フェミニズムに救われた——そうした経験を持つ女性は少なくないだろう。新著『ヒヤマケンタロウの妊娠 育児編』を上梓した漫画家の坂井恵理さんが自身の経験を振り返る。 初めて痴漢に遭った時のこと 中学生の頃、初めて痴漢に遭った。放課後、ひとりで犬の散歩中、車が入れない細い路地で、自転車に乗った男から追い越しざまにやられた。私はそれまで、痴漢という存在は知っていたが、おしりをちょっとなでるくらいなのだろうと思っていた。しかしそうではなかった。もっと奥の方へ手を突っ込んできたのだ。 私は瞬時に痴漢の目的を理解し、触られたことに怒り、痴漢の着ていたトレーナーを力いっぱいつかんだ。ビリっと、トレーナーが破れる音がした。痴漢は私に向かって「バーカ!」と叫んで、自転車で逃げて行った。高校生くらいの男だった。 体を触られたこと、私は悪くないのに「バカ」と言われたことがショックで悔しかった。その夜、風呂の中で一
20070511_180952_P5110010 / くーさん 30歳になった。ずっと読みたかった雑誌をパートナーがプレゼントしてくれたので、今日はその感想がてらエントリーを綴りたい。目当ての記事は、男子トイレという空間のもつ政治性について論じたエッセイ、「メンズ・ルーム」(リー・エードルマン)である。 10+1 No.14 特集=現代建築批評の方法 身体/ジェンダー/建築posted with ヨメレバ五十嵐太郎,土居義岳,後藤武,米田明,飯島洋一,南泰裕,塚本由晴,田中禎彦,青井哲人,槻橋修 INAXo 1998-08-10 Amazon楽天ブックス このエッセイの存在を知ったのは、以下のエントリーがきっかけだった。 空間の政治学は性的なものである──空間は単なる抽象的存在ではなく、政治的に無色透明なものではないのだ。 セクシュアリティと空間 - HODGE'S PARROT 空間の政
ゲームの世界における女性の扱われ方に対して疑問を投げかけ、ゲーム業界が作品内で「女性をマイノリティとして描いていないか?」を再考するきっかけとなった人物がアニータ・サーキージアンさんです。サーキージアンさんが運営する女性の地位向上に向けたムービーなどを公開するメディア「Feminist Frequency」では、E3 2018で発表されたゲームにおける男女の役割を分析したデータが公開されており、まだまだゲームの中では女性キャラクターを主人公とする作品が少ないことが明らかになっています。 Gender Breakdown of Games Featured at E3 2018 — Feminist Frequency https://feministfrequency.com/2018/06/14/gender-breakdown-of-games-featured-at-e3-2018/
17人の英国人精子ドナーが500人以上の子どもの生物学的父親になっていることが、最新の統計で明らかになった。 この驚くべき数字から、ドナーの男性たちがDNAを通じて自身の遺伝性疾患を無自覚に多数の子どもに伝えてしまった可能性もあるのではないかとの懸念を生んでいる。現在、卵巣がんや乳がんのリスクを高めるBRCA1、BRCA2のような欠陥遺伝子のスクリーニング検査は行われていないからだ。 きょうだいが思いがけず出会い、血のつながりがあることに気付かないまま付き合ってしまうリスクも高くなる。 英国では、半分血がつながったきょうだいを少なくとも9人持つ子どもが1万8000人以上生まれているが、英国の不妊治療に関する監督機関「ヒト受精・胚機構(HFEA)」が提供している同じドナーから生まれたきょうだいを結び付ける「ドナー・シブリング・リンク(Donor Sibling Link)」制度に登録している
「お口でするのは実はあまり好きじゃない...」という女性は多いもの。そこで今回は、数多くの男性誌を手掛けた性愛研究家の髙橋伸幸先生が、苦手な人でも楽しくできる「お口のテクニック」を伝授します。ここで取り上げるのは、「舐めだるま」の異名を持つ伝説のAV男優兼監督・斉藤修さんによるテク。数多くのAV女優も伝授されたという斉藤監督のお口テクニックを詳しく解説します。 「わずか15分くらいの齋藤監督の指導で、AV女優たちは何人もの男優をイカせてしまうようになっています」と髙橋先生。「誰でも自由自在なお口上手に変身するのは驚きですが、簡単に言うと7つのテクニックに集約できます。つまりこの7つの方法を押さえておけば、状況によっていろいろと使い分けたり、組み合わせることができるというわけです」。苦手意識をなくして、彼にかわいい♡と思われるテクニックをさっそく教わりましょう♡
「Love Guide Condoms」/画像はLove Guide Condoms 食色,性也 on Behanceより 今、台湾発のポップすぎるコンドームが、そのカラフルなデザインやユーモア溢れる機能面などから話題となっています。 台湾の学生考案のコンドーム。 太さ合わない問題を感覚的に解決してくれるし向きを間違えないし、何よりパッケージが可愛すぎてこれなら女子がカバンに入れてても可愛いしこれが自販機で買えるとか最高すぎませんか。 デザインが野菜の理由はsexはごく自然で健康的なものだと訴えたいって、天才かよ。 pic.twitter.com/kPvSff1Mg9 — 卓球 (@fetiphotograph) 2018年3月26日 これを受けTwitterでは、「かわいい」「これだとすごく可愛いし裏表間違えないのは最強ですよね」「あらやだオシャレ……日本でもこういうコンドーム流行ってほ
US Facebook (米フェイスブック)は性的マイノリティと呼ばれる人たちに配慮するため、「男・女」以外に「Custom (カスタム)」ジェンダーとして56種類のオプションを追加しており、全58種類の性別が用意されています。 フェイスブックの公式発表によれば、LGBT 権利擁護団体によって構成された Network of Support と協力してジェンダーオプションを作成した。 また、「Pronoun (代名詞)」の設定を追加し、ユーザーを指し示す際に使う代名詞も「男性用(he/his)」「女性用(she/her)」「中性用(they/their)」から選択可能にした。 Facebook Diversity とあり、X ジェンダーや LGBT の人たちの、性自認の多様性を含めた表現が盛り込まれています。 しかし現在では、この性別のカスタム機能はアメリカ版「English (US)」の
by Dimitar Belchev 性的な関わり抜きで2人あるいはそれ以上の男性同士が持つ親密な関係のことを「ブロマンス」と呼びます。イギリスにおいて異性愛者の男性30人を被験者として行われた研究では、女性とのロマンス関係よりも、男性の友人とのブロマンス関係の方が、より親密で満足度が高いということが示されました。 Privileging the BromanceMen and Masculinities - Stefan Robinson, Adam White, Eric Anderson, 2017 http://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/1097184X17730386 Rise of the bromance is bad for women, could become ‘genuine lifestyle relationshi
“LGBTブーム”が叫ばれて久しい。簡単に説明をすると、LGBTとはレズビアン/ゲイ/バイセクシャル/トランスジェンダーという性的少数者を指す言葉である(より広義のLGBTQ/LGBTsといった言葉もある)。 メディアを中心に、こうしたセクシャル・マイノリティをめぐる議論が活発に展開され、ビジネスにおいても「LGBTが働きやすい企業」などが積極的に取り上げられるようになっている。 こうした潮流は、エンターテインメント業界においても例外ではない。マンガやアニメ、ゲーム、映画など──近年、LGBTをテーマにした作品が数多く輩出され、人気を博している。 これまでLGBTというテーマは、ニッチなものとして扱われてきたように思われる。しかし今、ブームの影響を受けてか、あるいはそれとは無関係にか、LGBTを扱ったエンターテインメント作品はより幅広く、より多くの人たちに受け入れられようとしている。 それ
『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣(以下、ブルーリフレクション)』をレビューしようとする時にチェックするべき項目は、「ゲームそのものの完成度」と「ジェンダーロールからの逃避先としての機能」の両面が高い水準で両立されているか、その2点しかない。無論、これがゲームとして発売されている限り、ゲームとしての水準はもっとも重要な点ではある。だが今作において、制作側が徹底的にこだわり抜いている点が、“「女性」しかキャラクターが出てこない世界観において、主人公の女性が女性との交流を重ねながら戦い成長していくというストーリーテリングの在り方”であるならば、その狙いが成功しているか否かという点から目を背けてこのゲームを語ることは不可能だろう。そして女性のみで構成された物語は、実は現代社会においてある種の定型化がなされているフォーマットのひとつであり、その底流に流れる背景は一般的に考えられてい
僕はどちらかといえば準強者男性だから、俯瞰思考を意識して持たなくとも、上から人々を見下ろすように考えられるため、公平な解を導き出せる自信がある。 能力的な意味合いでいえば弱者男性だけれど、親の経営コンサル会社で働いているのと、手違いで無職になったら家庭内ベーシックインカムの発動を実施することを約束して貰っているため、総合的に強者だと思われる。 このように、社会景気の変動くらいでは傷の一つもつかない僕だからこそ語れる、高みの見物的なジェンダー論を語らせて頂く。 大抵の会社において、女は「女」の仮面を被らないと、優遇も抜擢もされない つい先日、『「女を使って成り上がった」という考え方はおかしい。男が若くして成功しても、「男を使って下克上をした」とは言われないのだから』といった怒りの発言を耳にした。 たしかにわざわざ、「成功おめでとう。可愛い女で良かったな」とアイロニカルな物言いをするのはナンセ
私には高校の頃からの友人が居た。 居たというのは先日、自殺して亡くなってしまったから。 高校時代から冴えなかった私は校内で「あそこは帰宅部」と揶揄されていた文芸部に入った。 もちろん帰宅するために。 最初くらいは行っておこうと部室に向かう途中で会ったのが親友の彼女だった。 「増田さんも文芸部?」と声をかけてくれた。 最初の返しは「はい。」という一言だったと思う。 結局その年の入部者は私達2人だけだった。 帰り道、なんで文芸部に入ったかの話になって、お互いに帰宅するためだった事で盛り上がった。 その後、彼女とは漫画の貸し借りや好きな歌手が同じという事で仲良くなり、帰宅目的だったのに部活に行くのが楽しみになっていた。 帰宅部と言われるだけあって先輩たちはは初日以外は来ることはなかったので部室を2人で使い放題だった。 高校を卒業し、お互いに就職して働き出した。 彼女はアパレル関係の会社に就職し、
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