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ASCII.jpに関するnuggetのブックマーク (16)

  • 「これでやっていける」 配信音楽、一年目の手ごたえ (1/4)

    自ら作った曲を、自らインターネットで売り、自ら著作権も管理する。そうした方法でネットを中心に活動する宅録音楽家・まつきあゆむ。われわれが取材したのはちょうど一年前。彼はあれからどういう音楽生活を送ってきたのだろう? 彼は、2010年1月1日に最初の自主配信アルバム「1億年レコード」をリリース。TwitterやUstreamを使った公開録音などで、一躍時の人となった。その一年後、2010年大晦日に「あなたの人生の物語」をリリースしている。どちらもネットで購入手続きを取ると、人がメールでダウンロード用のURLとパスワードを送ってくるという、実にプリミティブな販売方法が採られている。それは今でも変わらない。 彼の試みは成功したのだろうか? 成功したとすれば、次はどこに踏み出そうとしているのか。前回同様、ご自宅にお邪魔しての取材となった。前回と違うのは、彼の自宅が引っ越したこと。そして3.11以

    「これでやっていける」 配信音楽、一年目の手ごたえ (1/4)
  • 「私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない」 本人に聞いてみた (4/6)

    平沢 余計なお世話ですね。締切を守るヒラサワと言えば、この業界では有名ですから。 ―― 当に良く働きますよね、いつも仕事してる。 平沢 うん。止まると死ぬ。 ―― では今後も止まらないようにしてください。次です。 平沢 みんな自分においしいように考えるよね。 ―― それがファンというものです。 平沢 まず著作権問題から完全に解放されているわけではないです。初期の楽曲、特にファースト、セカンドあたりは永久譲渡ですから。呪縛は解けていませんね。 ―― では、どういう形で処理するんですか? 平沢 JASRACの流儀に従って、JASRACにお金を払いますよ。他にしようがないですからね。当は以前やったように、歌詞の内容を変えたり、メロディを変えたりしようと思ったんですが……。 ―― ……が? 平沢 めんどくさい。 ―― まあ確かに。でも曲はほとんど原形をとどめていないのに妙なもんですね。 平沢 

    「私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない」 本人に聞いてみた (4/6)
  • まるで不動産版ウィキリークス!「大島てる」の正体は? (1/5)

    事故や事件のあったいわくつきの不動産、いわゆる事故物件。 権利者にとって、事故物件はあまり公にしたくないもので、その界隈ではタブー視されるきらいがある。そんな事故物件Google Map上で公開し続けているのが、「大島てる」だ。2010年12月現在、対象エリアは東京都と神奈川県の一部のみだが、サイトが生まれた2005年からゆっくりと、しかし確実に範囲を広げている。 大島てるは「会社」と名乗ってはいるものの、その実態は謎が多い。創業は「天保8年」(1837年)、事業内容は「事故物件、ステ看板、落選運動 他」。主要取引先は「陸軍病院」、関連会社は「大島ぬい」と「大島かめきち」……。鵜呑みにするにはかなり困難な名前が並ぶ。ただし、メールアドレスは正しく機能していた。 顔の見えるインターネット 第86回は、大島てるの代表取締役・会長の大島学氏に連絡をとり、なぜ事故物件の情報を集めているのか、そし

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  • “メディア・アートの歴史――アルス・エレクトロニカの20年”

    20日(水)、NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)で、“メディア・アートの歴史――アルス・エレクトロニカの20年”が開催された。毎年9月にオーストリア、リンツで開催される世界的なメディア・アートの祭典、アルス・エレクトロニカ。その変遷を辿ることは、そのままメディア・アートの歴史をひもとくことでもある。アルス・エレクトロニカ・フェスティバル芸術監督であり、自身メディア・アーティストであるゲルフリート・シュトッカー氏を講師に迎え、過去から最新までの作品の数々がビデオやスライドで紹介された。 編集部注:稿では、“メディア・アート”のつづりを中黒ありとする。また、アーティスト名の敬称を略し ドキュメントからイベントへ “ドキュメントからイベントへの移行”――シュトッカー氏はメディア・アート出現の意義をこう定義する。「従って、美術館も作品を保管するだけでなく、ともに制作に関わってい

  • 初音ミクでハルメンズ! サエキけんぞうと7人のボカロP【前編】 (1/6)

    「初音ミク sings ハルメンズ」は、ハルメンズの作詞家・ボーカリストであったサエキけんぞう氏監修による公式カバー集だ。全トラックにボーカロイドが使われ、アルバムの制作のために7人のボーカロイドPが召喚された(Amazon.co.jp)。 アルバムに参加したのは、うどんゲルゲ、キャプテンミライ、ぶっちぎりP、みろんP、耳ロボP、 kihirohito、デッドボールPという、いずれも70〜80年代の音楽にルーツを持つ面々。ハルメンズの楽曲と、彼らの音楽性を勘案するとベストと言える布陣だ。 オリジナルとなったハルメンズは、日のニューウェイブ時代を代表するロックバンドで、鈴木慶一のプロデュースで「ハルメンズの近代体操」(1980)、「ハルメンズの20世紀」(1981)という、2枚のオリジナルアルバムを残し解散している。 ハルメンズの活動期間中、キーボーディストの上野耕路が、戸川純、太田螢一と

    初音ミクでハルメンズ! サエキけんぞうと7人のボカロP【前編】 (1/6)
  • ふぁぼられ方が半端じゃない! 謎の「ダ・ヴィンチ・恐山」 (1/5)

    ツイッター上のつぶやきにつけられた星印(フェイバリット)を収集するサイト、「ふぁぼったー」を数日眺めていると、毎回多数の「ふぁぼ」を集める常連ユーザーが見えてくる。その中で、とりわけ異彩を放つのがダ・ヴィンチ・恐山氏だ。 ツイッターを始めて1年弱で8万6000個を超える「星」を獲得しており、ときに1つのつぶやきで100人を超すユーザーを集めることもある。短期間で圧倒的な人気を得た背景には何があったのだろうか。 顔の見えるインターネット 第82回は、その恐山氏に「素性を明かさない」という条件で話を伺った。理由は「私が何者かであるというのは関係なしにツイートを読んでほしいんです。ネットは外見や社会的な立場から言葉が切り離されて、平等に評価されるのがいいんですよね」という。 それでも、氏の言葉からツイッターやネット全般にかかわる普遍的なスタンスが見えてきた。また、「ツイッターの面白さがいまいち分

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  • 絵心ゼロでも漫画はできる! 田中圭一氏、「コミPo!」を語る (1/5)

    「コミPo!(コミポ)とは、まったく絵を描かなくても、誰でもマンガを完成させられるソフトウェアです。コミPo!の登場によって、誰でも短時間でマンガを完成させることができるようになります!」 コミPo!公式サイトには、そんなコピーが掲げられている。いわゆる「マンガ制作ソフト」は数多くあったが、ここまで振り切ったキャッチは見たことがない。しかも、現役漫画家・田中圭一氏が監修を手がけたというのだから、驚きはより深い。 あまりにセンセーショナルな内容は、竹熊健太郎氏がブログで絶賛し、伊藤ガビン氏がツイッターでURL付きのコメントを残し、それを村上隆氏がリツイートして――と、発売前にもかかわらず大反響を呼んでいる。 それにしても、なぜ田中圭一氏がこんなソフトを作ったのだろう。ギャグ漫画「ドクター秩父山」、手塚漫画パロディ「神罰」などで知られる彼が関わっていると言われ、「あれ? 違……」という体験をし

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  • 中卒ニートで赤塚賞! 「地獄のミサワ」のつかめない半生 (1/6)

    インターネットにどっぷり浸かっている人なら、一度は上の1コマ漫画をどこかで目にしたことがあるはず。 かなりウザい、でもどこかで耳にした「あるある」なセリフ。そしてなぜか両目が近いキャラクター。両者が織りなすシュールさが「面白い」と評判を呼んで、昨年後半あたりからインターネットで大流行している。 その発信源は「地獄のミサワの『女に惚れさす名言集』」というブログ。この奇妙なネタを世に送り出してきたのが、「地獄のミサワ」さんだ。 月刊コミック誌「ジャンプスクエア」で連載を持つ現役漫画家で、現在26歳。2008年に第68回の「赤塚賞」で準入選を受賞した。赤塚賞は、小林よしのりや江口寿史、うすた京介や増田こうすけといった名だたる作家が受賞してきたギャグ漫画家の登竜門だ。 ネット人気が高まるに連れて、その素顔は謎が深まっていく。かくいう我々も好奇心を抑えきれず、つい思わずインタビューを直接申し込んでし

    中卒ニートで赤塚賞! 「地獄のミサワ」のつかめない半生 (1/6)
  • 「オタクはUKパンク」? 英国記者が見た、日本の音楽文化 (1/5)

    ヒカシュー、佐久間正英、初音ミク――。英字新聞「The Japan Times」で、日音楽シーンやサブカルチャー関連の話題を書きつづけている、イアン・マーティン(Ian Martin)という記者がいる。 彼は1978年ブリストル生まれの32歳。2001年に来日し、2005年からJapan Timesに寄稿を開始した。同時に、ポストパンク/ニューウェーブ系レーベル「Call And Response Records」(レーベル公式サイト)を始め、彼自身もパフォーマーとして参加している。 彼と我々は興味を持っている対象が近いらしく、取材でも何度か顔を合わせていた(関連記事)。彼が日のシーンをどう見ているのか、なぜ日のシーンに注目しているのかを、ぜひ一度聞いてみたかったのだ。 ところが待ち合わせの場所で改めて顔をあわせ、大変なことに気づいた。うっかりしたことに我々は通訳の手配を忘れていた

    「オタクはUKパンク」? 英国記者が見た、日本の音楽文化 (1/5)
  • 「スク水PV」出現のなぜ 日本のネット音楽が向かう先 (1/7)

    スクール水着の女の子と一緒に、エルビス・コステロを意識した風のエレキギター・ジャズマスターを抱えた男が踊っている。 これは、主にボーカロイドの楽曲を制作していたキャプテンミライが、ソロとしてリリースした新曲「涸れ井戸スイミング」のPV。キヤノンのデジタル一眼カメラのムービー機能を利用し、制作費用3万円で制作されたものだ。しかし、商業音楽のPVと比較してもクオリティーに遜色はない。 インディーロックシーンでの活動経験もあり、かつ映像作家でもある彼の領発揮というところだが、「同じことは誰にでもできる」というのが彼の主張で、そのテストケースになることを目標にしたという。新曲とともにスタートさせたオンラインレーベル「バイバイレコード」もその1つだ。 自分で歌い、実写PVを上げ、レーベルを作って、iTunesで売る……。いわゆる「ボカロP」の今後の進路を占う上でも重要ないくつかのチャレンジと、そこ

    「スク水PV」出現のなぜ 日本のネット音楽が向かう先 (1/7)
  • ~師範! Emacsとviって使わないといけないんですか!?~ (1/5)

    小林:こんばんは、引き続きワールドカップをスルーしつつUbuntu道場収録のお時間です。 編集S:前回の続きってことをばらすなー! 瀬尾浩史:いや、二回まとめて収録なのは羞恥の事実なのペン……。 あわしろいくや:そこの瀬尾ペン先生、変換が。 小林:ああ、私のネタが……。 hito:小林さんの数少ない持ちネタ取っちゃだめー! ミズノ:Emacs♪ Emacs♪ Emacs♪ やまね:こっちの人はなにかワクテカしてるし。 ミズノ:やっとEmacsネタの許可が出たんですよ! 村田:いいからとっとと終わらせてサッカー見るで味噌……。 hito:ということで、Emacsとviネタが今回のテーマです。なお、アルファベット順なので「なんでviが先じゃないんだ」という信者さんからのクレームは受け付けません。 やまね:……viとEmacsなのか、Emacsとviなのか、ってだけで宗教戦争始まるし。観戦してい

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  • ニコニコ世代の「アングラ」生んだ、ヒッキーPに聞く (1/7)

    ニコニコ動画で、いわゆる「アングラ系」と呼ばれる作家は数多い。中でも、ヒッキーPはかなり特殊なポジションにいる。極端に短い楽曲構成やノイズを多用した音作りは、一聴すると確かに実験的で、アンダーグラウンドの括りも肯けないわけではない。 ただ、和声の使い方やメロディーラインは非常にポップで、決してアングラのためのアングラをやっているわけではない。少なくとも作曲技術的には、他の「メジャー」なボカロPと比較して劣るところはなく、むしろ実験的な構成であるところに何らかの意思を感じてしまうくらいだ。 作風からは少々近づきがたい感じもあるが、我々の入手した情報によれば、様々な作家を発掘したことで有名な「VOCALOIDアンダーグラウンドカタログ」の初代編者はヒッキーPだったらしい。前回のこんぺいとうPを見出したのもこのカタログだ。 作家の多くは自分の置かれた状況に自覚的だが、自分自身でシーンの組織化に向

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  • 初音ミクに見る音楽の世代観 小林オニキスさんが語る (1/7)

    今さら感は非常に強いが、今回のインタビューには、小林オニキスさんをお迎えした。小林さんは2007年末にニコニコ動画に登場した、ボーカロイド(ボカロ)第一世代の有力Pの一人。ボカロ好きには言わずと知れた、あの名曲「サイハテ」の作者だ。 サイハテの公開は2008年1月。当時としては珍しかったアニメーションをPVに取り入れた。ポップなメロディ・四つ打ちのビートの曲調とは裏腹に「死別」という重いテーマを持った、非キャラクターソングの走りでもあった。結果として幅広いリスナーを得て、公開から2ヵ月と経たないうちに再生回数は100万回を超えた。 この曲のもう1つのトピックは、元スーパーカーのフルカワミキにカバーされたことだった。これはボカロ曲がメジャーのアーティストに演奏され、JASRACに登録することなく音源が流通した初のケースだった。サイハテは二次創作が多い事情を勘案した上で、メジャーとボカロの垣根

    初音ミクに見る音楽の世代観 小林オニキスさんが語る (1/7)
  • 人はなぜ歌声に涙するのか 初音ミクを使いこなす「神」に聞く (1/7)

    初音ミクは、当に「人の声」なんだろうか。 ニコニコ動画で歌声ソフト(ボーカロイド)で作られた曲を聴きつづけていると、そんな疑問にかられることがある。たしかにボーカロイドは声優さんの声を収録したものだ。でも、いざ曲を聴いてみると、どこか「生きてない」と感じてしまうことがある。来、声にこもっているはずのナマっぽさが圧倒的に足りないのだ。 そんなぼくの考えをぶちこわしてくれた曲がある。「しろいそら」だ。 曲はフィッシュマンズのような透き通ったダブ系ロックサウンド。作曲は専用ソフト(DAW)を使ったものではなく「nanoloop」というゲームボーイのインディーズソフトを使う。デジタルノイズがザラザラとやかましい、あのゲームボーイの音がぴたりと曲に合うのだ。 そんなMVを見ていて目につくのは「神調教!」というコメントだ。 「調教」というちょっと過激な表現はもちろんネットスラング。ボーカロイドの声

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  • HTML5 Audioで作るiTunes風音楽プレイヤー (1/7)

    HTML5サウンドプレイヤーのサンプル。マウスで選択した曲(音声ファイル)が再生される。画像クリックでサンプルページを表示します(Firefox 3/Opera 10/Safari 4で表示可能) 連載でもこれまでHTML5 Videoを使って動画を再生する方法を紹介しましたが、今回は音声を再生してみましょう。HTML5ではプラグインを使用しなくても動画や音声を再生できます。 今回はHTML5 Audioのサンプルとして、選択した音楽(音声ファイル)を再生するサウンドプレイヤーを作ります。単に音楽を再生するだけでは面白くないので、Canvasを使ってビジュアルを表示する機能も付けます。さしずめ、iTunesやWindows Media Playerのブラウザー版、といったところでしょうか。 ブラウザーによって違うサポート形式 HTML5 AudioはVideoと同じメディア要素として扱わ

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  • ネットは作家が成長できる場所 人気絵師・ゆのみさんが語る (1/5)

    初音ミクなど「ボーカロイド」の動画は、ニコニコ動画の中でも絶大な人気を誇る。 そこで人気になるには曲が大切なのはもちろんだが、曲にPVをつける「VOCALOID-PV」の制作者も非常に重要だ。「曲」と「映像」、この両者が揃ってこそ、猛者がひしめく動画の世界でトップに立つことができるのだ。 そんな中、制作をはじめて2年以上が経ち、いまだトップクラスの人気を誇るPV作家がいる。それが「ゆのみP」(ゆのみ)さんだ。 PVデビューはcokesi氏の「コンビニ」。PVは歌詞に合わせた1つの物語になっていた。それは当時としては珍しい手法で、その暖かみある世界観に多くの人が引きつけられた。 まだオタク色が根強く「萌え系」のイラストが多かった当時、ゆのみさんの絵柄は完全に「少女漫画」の世界。かなり異色な存在だった。そのPVはニコニコの中でも強い存在感を持ち、ゆのみさんの名前は瞬く間に知られることになってい

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