中国産CGアニメがディズニーやピクサーを駆逐する――市場規模1兆円「中国映画ビジネス」の帰趨:中国アニメ『羅小黒戦記』ヒットの舞台裏【後編】(1/7 ページ) 日本のミニシアターでロングランヒットを続けているアニメ映画『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』は、中国では2019年9月4日に公開され、中国国内で3.1億元(約48億円)の興行収入を記録した。 記事の前編<異例のロングランヒット、中国アニメ『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』の舞台裏に迫る>では日本配給を手掛けたチームジョイの白金氏に同映画がロングランヒットを続けている要因を、中編<『鋼の錬金術師』監督が語る、中国アニメ『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』ロングランヒットの訳>ではアニメーション監督の入江泰浩氏に『羅小黒戦記』の魅力と、日本で人気が広がる過程について聞いた。 後編ではアニメビジネスに詳しいジャーナリストの数土直志氏に