三国志が始まることとなったきっかけは後漢王朝の政治のやり方に不満を持った民衆たちが激怒。そして彼らは当時流行っていた張角(ちょうかく)を教祖とした黄巾党の元に集まり、張角と共に反乱を起こします。 この反乱を黄巾の乱といい、この反乱がきっかけで後漢王朝は滅亡への坂を転がっていくことになります。しかし後漢王朝はどうしてこのように民衆から恨みを買うような王朝へと変化していくことになったのでしょうか。その原因は皇帝の親戚である外戚(がいせき)と呼ばれる勢力と皇帝の宮中の世話を行っていた宦官達との争いが原因と言われております。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛