タグ

ASCII.jpと音楽に関するnuggetのブックマーク (6)

  • 「私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない」 本人に聞いてみた (4/6)

    平沢 余計なお世話ですね。締切を守るヒラサワと言えば、この業界では有名ですから。 ―― 当に良く働きますよね、いつも仕事してる。 平沢 うん。止まると死ぬ。 ―― では今後も止まらないようにしてください。次です。 平沢 みんな自分においしいように考えるよね。 ―― それがファンというものです。 平沢 まず著作権問題から完全に解放されているわけではないです。初期の楽曲、特にファースト、セカンドあたりは永久譲渡ですから。呪縛は解けていませんね。 ―― では、どういう形で処理するんですか? 平沢 JASRACの流儀に従って、JASRACにお金を払いますよ。他にしようがないですからね。当は以前やったように、歌詞の内容を変えたり、メロディを変えたりしようと思ったんですが……。 ―― ……が? 平沢 めんどくさい。 ―― まあ確かに。でも曲はほとんど原形をとどめていないのに妙なもんですね。 平沢 

    「私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない」 本人に聞いてみた (4/6)
  • “メディア・アートの歴史――アルス・エレクトロニカの20年”

    20日(水)、NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)で、“メディア・アートの歴史――アルス・エレクトロニカの20年”が開催された。毎年9月にオーストリア、リンツで開催される世界的なメディア・アートの祭典、アルス・エレクトロニカ。その変遷を辿ることは、そのままメディア・アートの歴史をひもとくことでもある。アルス・エレクトロニカ・フェスティバル芸術監督であり、自身メディア・アーティストであるゲルフリート・シュトッカー氏を講師に迎え、過去から最新までの作品の数々がビデオやスライドで紹介された。 編集部注:稿では、“メディア・アート”のつづりを中黒ありとする。また、アーティスト名の敬称を略し ドキュメントからイベントへ “ドキュメントからイベントへの移行”――シュトッカー氏はメディア・アート出現の意義をこう定義する。「従って、美術館も作品を保管するだけでなく、ともに制作に関わってい

  • 初音ミクでハルメンズ! サエキけんぞうと7人のボカロP【前編】 (1/6)

    「初音ミク sings ハルメンズ」は、ハルメンズの作詞家・ボーカリストであったサエキけんぞう氏監修による公式カバー集だ。全トラックにボーカロイドが使われ、アルバムの制作のために7人のボーカロイドPが召喚された(Amazon.co.jp)。 アルバムに参加したのは、うどんゲルゲ、キャプテンミライ、ぶっちぎりP、みろんP、耳ロボP、 kihirohito、デッドボールPという、いずれも70〜80年代の音楽にルーツを持つ面々。ハルメンズの楽曲と、彼らの音楽性を勘案するとベストと言える布陣だ。 オリジナルとなったハルメンズは、日のニューウェイブ時代を代表するロックバンドで、鈴木慶一のプロデュースで「ハルメンズの近代体操」(1980)、「ハルメンズの20世紀」(1981)という、2枚のオリジナルアルバムを残し解散している。 ハルメンズの活動期間中、キーボーディストの上野耕路が、戸川純、太田螢一と

    初音ミクでハルメンズ! サエキけんぞうと7人のボカロP【前編】 (1/6)
  • 「オタクはUKパンク」? 英国記者が見た、日本の音楽文化 (1/5)

    ヒカシュー、佐久間正英、初音ミク――。英字新聞「The Japan Times」で、日音楽シーンやサブカルチャー関連の話題を書きつづけている、イアン・マーティン(Ian Martin)という記者がいる。 彼は1978年ブリストル生まれの32歳。2001年に来日し、2005年からJapan Timesに寄稿を開始した。同時に、ポストパンク/ニューウェーブ系レーベル「Call And Response Records」(レーベル公式サイト)を始め、彼自身もパフォーマーとして参加している。 彼と我々は興味を持っている対象が近いらしく、取材でも何度か顔を合わせていた(関連記事)。彼が日のシーンをどう見ているのか、なぜ日のシーンに注目しているのかを、ぜひ一度聞いてみたかったのだ。 ところが待ち合わせの場所で改めて顔をあわせ、大変なことに気づいた。うっかりしたことに我々は通訳の手配を忘れていた

    「オタクはUKパンク」? 英国記者が見た、日本の音楽文化 (1/5)
  • 初音ミクに見る音楽の世代観 小林オニキスさんが語る (1/7)

    今さら感は非常に強いが、今回のインタビューには、小林オニキスさんをお迎えした。小林さんは2007年末にニコニコ動画に登場した、ボーカロイド(ボカロ)第一世代の有力Pの一人。ボカロ好きには言わずと知れた、あの名曲「サイハテ」の作者だ。 サイハテの公開は2008年1月。当時としては珍しかったアニメーションをPVに取り入れた。ポップなメロディ・四つ打ちのビートの曲調とは裏腹に「死別」という重いテーマを持った、非キャラクターソングの走りでもあった。結果として幅広いリスナーを得て、公開から2ヵ月と経たないうちに再生回数は100万回を超えた。 この曲のもう1つのトピックは、元スーパーカーのフルカワミキにカバーされたことだった。これはボカロ曲がメジャーのアーティストに演奏され、JASRACに登録することなく音源が流通した初のケースだった。サイハテは二次創作が多い事情を勘案した上で、メジャーとボカロの垣根

    初音ミクに見る音楽の世代観 小林オニキスさんが語る (1/7)
  • 人はなぜ歌声に涙するのか 初音ミクを使いこなす「神」に聞く (1/7)

    初音ミクは、当に「人の声」なんだろうか。 ニコニコ動画で歌声ソフト(ボーカロイド)で作られた曲を聴きつづけていると、そんな疑問にかられることがある。たしかにボーカロイドは声優さんの声を収録したものだ。でも、いざ曲を聴いてみると、どこか「生きてない」と感じてしまうことがある。来、声にこもっているはずのナマっぽさが圧倒的に足りないのだ。 そんなぼくの考えをぶちこわしてくれた曲がある。「しろいそら」だ。 曲はフィッシュマンズのような透き通ったダブ系ロックサウンド。作曲は専用ソフト(DAW)を使ったものではなく「nanoloop」というゲームボーイのインディーズソフトを使う。デジタルノイズがザラザラとやかましい、あのゲームボーイの音がぴたりと曲に合うのだ。 そんなMVを見ていて目につくのは「神調教!」というコメントだ。 「調教」というちょっと過激な表現はもちろんネットスラング。ボーカロイドの声

    人はなぜ歌声に涙するのか 初音ミクを使いこなす「神」に聞く (1/7)
  • 1