という皮をかぶった被害者意識 彼らの受動性、被害者意識は、に対する言動にも表れる。「お前のせいだ」などと素直に言う男性は少なく、多くは「正義」という皮をかぶり正当化する。 前景化するのは、「男らしさという正しさ」だ。一家を支えているのは自分でありはそんな自分の大変さを理解し察してくれるべきだ、自分は合理的論理的な正しさに基づいているのには感情論で非論理的だ、そんなを糺さなければならない……なぜなら常に正しいのは自分なのだから。 の側からすれば、批判され、否定され、バカにされるという日常が続くので、こんなダメな自分はどうすればいいのかと思う。 そんな彼女たちにとって、自分を必要として許容しケアしてくれる存在は子どもだけなのだ。こうして最終的に、子どもが母をケアし心を砕くという親子の役割逆転が起きる。 日映画の定番である男らしさは、このような支配的言動の背後にある受動性・被

    すべて妻の責任…被害者ヅラする男たちの「信じられない言い訳」(信田 さよ子)
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    nstrkd 2021/04/05
  • 「映画を早送りで観る人たち」の出現が示す、恐ろしい未来(稲田 豊史) @gendai_biz

    Netflixに実装された1.5倍速 気がつくと、Netflixをパソコンで観る際に1.5倍速で観られるようになっていた。セリフは早口になるが、ちゃんと聞き取れる。字幕も出る。筆者のブラウザはSafariだが、少なくとも1年前、日Netflixにこの機能はなかった。 調べると、Netflixは2019年10月より、モバイルとタブレット端末を対象として試験的に再生速度調整機能を導入していた。その後順次導入が進み、現在では、パソコン及びAndroid、iOSデバイスでの再生時に、再生速度を0.5倍、0.75倍、1倍(標準)、1.25倍、1.5倍に変更できる。 再生画面には他に、「10秒送り」「10秒戻し」ボタンがある。クリックもしくはタップすれば、一瞬で10秒後・10秒前に飛ぶ。TVモニタでの視聴時に倍速視聴はできないが、リモコンの右を押せば10秒飛ばし、左を押せば10秒戻しが可能。なお、

    「映画を早送りで観る人たち」の出現が示す、恐ろしい未来(稲田 豊史) @gendai_biz
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    nstrkd 2021/03/31
  • すべて妻の責任…被害者ヅラする男たちの「信じられない言い訳」(信田 さよ子)

    DVの知られざる現実 カウンセラーとして長年生きてくると、現場で当たり前と思っていることを研究者やメディアのひとに話したとき、「え~っ」とのけぞられることがある。そのことに驚き、改めて自分が仕事をしている世界と世間の常識との落差を認識させられるのだ。 たとえば、DV被害者支援と虐待防止の専門家とのあいだにはほとんど交流がなく、ときには対立することもあるという事実だ。 背景には縦割り行政の弊害もあるが、DV被害者支援の源流がフェミニストたちの運動にあり、いっぽうで虐待防止運動はヒューマニズムや母性中心主義であることが、現場での齟齬につながっている。 これは日だけの問題ではなく、北米やオーストラリアでも過去にそんな時代があったが、専門家たちが努力してそれを乗り越えてきたという歴史がある。 千葉県野田市(2019年)や東京都目黒区(2018年)で起きた不幸な虐待死事件は、DVと虐待が同時に起き

    すべて妻の責任…被害者ヅラする男たちの「信じられない言い訳」(信田 さよ子)
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    nstrkd 2021/03/29
  • 日本の若者が深い友人関係を築けなくなった「決定的理由」(飯田 一史) @gendai_biz

    2013年の世界青年意識調査では、日の若者の悩みの相談相手は「母」が「近所や学校の友だち」を上回っている。同様に、悩みの相談相手として友達の割合は減少し、母親は増加している、という調査結果が複数ある。40~50代以上なら「マザコンか」と感じ、若年世代の友人関係に対して何か言いたくなる人もいるだろう。 ところがその40~50代が10代だった1980年代後半にはすでに、主に心理学において、深く関わろうとしない友人関係の台頭が指摘され、当時の年長世代の一部はそれを問題視していた。 「日の若者」は30年前から深い友人関係を築けないまま今日に至るのか。だとすればその背景には何があるのか。あるいはこの間、どんな変化があったのか。 読売新聞と朝日新聞の記事、特に人生相談などの読者からの投書欄をつぶさに辿って「友人」観の変遷を研究した『友人の社会史 1980-2010年代 私たちにとって「親友」とはど

    日本の若者が深い友人関係を築けなくなった「決定的理由」(飯田 一史) @gendai_biz
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    nstrkd 2021/03/25
  • 「ミソジニー」って最近よく聞くけど、結局どういう意味ですか?(江原 由美子) @gendai_biz

    ミソジニー」という言葉をSNSなどで目にする機会が増えた。が、厳密にはどういう意味の言葉なのだろうか。江原由美子氏が『ひれふせ、女たち ミソジニーの論理』(慶應義塾大学出版会)をもとに解説する。 ミソジニーがわからなかった 「ミソジニー」という言葉がある。「女性嫌悪」「女性蔑視」などと訳されたりする。女性や女らしさに対する嫌悪や蔑視のことだという。男性が女性に対して持つだけでなく、女性が同性に対して持つこともあると言われる。 よくフェミニズムで使われるという解説もあるが、私は、フェミニストであると自認しているにもかかわらず、これまでこの言葉を使ってはこなかった。 なぜ使わなかったかというと、素直に分からなかったからだ。この言葉を使うことで何か明らかにできると感じたことは一度もなかった。その言葉に、何かを明らかにしてくれる分析力を感じるよりもむしろ、来歴も機能もおそらく異なるはずの様々な現

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    nstrkd 2021/03/25
  • 日本人がまだまだ知らない、オードリー・タン「天才以外の5つの顔」(近藤 弥生子) @gendai_biz

    台湾のデジタル担当大臣オードリー・タンに、世界中が注目している。新型コロナ危機において、台湾は「世界で最も防疫に成功した」と賞賛され、マスクマップを開発したオードリーもまた、さらに広くその名を知られるようになった。 台湾在住の筆者がオードリーを初めて取材したのはコロナ前の2019年10月。Yahoo!ニュース特集のインタビューだった。「オードリーさんのような大臣がいる台湾がうらやましい」「新しく設立されるデジタル庁に来てほしい」「日のデジタル施策はオードリーさんにお願いしたい」――こうした反応が驚くほど多かった。 だが、台湾在住者として感じていることがある。20時間近く彼女に単独対面インタビューを行い、『オードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと』というを書いて見えたことがある。 台湾は決してオードリー単独でコロナの封じ込めに成功した訳ではないし、台湾におけるオードリーも、決して皆を

    日本人がまだまだ知らない、オードリー・タン「天才以外の5つの顔」(近藤 弥生子) @gendai_biz
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    nstrkd 2021/03/15
  • シェアは92.2%!Google検索が世界一になった理由とは??(宇田川 敦史)

    シェアは92.2%!Google検索が世界一になった理由とは?? 日常化したメディアとしての「プラットフォーム」 IT業界のトップに君臨する4つの巨大企業「GAFA」。そしてその一角を占めるGoogleは「YouTube」、「Gmail」、「Google翻訳」など、私たちの生活に欠かせない様々なサービスを手がけていますが、やはり何といってもその代表は、世界最大の検索プラットフォーム「Google検索」でしょう。 ''Google it.''(=ググって)といったように、もはや動詞化するほど日常生活に浸透しているGoogle検索ですが、実はその登場は1997年と、検索エンジンとしては後発の部類に入ります。それではなぜ、Googleは世界一の検索エンジンにまで登り詰めることができたのでしょうか。「研究者のための現代新書新人賞」で優秀賞を受賞した気鋭の研究者・宇田川敦史さんによる寄稿です。 日常

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    nstrkd 2021/03/13
  • 大切な人が「陰謀論」にハマってしまったら、どうすればいいのか(塚越 健司) @gendai_biz

    昨今、陰謀論に関する議論が盛んに行われている。陰謀論の厄介さは、「陰謀論に騙されるな」という言葉に対して「あなたの方こそ陰謀論に騙されている」という、対話困難な状況が生まれることにある。 稿では陰謀論の内容の是非ではなく、広く「陰謀論にハマっている」と思われる人に対して、読者自身がどのように関わり得るかについて考察していきたい。 陰謀論は昔から存在する 陰謀論を広義に捉えれば、「誰かが裏で世の中を操っている」と考える思考を指す。古くは中世の魔女裁判など、陰謀論自体は今にはじまったことではないが、主に社会不安を背景に生じているとすれば、昨今の陰謀論の蔓延も理解可能である。 現代においても、海外で話題となり、Netflixで配信されているドキュメンタリーの題材となっている「地球平面説」など、この世の法則に関するさまざまな陰謀論が存在する。とりわけ2020年の米大統領選を契機として、「Qアノン

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    nstrkd 2021/03/10
  • 小室哲哉・KEIKOさん夫妻の離婚報道に、高次脳機能障害の僕が感じたこと(鈴木 大介) @gendai_biz

    当事者が抱える、ある「障害特性」 ついにというか、やっぱりというか、KEIKOさんと小室哲哉さんが離婚した。報道を見て、深々とため息が出た。 ふたりが最終的に離婚に至った経緯は分からない。けれど溜息の理由は、KEIKOさんが過去にくも膜下出血を起こし、後遺症として「高次脳機能障害」を抱えた当事者だから。そして同じ高次脳機能障害の当事者が抱える大きな問題の一つとして、発症後「離婚するケースが非常に多い」という現実があるからだ。 こうして書いている僕自身も、およそ6年前に発症した脳梗塞によって高次脳機能障害を抱える当事者である。 なぜ、高次脳機能障害の当事者は、その後の高い離婚リスク、家族崩壊リスクにさらされるのか? あまりにも社会に知られず、誤解されている部分も多い高次脳機能障害。KEIKOさんと小室さんの間に起ったこととは全く別のケースかもしれないが、当事者が離婚に至る大きな原因となる「あ

    小室哲哉・KEIKOさん夫妻の離婚報道に、高次脳機能障害の僕が感じたこと(鈴木 大介) @gendai_biz
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    nstrkd 2021/03/10
  • 川上未映子とナタリーポートマンが語りあった「女性の身体」の話(川上 未映子,ナタリー・ポートマン)

    構成/FRaUweb 川上未映子さんの表現が大好き ナタリー・ポートマンが自身のインスタグラムに川上未映子さんの『夏物語(英語タイトル:Breasts and Eggs)』を紹介し、「私は川上未映子さんの表現が大好き!」と伝えたのは2020年12月11日のことだった。 『レオン』でデビュー後、「スターウォーズ」シリーズや『ブラックスワン』などハリウッドを代表する俳優として活躍しながら、ハーバード大学を卒業し、若いころからエイズ撲滅のボランティアに参加し続けているという彼女。2020年のオスカーでは女性監督がひとりもノミネートされなかったことへの抗議をこめ、実力をもちながらもノミネートされなかった女性監督の名前を刺しゅうしたショールを羽織り、授賞式に参列したのも記憶に新しい。 そんな彼女のラブコールにより、川上未映子さんとふたりの対談が実現。2021年3月4日には彼女のインスタグラムで公開さ

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    nstrkd 2021/03/08
  • 武田砂鉄、荻上チキ…著名人が選ぶ「お金の本当の姿を知れる本たち」(FRaU編集部)

    毎日使っているお金。その質について考えたことがありますか? お金当の姿を知れる「マネー・ライブラリー」へ、ようこそ。 間室道子さんが選書 お金と時間の関係。 お金で買えない代表といえば愛、平和、命ですが、時間もそのひとつ。時間について思いを巡らせると、「当に買えないのか?」「買えないのになぜ人はじたばたするのか?」というスリリングな問いが生まれ、思考をさらに深めてくれます。お金と時間のあいだで揺れる文豪、女性たち、若い夫婦。彼らが織りなすどこか滑稽で切ない読み味のをご紹介。 『〆切』 左右社編集部/編 作家たちの〆切をめぐるアンソロジー。言い訳を繰り返し、仮病や居留守を使い、編集者の催促から逃げる彼らに「そんな弁解が通るものか!」と驚き、呆れ、笑いたくなります。吉川英治先生のエピソードは必読。(左右社) 『占』 木内昇/著 男の心を知ろうと占い師をはしごする女性。彼女が得たかっ

    武田砂鉄、荻上チキ…著名人が選ぶ「お金の本当の姿を知れる本たち」(FRaU編集部)
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    nstrkd 2021/03/08
  • アフター・コロナの冷酷で厄介な「優生思想」は苛立ちと嫌悪感に宿る(荒井 裕樹)

    群像×現代新書のコラボ企画「DIG 現代新書クラシックス」の第3弾(『群像』3月号掲載)は、二松学舎大学准教授の荒井裕樹氏が『優生学と人間社会』(2000年刊)を論じます。 命に優劣をつける優生思想は、この20年でどのような変遷を辿り、どこに向かっているのか? アフター・コロナの時代に私たちが直面する新しい「優生思想」に迫ります。 「事件」と「疫病」後の世界 2010年代の後半から――特に相模原障害者施設殺傷事件が起きて以降――、各種メディアで「優生思想」という言葉を目にしたり、解説を依頼されたりする機会が増えた。 個人的には、ある種の「古めかしさ」すら感じていたこの言葉が再び注目されていることに驚きを禁じ得ない。もしや、アフター・コロナは「優生思想」が荒々しく吹き乱れる時代になるのではないか。決して大げさではなく、そんな危機感を抱いている。 「優生思想」はどこから来たのか 「優生思想」と

    アフター・コロナの冷酷で厄介な「優生思想」は苛立ちと嫌悪感に宿る(荒井 裕樹)
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    nstrkd 2021/03/04
  • 「東京」は地方出身者のわたしにとって、あまりに居心地がいい(山内 マリコ)

    美紀と同じく地方出身である山内さん。作において「東京」を俯瞰した彼女に、この街はどのように映っているのか。映画公開を記念し、特別に寄稿してもらった。 ※以下、山内マリコさんによる寄稿。 初めて見たのは、2000年代の東京 25歳で上京して、かれこれ15年、東京をぼやぼやと生きている。来たときはたしかに若かったが、去年、40歳になった。 富山で生まれ育ち、大学時代を過ごした関西から東京の中央線沿線に転居したのは、表参道ヒルズが竣工した2006年のこと。東京旅行で見た同潤会アパートの風情がたまらなく好きだったので、来てそうそうにこの街のスクラップ・アンド・ビルドの非情さを思い知らされた。噂には聞いていたが、同潤会アパートみたいな“素敵の塊”を壊すなんて、ちょっとすごいなと呆れた。 東京は、容赦のない再開発によって上書きされつづける街だった。雑誌をとおしてぼんやりあこがれていた1990年代のサ

    「東京」は地方出身者のわたしにとって、あまりに居心地がいい(山内 マリコ)
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    nstrkd 2021/02/27
  • 森喜朗会長、二階幹事長…振り返ると驚愕する「政治家の差別的発言」一覧(FRaU編集部)

    森会長だけではない 最も大切なのは、何が不適切なのかを正確に理解し、認識の間違いを自覚し、そして学んだうえでお詫びをすることだ。 「同じ人間に優劣がつくのはおかしいのではないか」「性別で分けるのではなく、個々の人格や能力で最適なことをしていく必要があるのではないか」という気づきがあり、世界は大きく変化してきた。 3月8日は国際女性デーだ。これは1904年3月8日にNYで婦人参政権をもとめてデモが行われた日を記念したもの。この運動が欧州にも広がり、女性の権利と政治的・経済的分野への参加が進められるようになった。女性だけではない、あらゆる人種差別だって、誰かが声をあげ続けてきたからこそ変わってきたことだ。それらの声を聞いて、古い価値観に縛られていることに気づき、改めることは誰にだってある。

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    nstrkd 2021/02/10
  • 全身詩人・吉増剛造の自伝がヤバすぎる! 77歳、その人生の記憶の奔流(週刊現代) @gendai_biz

    センセーションを起こした「やばい」 ―今年で77歳。その人生の記憶の奔流を縦横無尽にめぐる『我が詩的自伝』は、「前代未聞の新書」としてセンセーションを巻き起こしています。 書店員の方が「やばいが出た」なんてツイートをされてたりね(笑)。これは僕の自伝ではありますが、単なる語り起こしではなく、語る僕と聞き手の方と編集の方の3人でコンボを組んでつくりあげたものなんです。 結果、不思議なことに「もうひとりの自分」が出てきたというか。読者の方からは「の中からこれまで聞いたことのない声が聴こえてくる」なんて感想をいただきました。 詩というものは連想形式で思考を動かしていくんですね。だから一般的な散文とは違う思考が常に動いていて、あちこちに話が飛んだり、また同じ話に戻って別の角度から繰り返したりする。まとめる側は大変だったと思うけど、クラシックでいうフーガみたいな声の重なりが体感できるになった

    全身詩人・吉増剛造の自伝がヤバすぎる! 77歳、その人生の記憶の奔流(週刊現代) @gendai_biz
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    nstrkd 2021/01/29
  • 「心ここにあらざれば…」幸田露伴直伝のお小言、そして祖母・幸田文の言葉の真意(青木 奈緒) @gendai_biz

    四季を彩る折々のたのしみ、日々の生活を豊かにする智恵。日人が大切に守ってきた生き方がここにある。曾祖父・幸田露伴、祖母・幸田文、母・青木玉、そして筆者へと、幸田家4代にわたって脈々と受け継がれてきた幸田家のくらしへの向き合い方とこだわり。 いまだ道半ば いまだ道遠し 文/青木奈緒(作家) 若さのアンバランスな弱さ 実家の前に黒い学生服を着た小柄な男の子がひとり、背中を丸めてしゃがみこんでいた。どうしたのだろうと、玄関の鍵をあけながらそれとなくふり返ると、彼はをなでている。 「かわいいですね。人なつこくて」 実家で世話をしている三毛は、なでてくれる人があれば大喜びで、歩道のまん中でも平気で寝ころんでお腹を見せる。こちらを見あげる男子学生の首もとに光っているのは、ローマ数字のIをかたどった金色のバッジ。この春に入学したばかりの中学一年生だ。色白な顔に銀の眼鏡をかけている。 「が好きなん

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    nstrkd 2021/01/24
  • スペイン語圏音楽の「レゲトン」が世界で再生数1位を席巻するワケ(若旦那) @gendai_biz

    YouTubeで再生回数ランキングNO.1の音楽が何か知っているだろうか?テイラースウィフトか、エドシーランか、ジャスティンビーバーか、PSYか…などと思い巡らすかもしれない。 答えは、カリブ海に浮かぶ中南米の島国、プエルトリコ出身のシンガー、ルイスフォンシ&ダディー・ヤンキーの『Despacito(デスパシート)』だ。スペイン語で歌われるラテン音楽で、2位以下を大きく引き離す62億回再生を超えている。2017年にリリースされた。 Luis Fonsi - “Despacito” ft. Daddy Yankee Despacitoは世界的ヒットとなり、ロシア語、中国語、日etc…世界各国のシンガーが自らの言語でDespacitoをカバーした。日語版Despacitoは日の男性シンガーTEEがカバーしている。オリジナル曲の歌詞よりもエロ度が増しているように思える。これはこれで、イカ

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    nstrkd 2021/01/11
  • コロナ「ヤバ過ぎ派」と「騒ぎ過ぎ派」の対立が永久に折り合わない理由(中川 淳一郎) @gendai_biz

    「未知のウイルス」の実態 2019年12月に中国・武漢で発見された新型コロナウイルスは、1年以上経っても相変わらず「新型」であり、「未知のウイルス」であり続けている。そのため、最大限の安全策を求める声が未だに大きい。 しかし、あれから1年、そろそろ大分わかってきたのではないだろうか。 データから明らかなのは、以下である。 【1】若年層は滅多に死なない。故に自粛すべきは若者ではなく高齢者、社会保障費を支払う若年世代は稼ぎ続けた方が高齢者のQOLを上げられる →国立社会保障・人口問題研究所の2020年12月21日の発表によると、死者数は0~10代は0人、20代1人、30代7人、40代22人、50代73人、60代226人、70代640人、80代1010人、90代以上が487人となっている。 【2】厳格なロックダウンをしても欧米の陽性者数は多かった →陽性者が第一波でも多かった国は日同様、第二波

    コロナ「ヤバ過ぎ派」と「騒ぎ過ぎ派」の対立が永久に折り合わない理由(中川 淳一郎) @gendai_biz
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    nstrkd 2021/01/05
  • 不安と不眠…近代日本の文士たちは「薬物」とどう付き合っていたか(木澤 佐登志) @gendai_biz

    近代日の文士のなかには、不眠や不安から薬物を使用したものが少なくない。当時は、現在と薬物を取り巻く環境が大きく違ったわけだが、文士たちはどのような社会的背景、そして人生の苦悩のなかで薬物を用いたのか。薬物という切り口から文学を見る、文筆家の木澤佐登史氏による考察。 創作者は薬物とどう向き合ったか Netflixのドキュメンタリー『テイク・ユア・ピル:スマートドラッグの真実』には、向精神薬をスマートドラッグ代わりに服用する海外の若者たちが登場する。彼らは、後期資主義のスピードから振り落とされないため、そして目の前に積み上げられた膨大なタスクを処理するために薬物の力で自らを「加速」させる。 翻ってここ日でも、似たような光景が、しかも一見薬物とは関係のなさそうな領域でかつて頻繁に見られていた。その領域とは文学である。 日の近代文学は薬物とともにあった、と言って良い。睡眠薬、阿片、コカイン

    不安と不眠…近代日本の文士たちは「薬物」とどう付き合っていたか(木澤 佐登志) @gendai_biz
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    nstrkd 2021/01/03