静岡市は、人気アニメ「機動戦士ガンダム」の像がJR東静岡駅北の市有地に展示された場合の市経済への波及効果を、400億円と試算した。 21日の市議会「新都市拠点整備及び公共交通対策調査特別委員会」(尾崎剛司委員長)で明らかにした。 市地域産業課によると、展示期間は未定だが、7月から仮に300日間とすると、90万人が訪れ400億円の経済効果が見込まれるという。また、期間中、会場の警備や清掃などで延べ9600人の雇用を創出できるとしている。展示期間や関連イベントの詳細な内容は、3月下旬に発表する。 ガンダム像は、アニメの設定と同じ18メートルの高さがあり昨夏、東京・お台場で約2か月間展示された。当初、来場者数150万人を見込んだが、実際は415万人が訪れた。 市地域産業課の青山義弘課長は「静岡市への来場者数も、見込みよりも多くなるかも知れない」と話している。