政府や自治体の情報を機械判読可能で二次利用可能な形式で公開する「オープンデータ」の話が盛り上がってきた。非常に望ましい方向だと思う。オープンにするデータは色々あると思うが、地理空間情報はそのなかで重要なコンテンツの1つになるだろうと思う。主に国や自治体等がオープンデータとして公開するために、考えるべきことについて、3回くらい(ネタがあるのかはわからないけど・・・。)に分けて、自分が考えていることを書いてみたいと思う。今回は「どういう形式で地理空間情報を公開していくべきか?」についてである。 地理空間情報は、位置情報を付与する必要が無いデータに比べると、複数の情報を統 合して扱うことのメリットを出しやすいデータといえる。そう考えると、オープンデータにするからといって、それぞれの機関が独自のフォーマットで公開してしまうと、データ自体がオープンになることは良いけれど、例えば各自治体の独自の形式に