2年前の11月まで、Harrison Chase(ハリソン・チェイス)はベイエリアのハッカソンに参加するごく普通のエンジニアだった。それからわずか15カ月後、彼が取り組んでいたサイドプロジェクトは、大注目を集める人工知能(AI)関連のスタートアップLangChainとなった。 同社は2月15日、セコイア・キャピタルが主導したシリーズ A ラウンドで2500万ドル(約37億6000万円)を調達したと発表した。同社はまた、初の有料製品を一般公開し、ウェイトリストに登録していた数万人向けに提供を開始した。 「LangSmith」と名づけられたこの新製品は、プログラマーがOpenAIのGPT-4などの大規模言語モデル(LLM)をベースにアプリを構築する際、基礎となるコードの追跡やテストを支援する。従来は、企業がAIのプロトタイプ構築から、ビジネスに大きな変化をもたらす大規模でリリース可能なアプリに
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