8日の富山戦は、羽生選手の劇的な決勝点と涙のヒーローインタビューに注目が集まりましたが、その試合がFC東京デビューとなった上里選手も上々のプレーを見せていました。 これまではひざの負傷の影響もあってなかなか出番は訪れませんでしたが、富山戦ではボランチで先発出場。68分までプレーし、積極的に自慢の左足でミドルシュートを狙ったほか、中盤の底からの組み立てで「自分たちがボールを回しながら相手を疲れさせる」(大熊監督)という狙いをしっかりとこなしていました。 本人は試合後、「ミスもあったし。このチームで初めての公式戦だったので、慎重というか迷いがあった」と反省の弁を口にしていましたが、今季のFC東京に足りなかったゲームメーク能力を見せるなど、今後に期待を抱かせるパフォーマンスでした。 今節に向けても「気持ちの部分でもうちょっと強くならないといけない。ちょっと遠慮している。草津戦はミスを恐れずにやっ