先日、パンクの仕掛人マルコム・マクラーレンとヴィヴィアン・ウエストウッドの息子であるジョセフ(以下ジョー)・コーは、“反逆”の血筋が親から受け継がれていることを証明してみせている。パンクの誕生から40周年を祝う「パンク・ロンドン」のイベント、ギグ、映画上映、トーク、展示会などが開催されていることへの抗議として――ジョー・コーに言わせれば、イベントは女王が支持している――今年11月26日のザ・セックス・ピストルズの“Anarchy in The UK”リリース40周年の日に、総額500万ポンド(約8億円)相当のパンクに関する自身のコレクションを燃やす計画を発表したのだ。『NME』は詳しい情報を得るためロンドンの彼の元を訪ねた。 「なぜ40年が25年や50年、あるいは10年よりも重要なのか、僕には分からないね。どうせ、ただの気まぐれな理由だろ、体制側のお墨付きのね。きっとひと握りの白髪を立てた
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