プロ格闘家で「PRIDE」「DREAM」などでも活躍した、「ONE FC」元ライト級世界チャンピオン青木真也さん。麻布中・高から、東大へと進学したのち、プロゲーマーに転身。世界トップクラスの優勝回数を誇るときどさん。2人の“異業種格闘対談”が実現しました。聞き手はときどさんの中・高の先輩にあたり、『麻布という不治の病』を出版した教育ジャーナリストのおおたとしまささんです。(全3回の1回目/#2、#3へ) いまは「ファイトマネーよりYouTube収入」 ときど 大晦日に格闘技番組ばかりやっていた時期がありましたよね。当時よく見てました。 青木 かつてはテレビが強かったから「格闘技ブーム」ができました。いまはテレビが衰退しているので、メジャーな文化をつくるのが難しい。社会のルール自体がこの10年くらいで変わってきている感じはしますよね。 ときど eスポーツは逆にこの3年くらい本当に上り調子です