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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (346)

  • 誰もが表現者になれる時代はとっくに終わってるんだよ - シロクマの屑籠

    今回の内容は、以前にも誰かが書いていたかもしれない。でもこれから私が書くことを一字一句違わず書いた人はいないはずだから、誰かに届くかもと期待しながら記してみる。 インターネットの普及期と現在を比較して、違っているところを挙げるとしたら何が挙がるだろう? アングラ感の強弱。インターネットの多数派がどんな人なのか。コミュニケーションの主な手段がウェブサイトかブログかSNSか動画か。挙げれば色々ある。 今日、まとめたいのは「誰もが表現者になれる時代の終わり」についてだ。 インターネットではさまざまな新しいネットサービスが流行っては廃れを繰り返してきた。そして共通点がある。どのサービスでも、流行期には「誰もが表現者になれる」という夢が薄らぼんやりと漂い、それに釣られて集まってくる人々がいた。 90年代から00年代のはじめはウェブサイトの時代だった。この頃インターネットをはじめたアーリーアダプターた

    誰もが表現者になれる時代はとっくに終わってるんだよ - シロクマの屑籠
    nuryouguda
    nuryouguda 2023/08/29
    それでも人類発祥の頃からなんとなく表現をする人はいたしこれからもいるでしょう
  • 書評『眠りつづける少女たち』(の続き) - シロクマの屑籠

    眠りつづける少女たち――脳神経科医は〈謎の病〉を調査する旅に出た 作者:スザンヌ・オサリバン紀伊國屋書店Amazon 今年の6月、共同通信さんのご依頼でスザンヌ・オサリバン『眠り続ける少女たち』の書評を書くミッションに挑んだ。7~8月にかけて全国の新聞に載せていただいたのだけど、新聞書評に書ききれなかったことも色々あったので、ブログにまとめてみる。 新聞書評で強調した点 はじめに、新聞書評としてとりあげた点を。 新聞書評当に色々な人の目に留まる。精神疾患や精神症状の知識が無い人、偏見や嫌悪感を持っている人だって読むかもしれない。そして『眠りつづける少女たち』には小さな書評欄には到底おさめきれない、誤解や偏見を招くおそれのある難しい問題がたくさん記されている。 特に難しいのは、同書のなかで大きなウエイトの置かれる、機能性神経障害についての記載だ。 機能性神経障害(機能性神経症状症)はDS

    書評『眠りつづける少女たち』(の続き) - シロクマの屑籠
    nuryouguda
    nuryouguda 2023/08/26
    僕も色々ガタがきてる
  • 人生二周目の昆虫採集 - シロクマの屑籠

    2023年の夏はとてつもない暑さで、昼間に外で遊んでいたらぶっ倒れてしまいそうだ。必然的に、屋外の活動は早朝か夕方に限られる。海水浴や昆虫採集なら早朝一択だ。早朝なら、海も凪いでいることも多い。 子どもと一緒に、海ではアメフラシやウミウシやカサゴを、山ではセミやトンボや甲虫のたぐいを追い回してきた。今の子どもにとって、昆虫採集よりポケモンを集めるほうがずっと簡単だ。けれども昆虫は"当に生きている"生き物だ。だから簡単には捕まってくれない。我が家では、春から秋にかけてごく当たり前に昆虫採集をしていたので子どもはそれを習慣として受け取ってくれた。とはいえ年齢が重なればいつかは昆虫採集もしなくなっていくだろう。2023年は、まだその時ではなかった。 私自身が網をふるう機会は、最近はあまりない。子どもが上手に・自分なりに考えながら昆虫を追いかけたり海生生物をキャプチャーしたりしている。いまどきの

    人生二周目の昆虫採集 - シロクマの屑籠
    nuryouguda
    nuryouguda 2023/08/14
    えっ?僕は一人(脳内妹と)でパフェ食べるし遊園地にも行く。シロクマ先生の世間体とは世間の他人ではなく内在化した社会規範なのでは?物理的に可能なことは神が許している!
  • 「俺が借りなきゃ誰が借りる」──図書館の利用、それと貢献 - シロクマの屑籠

    blog.tinect.jp 黄金頭さんがbooks&apps図書館利用について文章を書いてらっしゃった。エッセイと呼んで似合いの文章だと思う。はてなブログのエッセイストとして、はじめのほうに名前の挙がるブロガーではないだろうか。 図書館の利用については私にも来歴があり、思い入れがある。 触発されてそれを書いてみたくなった。書いてしまえ、と思う。 図書館を借りることを忘れていた 私は小さい頃から図書館に連れていってもらっていたので図書館を借りることには抵抗がない。当時の実家には蔵書と呼べるものはなく、狭い廊下の棚には父の職業上の専門書と『史記』が、それと母が親族からもらい受けた、古びた子ども向け図鑑一式と絵が収納されていた。それらのおかげで小中学生の頃は国語と理科と社会については苦労しなかった。 けれども高校時代からしばらく、図書館のことは忘れていた。大学生時代、レポートをつ

    「俺が借りなきゃ誰が借りる」──図書館の利用、それと貢献 - シロクマの屑籠
    nuryouguda
    nuryouguda 2023/08/08
    荒俣宏先生のヤバい魔導書の翻訳とかはむしろ会員登録したら入れる私立文系図書館にしかないと思う。買うとすごく高い。
  • 娑婆ウォッチ「デパスやマイスリーの処方が減らない本当の理由」 - シロクマの屑籠

    デパス(エチゾラム)・ソラナックス(アルプラゾラム)・ワイパックス(ロラゼパム)・マイスリー(ゾルピデム)。精神医療の世界では、こうしたベンゾジアゼピン系の薬はできるだけ減らしましょう……とずっと言われ続けていた。依存性があり、副作用もいろいろあるからだ。 ところが2023年になってもこれらの処方は減らない。どうしてこうなっているのだろう? 精神科医の勉強不足のせいだろうか? この続きはcodocで購入

    娑婆ウォッチ「デパスやマイスリーの処方が減らない本当の理由」 - シロクマの屑籠
    nuryouguda
    nuryouguda 2023/08/05
    金がないので課金はしないが!私も減薬を試みたところ、デパス3錠を2錠に少し減らしただけで眠れなくなった!脳は化学物質で動く!
  • 認知機能がギリギリで保たれている高齢者について少し - シロクマの屑籠

    ちょっと高齢者の健康についてしゃべりたくなったので、しゃべらせてください。 [B! 医療] 「こんなに急に悪化するとは思わなかった」これから親を看取る人は知っておきたい"老衰死の経過" いつ墜落するかわからない低空飛行中の飛行機の状態 2022年の10月頃、なとろむ先生*1が、いきなり容体が悪化する高齢者の話をなさっていた。誤嚥性肺炎や心不全といったかたちで心臓・肺・腎臓の機能が一気に悪化する。でも、それは当の意味で急激に悪化したのでなく、もともとエイジングによってかなり弱くなっていたのだ。ちゃんと機能を保つギリギリの低空飛行をしていたものが、そのギリギリが保てなくなってホメオスタシスを維持できなくなった高齢者のケースは、医療に携わる者なら誰でも出会ったことのあると思う。 だから高血圧や肺気腫を放置していても元気に振舞っている高齢者も、案外、そのホメオスタシスは余裕綽々で保たれているわけ

    認知機能がギリギリで保たれている高齢者について少し - シロクマの屑籠
    nuryouguda
    nuryouguda 2023/07/30
    僕は老齢ではないけど過労で何度か死にかけて不可逆ダメージにより精神障害者になったので、低空飛行の維持は他人事ではない。熱中症などリスクは避けたい。かと言って外出もせず休むだけでも衰える。
  • トリップしようぜ!鳥だけに──『君たちはどう生きるか』 - シロクマの屑籠

    宮崎駿監督の新作『君たちはどう生きるか』を発作的に観たくなって、初日のチケットを予約して観に行ってきた。 いったん無料パートでネタバレなしに・毒にも薬にもならないことを書いて、有料パートで盛大にネタバレして書きたい放題やってたかぶった気持ちを落ち着かせようと思う。 まずこの作品は、事前情報がポスター一枚だけだった。名のある監督のアニメ映画をまったくの事前情報なしで視聴するチャンスはめったにないことだ。ひょっとして、作品のこのマーケティング戦略(?)が当たったら真似する作品が現れるかもしれないが、だとしても珍しいことなので、事前情報なしで有名作品を観てみたい人はこの連休のうちに視聴してしまうのを強くお勧めする。 事前情報なしでの視聴をお勧めしている以上、この文章のネタバレなしパートに書けることは少ない。極力抽象的なことを書く・視聴し終わった人にだけ何かが伝わるような語彙をひとつかふたつほど

    トリップしようぜ!鳥だけに──『君たちはどう生きるか』 - シロクマの屑籠
    nuryouguda
    nuryouguda 2023/07/15
    Gレコは無料配信になってやっと劇場版も評価されるようになったのに、宮崎駿は宮崎駿だと言うだけで売れる。そして売上でクンタラを見下す!
  • どんな人が・なぜ身体拘束の対象になっているのか──疾患分類からみえること - シロクマの屑籠

    東京新聞の記者が日精神科病院協会(日精協)の会長にインタビューした記事が掲載されていた。 www.tokyo-np.co.jp この記事は、精神科病院での身体拘束を問題視し、その必要性を述べている日精協会長の発言まで問題視するもののようにみえる……が、あまり迫力ある主張になっていなかった。 これは、精神保健指定医である私が見てそう感じただけでない。個人の自由を尊重する価値観の多いはてなブックマークのユーザーの反応も、そのようなものだった。 [B! 医療] 身体拘束「なぜ心が痛むの?」「地域で見守る?あんた、できんの?」精神科病院協会・山崎学会長に直撃したら…:東京新聞 TOKYO Web この、はてなブックマーク上の反応をみる限り、多くの人は事態がそれほど単純ではないことを見抜いている様子だった。 身体拘束をはじめとする行動制限については論点がたくさんあり、全てを論じようとすれば一冊の書

    どんな人が・なぜ身体拘束の対象になっているのか──疾患分類からみえること - シロクマの屑籠
    nuryouguda
    nuryouguda 2023/07/09
    僕は職場にも地域にも居場所がない†闇の妖怪†なんだよ
  • 娑婆ウォッチ「ブクマし続けるのもある種の才能」 - シロクマの屑籠

    水星の魔女ガンダムという伝統芸能をやってのけた - シロクマの屑籠 高齢者がアニメを観ているというのはある種の才能だなと思った。自分はもうクライマックスを倍速でなら観たいってレベルなので、等速で全部見るとかは絶対無理2023/07/04 13:14 b.hatena.ne.jp 高齢者がアニメを観ているというのはある種の才能だなと思った。自分はもうクライマックスを倍速でなら観たいってレベルなので、等速で全部見るとかは絶対無理 確かに才能なんですよね、それも。 この続きはcodocで購入

    娑婆ウォッチ「ブクマし続けるのもある種の才能」 - シロクマの屑籠
    nuryouguda
    nuryouguda 2023/07/05
    シロクマサロン!
  • 水星の魔女はガンダムという伝統芸能をやってのけた - シロクマの屑籠

    <この文章には『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のネタバレを含みます> 機動戦士ガンダム 水星の魔女 HG ガンダムキャリバーン 1/144スケール 色分け済みプラモデル BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)Amazon 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第二期がこないだの日曜に終わった。大団円のエンディング、と言えるんじゃないだろうか。第一期に引き続いて、2020年代のガンダムとして『水星の魔女』は完結した。私はそれをうれしく思う。 2020年代にガンダムという手垢のついた、伝統すらできてしまっているIPの新作を作るのは、とても大変だろうなぁ……と放送前から思っていた。私自身、長年ガンダムを観てきた人間だから、ガンダムと銘打つからには、その作品にはガンダムらしさがあって欲しいと願っていた。歴代のガンダムだってそうだっただろう、ガンダムガンダムらしくない時には賛否両論が沸き起

    水星の魔女はガンダムという伝統芸能をやってのけた - シロクマの屑籠
    nuryouguda
    nuryouguda 2023/07/04
    やっぱりシロクマ先生はプロの文筆家ですね。本音の苦言は途中に少しまぶして、最後に綺麗にほめて終わる。僕は炎上しないとアクセス伸びない弱小ブログなので逆の構成にしました
  • はてなブログの有料記事と「自分のゲーム」がちゃんとできるのか問題 - シロクマの屑籠

    blog.hatenablog.com 昨日、「はてなブログで有料記事販売が可能に」というニュースを見かけた。長年、noteで有料記事を書こうか迷っていた私には嬉しいお知らせだ。「ブログ上の有料記事ならではの文章」を吐き出す経路として活用できるなら、喜んで活用したい。 「自分のゲーム」に貢献しない有料記事は書くべきではない しかし立ち止まって考えてみた時、ブログに有料記事を書いてどれぐらい私自身にメリットはあるだろうか? これは私に限ったことではない。ブロガーそれぞれにとって有料記事をブログで書き、読者からお金をもらうとはどれぐらい優先度の高いことで、どのぐらい代償を伴うものだろうか。 これは人それぞれ、であるはずだ。 有料記事を売ってお金を手に入れる、そのために読者を獲得し収益化するのが最優先のブロガーがいても、ちっともおかしくない。そういう人は収益化に役立つ有料記事を書き、そういうブロ

    はてなブログの有料記事と「自分のゲーム」がちゃんとできるのか問題 - シロクマの屑籠
    nuryouguda
    nuryouguda 2023/06/30
    noteの経験からすると、僕にとって有料記事はみんなに読んで欲しいものではなく「読むハードルを上げて読まれにくくしないとヤバい内容」
  • 「推し」とナルシシズム - シロクマの屑籠

    推しの子】 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者:赤坂アカ,横槍メンゴ集英社Amazon 最近、いや数年前から「推し」という言葉をよく耳にする。10~25年以上前にオタク界隈で流行っていた「萌え」に比較すると、「推し」には公言しやすさがあり、あしざまに言われることは少なく、より広い範囲で用いられているようにみえる。そして不特定多数と一緒にキャラクターやタレントを応援すること、ひいては「推し」にお金や時間や情熱をつぎ込むことが良いことのように語られている。 いつの頃からか、時代の合言葉のようになった「推し」。 では人はなぜ「推す」のだろう? もちろん「推し」などと言わなくても、昔から芸能界のファンには「推し」とよく似たことをやっている人々が存在していた。さまざまなジャンルの愛好家にもいただろう。ではなぜ、今、「推し」が時代の寵児のように語られているのだろう? そのあたりも含

    「推し」とナルシシズム - シロクマの屑籠
    nuryouguda
    nuryouguda 2023/06/16
    僕は社会が苦手なので刹那的快楽主義に耽りますね
  • ますます静かに・安全になっていく社会は人間を自由にするか - シロクマの屑籠

    anond.hatelabo.jp リンク先の文章には、近隣の公園の喧騒に過敏になり、クレームをつけるに至った人の体験談が丁寧に記されている。いつものようにはてなブックマークにはたくさんのコメントが集まっていて、さまざまな意見、見解、感想が入り混じっている。 コメントのなかには、筆者の体験を病的であるとみなし精神科病院に行くよう勧めるもの、逆に精神科病院に行くよう勧めることが問題の個人化を促し、環境の改善がおざなりになってしまうのを懸念する声も見受けられた。なるほど。とても現代的だ。ここでは、近隣での騒ぎ声についての悩みが医療化されていると同時に、行政にクレームをつけることで改善を期待するさまが読み取れる。どちらも昭和時代以前には稀なソリューションだったに違いない。 昭和時代だったらどんなソリューションになっただろうか。 決まっている。「コラー!」である。 「子供が公園で自由に騒げた時代」

    ますます静かに・安全になっていく社会は人間を自由にするか - シロクマの屑籠
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    nuryouguda 2023/06/10
    僕は僕の敵を許さない
  • 忘れる・忘れられることを承知のうえでゲームと向き合うこと - シロクマの屑籠

    blog.tinect.jp ゲームの個人史って、ものすごく儚いと思いませんか? その点でいえば、ゲームの個人史でなくゲーム史をものしたいと願った人の気持ちは理解できる。と同時に、ゲーム史として・サブカルチャーの「正史」として後世に語り継がれていくものが個人の印象に歪曲されてしまうことは罪深いことだろうとも想像できる。 が、「正史」としてゲーム歴史家が編纂する範囲はあまり広くなく、その外側には無数のゲーム個人史が残り、あまたのエピソードが取り残される。アニメ個人史やライトノベル個人史、コミックマーケット個人史もそうかもしれない。体験した者の数だけ風景が存在したはずだが、それらのうち、「正史」に編纂されるのはごく一部だ。「正史」に残らない部分についてはなまじっかな努力では忘却に逆らうことができない。それが虚しく思えることが最近の私にはよくある。 私のゲームシーンもあなたのゲームシーンも、時

    忘れる・忘れられることを承知のうえでゲームと向き合うこと - シロクマの屑籠
    nuryouguda
    nuryouguda 2023/05/30
    御影石に文字を刻むのか二進法で記載するのか、それが問題だ
  • 40代になってからも限界はみえない。それでもできることは減っている。 - シロクマの屑籠

    2023年度のGWも終わって、何というでないけれどもくたびれている。このままギアを落とさず5月をやっていくのかーと思うと気分が晴れない。五月病など、あってはならないことだ。 仕事と原稿と家庭に忙殺される日々を振り返って、思う。ああ、すごくできることが増えたけれども、すごくできることが減ったなぁ、と。以下に書くことがすべての中年に当てはまるとは、私も思っちゃいない。けれども私のようなパターンにはまる中年もいるはずだし、そういう人には刺さるかなと思って、四十代後半になった一人の人間の成長と限界について書き置きしておく。 「中年の成長の限界」の予想と現実 私は昔から成長の限界について考えるくせがあって、もう20代の頃から自分の限界はどこなのか、もし限界が来るとしたらどう身を処すべきか意識してきた。不安だったのだろう。というか今でもまあまあ不安だ。 そうして20~30代の頃に想像していた「中年の限

    40代になってからも限界はみえない。それでもできることは減っている。 - シロクマの屑籠
    nuryouguda
    nuryouguda 2023/05/12
    僕の妹の言葉ですが、「やり足りなくても、常に何か一つでもやっていたら、それはやったことになる。休憩もふくむ!」
  • タイトルすら読めない人の「声」は今のネットに存在するか - シロクマの屑籠

    note.com 先日、狂人を名乗っている小山さんが、「論破王」ひろゆきさんとtwitterで「議論」になった一部始終をnoteにまとめてらっしゃった。その内容は、ひろゆきさん自身に焦点を当てるよりも、ひろゆきさんのファン層に焦点を当てた内容だった。 小山さんは驚きをもって語る。「日語は読めないけれど論破したい」という欲望が存在する、と。ひろゆきさんのファンからの声には、論争内容を理解したコメントがぜんぜんなくて、まったく論争内容を理解していないコメントが無限に飛んでくる、と。 自分はインターネットに20年以上どっぷり浸かり、不毛なネット論争を何十何百と繰り返してきたわけなのですが、ここまでファン層の知的レベルが低いのは確実にひろゆきさんが初めてだと思います。というか、おそらくは「論争」という知的(?)遊戯を嗜まない層にまでひろゆきさんの影響力は波及している。論争の当事者になることで、そ

    タイトルすら読めない人の「声」は今のネットに存在するか - シロクマの屑籠
    nuryouguda
    nuryouguda 2023/05/07
    久しぶりにシロクマさんらしい
  • 個人による日本随一のブログコレクション、books&apps。 - シロクマの屑籠

    はじめに断っておくと、これは、books&appsを賛美する文章だ。2023年現在、ブログ文化の精髄として、ブロガーの書いてきたものの一番おいしいところを集めたコレクションとして、books&appsは唯一無二の発信場所になっている。 今回、そのbooks&appsを讃えるいい機会が巡ってきた。いい機会とは、books&appsの大将であり、ご自身も記事を書いていらっしゃる安達さんが新著を出したのだ。 頭のいい人が話す前に考えていること 作者:安達 裕哉ダイヤモンド社Amazon このにはコミュニケーションについてのノウハウがさまざまに記されていて、そのコミュニケーションが思考や人脈や仕事とも関連するさま等々が書かれている。が、そのあたりを宣伝するのは他の人に任せておくとして。 それよりbooks&appsについてだ。 books&appsとは、このの著者である安達さんが様々なブロガー

    個人による日本随一のブログコレクション、books&apps。 - シロクマの屑籠
    nuryouguda
    nuryouguda 2023/04/29
    いろんなサービスがあるな。利用する時間が足りないかも
  • AI時代の精神医療を想像する──3.支援か?支配か?自由か?不自由か? - シロクマの屑籠

    [前々回]:AI時代の精神医療を想像する──1.診断と治療について - シロクマの屑籠 [前回]:AI時代の精神医療を想像する──2.社会復帰の宛先は? - シロクマの屑籠 前回の文末で、AIが患者さんの社会復帰や社会参加を差配するような未来を想像したうえで、「そのとき人間の自由とは、人間の選択とはどのようなものになるだろうか?」と記した。 私は自由を重んじるので、「そりゃあ自由じゃない、不自由じゃないか」と言いたくなる。が、AIが普及した未来において、自分自身で考えて進路や仕事を選ぶより、AIが進路や仕事を選んだほうがマッチングしやすく、成功しやすくなったとして、それでもあなたは自分の自由意志とやらにチップを賭けるだろうか。 令和時代の日人なら、過半数の人が「自分で決めるより、AIに身を委ねる」と答えるのではないだろうか。AIのマッチングのほうが高確率に自分にあった仕事を選んでくれて、

    AI時代の精神医療を想像する──3.支援か?支配か?自由か?不自由か? - シロクマの屑籠
    nuryouguda
    nuryouguda 2023/04/16
    後でしっかり読む
  • AI時代の精神医療を想像する──2.社会復帰の宛先は? - シロクマの屑籠

    [前回]:AI時代の精神医療を想像する──1.診断と治療について - シロクマの屑籠 前回から引き続いて、AI時代の精神医療にかんしてブロガーとして未来予測をしてみる。今回は主に、患者さんの社会復帰や社会参加、その宛先についてである。 今日、精神医療の最前線ではさまざまなかたちで患者さんの社会復帰が進められている。個人的には、社会復帰という語彙は働いていなければ社会参加していないかのような印象、精神科病院が not 社会のような印象を与えかねないので苦手だが、自立支援医療制度をはじめ、精神医療のさまざまな制度には経済的自立、それに関連した就労、それか経済的社会的判断能力の(再)獲得といったニュアンスがついてまわるので、そういったものを念頭に置きながら社会復帰や社会参加という語彙をここでは用いる。 たとえばうつ病や統合失調症などに罹患した患者さんは、回復や寛解の度合いに応じて職場復帰したり、

    AI時代の精神医療を想像する──2.社会復帰の宛先は? - シロクマの屑籠
    nuryouguda
    nuryouguda 2023/04/15
    あとで
  • 「リツイートしあうも他生の縁」 - シロクマの屑籠

    インターネットをとおして私はいったい何人と縁を結び、やがて別れていったろうか。 人生の半分以上を、インターネットと共に生きてきた。 いまどき、人生の半分以上がインターネットと共にあるなど珍しいことでもあるまい。が、四半世紀以上をインターネットと共に歩いてきた人は、いぜん少数派だろう。 手の甲に静脈が浮かびやすくなり、うるおいを失い、腱鞘炎になりやすい手でキーボードを叩きながら、過去に出会ってきた人たちのハンドルネームやアイコンを思い出す。あるいはオフ会で出会った記憶を。 パソコン通信や個人ウェブサイト時代に出会った人のなかには年上が多かった。彼らは昭和から平成初期の男性の振る舞いを身に付けていたり、古式ゆかしい「おたく」であったりした。古式ゆかしい「おたく」でも案外子持ちが多かった時代でもある。そうした年上のオタクから様々な古事や古典を教わったりもした。 テキストサイト時代に出会った人に

    「リツイートしあうも他生の縁」 - シロクマの屑籠
    nuryouguda
    nuryouguda 2023/04/03
    ドンブラザーズみたいな