先日、Seleniumのバージョン2.21がリリースされ、SafariDriverという新たなドライバが加わりました。名前から分かる通り、Apple製のブラウザであるSafariを動かすためのドライバです。 これまで、IE、Firefox、Google Chrome、Opera、Android、iPhone(iOS版 Safari)用のドライバはありましたが、デスクトップ版Safari用のドライバはありませんでした。Selenium RCを使えばSafariでもテストを動かすことは可能でしたが、JavaScriptのサンドボックスによる制限を回避できなかったり、新しいWebDriver APIが使えないなどの欠点がありました。 今回新しく追加されたSafariDriverは、サーバ部分がSafariの機能拡張として実装されており、前述した問題を解決するものになっています。 準備 Safar