ドイツ北東部ルブミンにあるパイプライン「ノルドストリーム」の関連施設(2011年11月8日撮影)。(c)John MACDOUGALL / AFP 【7月17日 AFP】ロシア国営天然ガス大手ガスプロム(Gazprom)は16日、欧州に天然ガスを供給するパイプライン「ノルドストリーム1(Nord Stream 1)」を確実に稼働させるため、独電機大手シーメンス(Siemens)に対し、カナダで修理したタービンの返却を要請したことを明らかにした。 ノルドストリーム1では、11日から10日間の定期点検が行われている。ガスプロムはすでに数週間前からガス供給量を60%削減していた。ロシア産ガスへの依存度が高いドイツなど欧州連合(EU)諸国は、点検終了後にガス供給が再開されるか注視している。 ロシアはウクライナ侵攻をめぐって西側の制裁下にあるが、カナダ政府は、シーメンス・カナダ法人に対し、期限付き、