台風30号の直撃で甚大な被害が出たフィリピンの支援活動に役立ててもらおうと、世界中からボランティアが参加して、現地の被害の様子など撮影した航空写真や衛星写真の情報をインターネット上の地図に記載する取り組みを行っています。 この取り組みは、インターネット上に2次利用可能な形で公開された衛星写真や航空写真などの画像を分析して、被災地の建物や道路の情報を「オープンストリートマップ」と呼ばれるネット上の地図に記載していくものです。現地の詳細な道路網のほか、被害を受けた地域で、どの建物が倒壊したり半壊したりしているのかについての情報も掲載されています。 現在、世界中で1000人余りのボランティアが、担当する地域を手分けしながら参加しているということで、日本でも17日、10数人のボランティアが集まって、地図作りに取り組みました。 オープンストリートマップとは、自由に情報を書き込んだり利用したりできるイ