保護された当初の写真 一年後の様子。すっかり家猫に 道を歩いていたら、見るからに一人では生きていけない子猫がいた…。こんな経験をする人はごく少数かもしれませんが、見て見ぬふりもできず、家で育てることになったとあらば、子猫のためにすべきことがたくさんあります。 この連載では、実際に瀕死の状態で保護された一匹の子猫を事例にしながら、子猫を保護した場合の対処法を具体的にご紹介します。連載第一回のテーマは「病院」です。 子猫を保護した場合は動物病院へ 保護された子猫 写真の猫は、2012年6月28日にゴミ捨て場で保護された子猫です。保護されたときは目がつぶれており、ゴミや目ヤニで開かない状態でした。 捨て猫がいたゴミ捨て場 捨て猫を見つけ、保護した場合、真っ先にしなければならないことは獣医さんに診てもらうこと。ケガや病気の心配がなければすぐに行く必要はないと思われるかもしれませんが、目に見えない傷