2016年、大ブレイクした芸人の筆頭といえばメイプル超合金のカズレーザーだろう。 金髪に全身赤い服というひと目見ただけで覚えてしまう風貌だったり、バイセクシャルを公言していたりと、強烈なキャラが渋滞しているだけに、いわゆる“一発屋”枠のキャラ芸人だと思われがちだった。だが、『Qさま』などのクイズ番組で好成績を繰り返したり、共演者に「その落ち着きは何なの、2世タレント?」と驚かれるほどの物怖じのなさで様々なバラエティ番組で活躍、『お願いランキング』内の人気コーナー「カズレーザークリニック」でも“名言”を連発。溢れ出る知性で、一発屋的キャラのイメージを完全に払拭した。 カズレーザーの肯定感に満ちた言葉がいま注目を浴びている。そんな彼の発言を振り返ってみたい。 ▼生き方15歳の頃から赤い服ばかり着る(喪中や妹と会うとき以外)ようになり、モンティ・パイソンに強く影響を受けたカズレーザーは、「とにか
先日のNHK「クローズアップ現代+」観ました? “幸福”を探して 人類250万年の旅 ~リーダーたちも注目!世界的ベストセラー~ 人類の歴史をかつてなかった斬新な視点から分析している話題の書 『サピエンス全史』。 著者のイスラエル人歴史学者、ユヴァル・ノア・ハラリ氏とジャーナリストの池上彰氏との対談なども含め、非常に興味深い内容でした。 混迷の時代、ようやく人類は「個人の幸せ」の重要さに、気付き始めたのでしょうか? 知識人、著名人が絶賛する世界的ベストセラー『サピエンス全史』と、その著者ユヴァル・ノア・ハラリ氏に注目!切り口がスゴい! とにかく切り口が斬新! 面白い! 公式ページはこちら。 www.nhk.or.jp 例えば、 農業革命は史上最大の詐欺だったのだ。 と、言い切ります。 我々が小麦などの農作物をコントロールしているようでいて、実際には 「人類が小麦に家畜化されている」 という
「最近つくづく思うけど、サンタクロースっているよね」について、もうすでに散々書き散らされているだろうとは思いますが。 この「サンタクロースっているよね」の意味が、私にはわかりませんでした。 私自身「言葉の文脈的意味」を理解していない自覚は大いにあります。 たとえば、『カンターヴィルの幽霊』という話があって、高校時代、これが英語で書かれているのを日本語に訳して読みましょうみたいな課題があったんです。 詳しくはググってくださいという感じですが、この話のラストは「彼女は赤面した。」というような一文で終わります。 その前は、「僕たちの子どもに聞かせたいよね」みたいな男性の台詞です。 私はここでなぜ女性が赤面したのかがいくら考えても全くわからず、意欲的な姿勢を示すために英語の先生に質問に行こうかと思っていたくらいです。 (この男性と女性の関係を、私は「お似合いだけどカップル未満のふたり」と解釈してい
漫画家。株式会社なつやすみ代表取締役社長。武蔵野美術大学でデザインを学び、2009年卒業後は東急エージェンシーのクリエイティブ職に。アートディレクター・コピーライター・CMプランナーなど天職が見つからぬままアイデアを書き留めた絵コンテを量産する。2014年に面白法人カヤックへ転職。2015年9月、漫画を見た同僚に背中を押され、描いた漫画「フェイスブックポリス」をWEBサイトへ公開し、大きな反響を呼んでネットデビューを果たした。以降、「フェイスブックポリス」の続編「SNSポリス」をはじめ「おしゃ家ソムリエおしゃ子! 」「左ききのエレン」「おしゃれキングビート! 」「裸の王様VSアパレル店員」などWEBメディアでの多数の連載がはじまる。子どもの頃憧れた映画の脚本家やテレビ番組の構成作家など、自分が考えた物語を世に広める事を夢みて、2016年2月に株式会社なつやすみを設立した。社訓は「忙しく、遊
雪の積もったブルガリアの首都ソフィア郊外で雪に埋まった車を掘り出す男性(2017年1月7日撮影)。(c)AFP/NIKOLAY DOYCHINOV 【1月8日 AFP】寒波に襲われた欧州では今月5~6日の2日間で移民やホームレスの人々を含む少なくとも23人が死亡した。当局が7日、明らかにした。この週末いっぱいは厳しい寒さが続くため、欧州各国の当局では死者はさらに増えると予測している。 欧州全体の死者23人のうちポーランドでは10人が死亡した。ポーランド政府安全保障センター(RCB)の報道官は、「6日には1日の死者としてはこの冬で最多の7人が死亡した」「その前日には3人の死亡が記録されている」と述べ、「昨年11月1日以降、低体温症による死者は計53人となった」と付け加えた。ポーランドは7日の最低気温が氷点下14度を記録した。 イタリアでも、寒波により48時間で7人が死亡したとされている。同国
1月28日(土)に東京・法政大学で行われる「ジャーナリズム・イノベーション・アワード2017」(主催:日本ジャーナリスト教育センター、共催:法政大学社会学研究科)の作品を紹介します。今回は、NHK Eテレで放送中のテレビ番組「ねほりんぱほりん」です。 出展作品06 『ねほりんぱほりん』(日本放送協会) <作品概要紹介> NHK Eテレで放送中の『ねほりんぱほりん』は「元薬物中毒者」「偽装キラキラ女子」などの訳ありゲストがブタ、MCの山里亮太とYOUがモグラの人形になり、顔出しではできない話をくり広げるトーク番組である。 インターネット中心の生活を送る人たちに番組を届けるため、視聴者をテレビやNHKのWebサイトへ誘導するのではなくTwitterやYoutubeなど外のメディアに番組コンテンツを“ばらまく”戦略を行っている。 ツイートが最も盛り上げる放送直後にテロップや編集をスマホ視聴に最適
研究者と勝負師のブレイクスルーには「勘」が必要だ。それこそが人工知能が持たない人間らしさなのだ。 11月某日京都大学iPS細胞研究所で行われた山中伸弥教授と羽生善治棋士との対談。iPS細胞研究の現在、医学界・将棋界の未来、そして人工知能の進化について、二人がとことん語り合った。 iPS細胞は「詰み」の段階 山中 羽生さんはチェスもお強いですが、囲碁は? 羽生 初段ぐらいです。子供のころにやっていたんですが、周りに相手がいなくて、あまり上達しませんでした。 山中 僕は去年からオンラインで囲碁を始めたんですよ。八級だから四級ぐらいの人にコテンパンに負けるんです。もう悔しくなってきて(笑)。 羽生 あはは(笑)。囲碁ソフトの「アルファ碁」がトップ棋士に勝ちましたね。今年、NHKの番組で私は人工知能を取材したんですが、将棋ソフトも想像をはるかに超えるスピードで強くなっています。 iPS細胞(人工多
静かな日常の中で記憶を愛おしみ、景色を眺め、愛すべき人々との会話を楽しむ。そして生きる仲間としてネコを慈しむ小説家・保坂和志。 いつも「ご機嫌」な保坂氏に、ご機嫌な日々はどこから生まれるのか、そもそもご機嫌の正体とは何なのか、じっくり話を聞いた。(取材・文/大谷道子) 「老病死」の年代を意識的に生きていく ――最新刊の『地鳴き、小鳥みたいな』は、創作とエッセイの垣根を越えた、広々と豊かな短篇小説集。読んでいてしみじみと幸福を感じるのは、やはり書いているご本人が楽しんでいるからではないか、と思ったのですが……。 えっとね、楽しいんですよ。でも、楽しいというよりも「何かしている」という、一種の充実感かな。 年を取ると、気がつくと何もしていない時間が多くて……。以前はだいたい午前1時頃に寝ていたんだけど、今は家の猫の病気のこととかいろいろあって、4時くらいになる。2時を過ぎると翌朝早起きできなく
東京都は、まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」を防ぐため、災害に備えて保管し、来月末で賞味期限が切れるクラッカー10万食分を、希望する個人や団体に無料で配布することになりました。 これについて都は、まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」を防ぐため、来月末で賞味期限が切れるクラッカー10万食分を、希望する個人や団体に無料で配布することになりました。 個人向けには、1人5食分を限度に、9日千代田区で開かれるパラリンピック競技を体験するイベントで配布するほか、今月28日と来月4日には上野動物園で、来月5日には多摩動物公園で配ることなどを予定しています。 また、社会福祉法人や自治会など団体に対しては、350食分以上を引き取ることを条件に今月10日から16日まで都のホームページを通じて申し込みを受け付けて、都庁などで配布するほか、着払いで送ることも可能だということです。 都はこのほかにもアルフ
環境や体に配慮したオーガニック商品を買う女性が増えている。地球に優しい消費が心の健康にもつながるという編集者で文筆家の服部みれいさん(46)も人気だ。なぜなのか。ジェンダー論、メディア文化論を専門とする田中東子・大妻大准教授に聞いた。 ――オーガニック商品を使う人が増え、地球に優しい生き方を提案・実践する服部みれいさんが支持を集める。どう読み解くか。 1980年代から経済至上主義が強まり、ネオリベラリズムやグローバリズムが広がった。女性も男性と同様、海外との激しい競争を強いられる企業の中で、労働者として生きていかないといけない時代が長く続いた。すべてが経済中心に決められ、自由時間にも仕事のことを考え続けなくてはいけない社会で、自分たちもそのサイクルに入るよう自己統治しなければいけない時代が続いてきた。それに対する反動といえる。 ここ何十年かの日本社会は公共の場で自由に振る舞うことができず、
これは英語ブログに書いた記事の翻訳版です: あれから10年 10年前、スティーブ・ジョブズが初代iPhoneを発表した。幸運にも私は現地で取材をしていたが、当時、ラスベガスで開催されていたConsumer Electronics Show(CES)に最新携帯電話を取材に行っていた人は歯がゆい思いをしたはずだ。米国のTVニュースのレポーターが伝えた次の言葉がその様子をよく表している。「CES 2007の最大のニュースはこのイベントに出展すらしていない会社からやってきた。」 この日、MACWORLD EXPOの基調講演に登壇したスティーブ・ジョブズは「アップルは電話を再発明する」と宣言した。それから数年後に我々は彼らが電話だけでなくデジタル機器の生態系のすべてを再発明してしまったことに気づかされる。その変化はあまりに大きかった。5年後、アップルが世界で最も価値のある企業になったが、多くの人はそ
まずな、宿題がない。 うまいもんが食える。 な、ええやろ。 やりたいことができる。 好きな仕事が選べる。 じぶんでお金を稼げる。 好きな人と結婚できる。 ええやろ? それからいちばんええのはな、 大人になってからでも いくつになっても なんぼでも やりなおしがきくことや。 好きなことやったらええ。 楽しみやなぁ。 家族で話そう。福井新聞。 ---------------------------------- 何年か前にこんな広告があった。コピーライターになりたての頃に読んだことを覚えている。その時は素敵なメッセージだと思い、自分もこんなコピーを書きたいと思ったものだった。 先日、久しぶりに見かけて読み直していたら、なんとも言えない大きな違和感を覚えた。今これを出したら、きっと炎上するだろうなとも思った。「宿題たくさんあるんですけど」とか、「働きたくても働けないやつもいる」とか、「好きな人と
昨年の北九州市の成人式で=2016年1月10日、北九州市小倉北区三萩野3丁目、金子淳撮影 出典: 朝日新聞 始まりは「金さん・銀さん」 伝説の「虹キング」 「ヤンキーは店に来ない」 ど派手衣装の新成人で、各界に衝撃を与える北九州市の成人式。記者の出身は「ヤンキー県」こと千葉の千葉市ですが、十数年前の成人式とはいえ、あそこまで突き抜けた衣装を着た人は、いませんでした。北九州の新成人は一体どこで、あの衣装を手に入れているんでしょうか。気になったので、調べてみました。(朝日新聞西部報道センター・宮野拓也) あのやんちゃぶりは、日常ではない まず一応断っておきたいのは、あのやんちゃぶりは、北九州の日常では決してないということ。記者は転勤で北九州に住み始めてもうすぐ2年になりますが、あんなに派手な格好をしそうな若者に、ふだんの街中で出会ったことは、一度もありません。
「民泊」が話題になる前からAirbnb(エアビーアンドビー)のホストをはじめ、もうすぐ3年。子供を育てる親として、「自分が当たり前にできること」と「自分が宿泊するなら欲しいもの」を用意してスタートしたら、ゲストとの体験は思った以上に豊かなものだった──。 実際に「暮らしながらAirbnbをする」日々とはどういうものか、いまは「スーパーホスト」として各国からのゲストとの交流に忙しい著者からイラストつきで教えてもらおう。 テレビを見ていると、しばしば「民泊」をめぐるネガティブな報道が流れている。悪質民泊業者、ゴミ問題、騒音、近隣トラブルなど……。 これらを見ていると、私は本当に悲しくなる。私自身、シングルマザーで小さな子供を育てながら、この3年間Airbnbのホストをやってきたからである。 受け入れてきたゲストは世界各国からリピーターを含めのべ100人以上になるが、いっさい問題らしいことは起き
震災5年という節目が終わって、6年目に向かっています。いま最大の課題は何か、ですか? 僕の答えはひとつしかありません。「自分の子供を産めるかどうか」という不安をもっている若い世代を減らすことです。 福島第一原発事故の被害者はいない、という人たちがいます。これは違います。多くの関係者の努力で、外部被曝も内部被曝も、大きな問題はほぼなくなりました。 でも、こうした若い世代の不安は「被害」ではないのか。これを放置しているのではないのか、という問題は残っています。なぜ、この問題を軽く見るのか。福島県で話していても、経済の話、農業の話は深刻だという大人たちはたくさんいます。だけど、この問題が最優先だ、という話はほとんどされないですよね。 経済も、確かに重要な問題なんです。でもね、最優先の問題は何かという話なんです。 「子供を産めるかどうか、生徒から聞かれたらですか? 答えは躊躇なくイエスです」 福島
2016年7月、ソニーが開発したペットロボットAIBO(アイボ)の供養が行われた。「ロボットのお葬式」と聞くと誰もが驚くが、AIBOを大切に持ち続ける人々の愛情は想像以上に深い。この供養の関係者から、人間とロボットのパートナーシップについて話を聞いた。 愛された感情豊かな犬型ロボットAIBOは1999年から2006年までソニーが販売した犬型のロボットだ。初代AIBOは25万円もしたが、日本限定の受注販売分3千体が20分で完売するほど人気が高く、累計約15万匹が出荷された。 AI(人工知能)が搭載され、自分の意思で動くのが特長で、喜びや悲しみなど6つの感情がプログラミングされている。型により15~20カ所の駆動部があり、歩くだけでなく、座ったり、伸びをしたり、ボールを蹴ったりと多様な動きが可能。そのため、しなやかな動作が犬らしく、尻尾を振って愛情表現をし、表情豊かにダンスも踊る。AIBOはお
【5分でわかる主要ニュース】デヴィッド・ボウイ展、SMAP衣装展示に列、渋谷パルコ跡地にホテルなど(1/1〜1/7)
映像ソフトシリーズ『新・死ぬまでにこれは観ろ!2―キング邦画70連発!―』が、2月22日に発売される。 『死ぬまでにこれは観ろ!』は、これまでにソフト化された映画作品の中から選定し、廉価版として一挙に再販するシリーズ。4回目となる今回は、2000年代に公開された邦画を中心に、DVD40タイトル、Blu-ray30タイトルがリリースされる。 ラインナップには、星野源、二階堂ふみらが出演する園子温監督作品『地獄でなぜ悪い』、西村賢太の『芥川賞』受賞作を森山未來主演で映画化した『苦役列車』、10代男女の性へ目覚めを市川由衣と池松壮亮が演じた『海を感じる時』、西原理恵子役を小泉今日子が演じた『毎日かあさん』などが並ぶ。 販売作品: [DVD] 『新しい靴を買わなくちゃ』(監督:北川悦吏子) 『海を感じる時』(監督:安藤尋) 『大阪バイオレンス3番勝負 大阪外道 OSAKA VIOLENCE』(監督
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