~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 1995年8月、65歳の生涯を終えたドイツの(児童文学)作家、ミヒャエル・エンデ。 彼は、科学技術が発達し、物が溢れる現代社会の中で、人は本当の心の豊かさや生きる喜びを見失っているのではないかと問いかけてきました。 1973年の代表作『モモ』の副題は、「時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語」というものです。 http://amzn.to/bHXAYm このぬすまれた「時間」は、「お金」の比喩で、利子が利子を生む現代の経済システムに疑問を投げかけているのです。 ———————————————————- 貨幣を、『実際になされた仕事や物の実体に対応する価値』として位置付けるために、現在の貨幣システムの何が問題で、何を変えなくてはならないか? (1) 購入代金、(すなわち、生産価値の交換手段=通貨)としてのお