北の無人駅から 作者: 渡辺一史,並木博夫出版社/メーカー: 北海道新聞社発売日: 2011/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (31件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 単なる「ローカル線紀行」や「鉄道もの」ではなく丹念な取材と深い省察から浮き彫りになる北海道と、この国の「地方」が抱える困難な現実―。新たな紀行ノンフィクションの地平を切り拓く意欲作。 『書店員が本当に売りたかった本』(僕の感想はこちら)で採り上げられていたのをみて購入。 北海道の「無人駅」からはじまる、7つの章で成っている本なのですが、合計800ページ弱で、各章の終わりに「CLICK」というタイトルのかなり詳細な「注釈」がつけられています。 最初、手にとったときには、「分厚い本だなあ、読み切れるかな……」と買うのを躊躇してしまったほどですが、読んでいくうちにどんどん引