OpenStackは利用フェーズに入ってきました。世界で、そして日本で、企業における導入が急増し、その利用目的も多様化してきました。本特集では、OpenStack Summit Barcelonaで得たOpenStackの最新情報、および世界/日本における具体的な導入事例をお届けします。
OpenSSLの「Heartbleed」脆弱性は2年前から存在、「最悪のケースを想定して対処を」と専門家:チェック方法まとめ オープンソースのSSL/TLS実装「OpenSSL」に見つかった情報漏えいにつながる脆弱性の影響が拡大。専門家は「最悪のケース、つまり秘密鍵の漏えいを想定して対処すべき」と述べている。 オープンソースのSSL/TLS実装「OpenSSL」に見つかった情報漏えいにつながる脆弱性の影響が拡大している。OSやクラウドサービス、ネットワーク機器の中には、脆弱性のあるOpenSSLを利用しているものが多数あり、ベンダー各社が確認・対応を進めている。国内でもこの脆弱性の影響を受けるサイトが確認されており、中には一時的にサービスを停止し、対処を優先したサービスもある。 この脆弱性は、OpenSSL バージョン1.0.1/1.0.2系に存在する。Heartbeat拡張の実装に見つか
iOS(iPhone/iPad/iPod touch)、Android、Windows Phoneなど、さまざまなスマートフォンのプラットフォームのアプリを作るための@IT記事のまとめです。今後、順次更新・追加していきます。 iPhoneのヒットによりアプリ開発を始める人が増えたのと同時に、スマートフォンがゲームのプラットフォ-ムとして一般的になりました。 これまでのいわゆる家庭TV向けコンソールゲームを開発していた企業を含め、多くの企業・個人がスマートフォンで動くゲームを開発しています。また、いわゆるフィーチャーフォン(ガラケー)向けにFlash LiteやJavaを使ってゲームを開発していた企業・個人、そしてGREEやMobageといったソーシャルゲームのプラットフォームもスマートフォンへの移行を進めています。そしてソーシャルゲームには、コンソールゲームを開発する企業も次々と進出してい
Webアプリケーションのテスト自動化をサポートするツール「Selenium WebDriver」は2011年にリリースされました。 Selenium WebDriverは広範なWebブラウザのサポートを行っていた「Selenium1(Selenium RC)」と高速軽量で汎用的なWebブラウザエミュレータの機能を持つ「WebDriver」を統合したものです。 本稿では、Selenium WebDriverを簡単に試してみたい方や自動テストの実施を検討している方のために、前後編に分けて紹介します。Selenium WebDriverの特徴を整理するとともに、Selenium WebDriverを利用したWebアプリケーションに対する簡単な自動テストの実装、実施手法について解説します。 本稿で使用する用語の説明 Selenium WebDriver Selenium WebDriverはSel
リポジトリだけじゃ終わらないGitHubの魅力に迫る Gitリポジトリの「GitHub」が最近注目を浴びています。Gitを使っていなくても、ほとんどの人は名前くらいは聞いたことがある人は多いと思います。今年の3月に、あるサンプルアプリのソースコードがGitHubに公開されたというニュースが話題になり、GitHubの知名度が日本でも高まりました。なぜ話題になったかというと、そのサンプルアプリが日本のダンスグループ「Perfume」が踊っている姿のモーションキャプチャデータを使ったものだったのです。 Gitは強力なツールですが、Gitというキーワードが先行しているので、GitHubのことを「Gitリポジトリが使えるWebサービス」くらいにしか感じてない人も見掛けます。 しかし、一昔前は貧弱だったGitHubのIssue(チケット)機能も最近のバージョンでは大幅に強化され、GitHubは情報共有
アナウンス後わずか2カ月でLinux Kernelにマージされたことで一躍注目を浴びることになった仮想化技術「KVM」。しかし、その具体的な仕組みや使用方法となると、意外と知られていないのではないでしょうか。この連載ではそんなKVMについて紹介します(編集部) 前回「Linux標準の仮想化技術『KVM』の仕組み」では、、KVM(Kernel-based Virtual Machine)の概要について説明しました。今回はそれを踏まえて、基本的な使い方を説明します。KVMはGUIツールで操作することもできますが、今回は基本を押さえるため、すべてコマンドラインで行ってみましょう。 実際にKVMを使う場合にはGUIツールを使うことが想定されますが、コマンドラインでの操作を押さえておけば、GUIツールの裏側で実際に何をやっているのかを理解できるかと思います。 今回の話の流れは以下のとおりです。
アナウンス後わずか2カ月でLinux Kernelにマージされたことで一躍注目を浴びることになった仮想化技術「KVM」。しかし、その具体的な仕組みや使用方法となると、意外と知られていないのではないでしょうか。この連載ではそんなKVMについて紹介します(編集部) KVMは、Linux Kernel自体をハイパーバイザとする仕組みで、正式名称を「Kernel-based Virtual Machine」といいます。KVMは現時点では、Intel VT-xやAMD-VといったCPUの仮想化支援機能を必要とし、完全仮想化によりOSの仮想化環境を提供します。 この記事では、「KVMの名前は聞いたことはあるが詳しくは知らない」という方、「興味はあるけど使い方がよく分からない」という方を想定し、全3回でKVMの概要と基本的な使い方、今後の課題について紹介したいと思います。 OS仮想化技術のおさらい サー
JavaでTwitterをOAuth認証して使えるTwitter4Jとは:クラウドとフレームワークで超簡単ケータイ開発(2)(1/3 ページ) 数年前に比べケータイ向けサービス構築を支援するフレームワークやノウハウがたまってきて、そして無料または、格安でサービスを公開できる仕組み(クラウドやVPSなど)も普及している今こそ、ケータイ向けサービス開発を始めるチャンスではないでしょうか 携帯端末は、何気なく“つぶやく”のに最適! 前回の「Google App EngineとSlim3とMobyletで始める携帯Web入門」では、Javaのケータイ向けサービス開発を簡単にするクラウド環境とフレームワークなどを紹介し、開発環境を構築して動かしてみました。数年前に比べ、今ケータイ向けサービス構築が容易になっていることが確認できたかと思います。 携帯端末は、いつでもどこでも触れるため、つぶやくためのデ
連載 XMLツールでプログラミング(3) SAXによるXML文書の操作 DOMとSAXは、XML文書を操作するもっともポピュラーなAPIだ。前回紹介したDOMはDOMツリーを柔軟に操作可能な一方で、SAXは大規模なXML文書を高速に処理できる特長がある。目的に合わせてこの2つを使い分けるべきだが、今回はそのSAXについて解説する。 赤木伸 日本オラクル株式会社 2000/10/5 前回はXML ParserのDOM APIを利用して下記の「Book.xml」から特定の要素の内容を取り出す方法について説明した。今回はXML文書を操作するためのもうひとつのAPIであるSAXについて説明する。 SAXでは、DOMのようにXML文書をまるごとメモリに読み込んだあと処理するのではなく、XML文書の先頭から一行ずつ順番に処理をして行く。そのため、どんなに大きなXML文書を処理するときでも、メモリの使用
エンジニアは自分の名を売って稼げ――Android技術者認定の狙い:IT資格Watch!(1)(2/2 ページ) 教育コンテンツを「バザール方式」で作る 少々話がややこしくなるが、OESFは資格事業とは別に、Android技術者の教育事業も行っている。 資格と教育事業は完全に分離しているため、ベンダ資格のように「認定試験の受験には教育コースの受講が必須」というわけではない。ただ、Android技術者を育成・認定していく上で、教育と試験は両方とも必要だったと、満岡氏は語る。 教育コースの立ち上げには、OESF独特のやり方が取り入れられている。 「教育コースを作るためには、まず講師と教材が必要です。そこで、Androidに興味を持っている開発会社に足を運びました。彼らはエンジニア向けの社内教育用のコンテンツを持っています。それを提供してほしい、と言いました」(満岡氏) この話だけ聞けば、対価を
Tomcat 7対応 Servlet 3.0に対応するアプリケーションサーバとして、Tomcat 7が追加されました。Tomcat 7自身は正式リリース前なので、本稿執筆時点では、こちらからダウンロードする必要があります。 JAXBへの対応 Java SE 6からXMLとJavaオブジェクトのマッピングを行うJAXBが標準でサポートされるようになりました。Heliosでも一足遅れてJAXBのサポートが追加されました。XMLスキーマ(XSDファイル)を右クリックして[Generate]→[JAXB Classes]でJAXBで利用するクラスを生成できます(図6)。 JavaBeansからも、そのJavaBeansを扱うXMLスキーマを生成できます。 分散バージョン管理システム「Git」への対応 GitやMercurialなどの分散バージョン管理システムが最近急速に広まりつつあります(分散バー
ネイティブコンパイラは、高速に動作するネイティブコードの実行ファイルを生成しますが、Javaのメリットでもある動的なクラスのロードに対応できない場合があります。今回の説明の対象としているのは動的コンパイラです。Javaで使われている動的コンパイラは、メモリ上にコードを生成するものであり、ある形式のファイルを生成するものではありません。動的コンパイラは一般にはJIT(Just In Time)コンパイラと呼ばれており、HotSpot VMもこの1つです。 バイトコードの解釈と実行 初期のJava VMはバイトコードインタプリタのみでバイトコードを実行しており、実行速度が非常に遅いという問題がありました。その後、高速化のために動的コンパイルという技術が導入され、現在のようにバイトコードインタプリタと動的コンパイラが併用されるようになりました。HotSpot VMもこの方式で動作します。 図9は
「Git」使ってますか? 近年、分散バージョン管理システム「Git」が急速にシェアを伸ばしています。筆者は、チケットシステムやバージョン管理の勉強会などを開催したりしていますが、Gitユーザーがかなり増えてきていると感じます。 しかしながら、そのような勉強会でアンケートを取ってみると、実案件では半分以上の人がSubversionを利用しており、Gitの導入はまだまだ進んでいません。移行コストが掛かったり、プロジェクトマネージャ層への知名度がまだまだ低いというのもありますが、理由の1つとして、ユーザー管理が煩雑であったり、アクセス制御に関する情報が不足しているということもあると思います。 そういうわけで本稿では、Gitリポジトリのユーザー管理やアクセス制御を簡単に行う「Gitolite」を紹介します。 なお、本稿ではGitの利用方法については紹介しませんので、Git自身の使い方については改め
いまさら聞けない「Javadoc」と「アノテーション」入門:【改訂版】Eclipseではじめるプログラミング(22)(1/4 ページ) これからプログラミングを学習したい方、Javaは難しそうでとっつきづらいという方のためのJavaプログラミング超入門連載です。最新のEclipseとJava 6を使い大幅に情報量を増やした、連載「Eclipseではじめるプログラミング」の改訂版となります 注釈とコメントで開発しやすくしよう 開発者がソースコードにコメントを自由に記述すると、統一性がなくなり、同じ内容をさまざまな表現で書いてしまいます。これを防ぎ、重要な情報について統一的な表現で記述したいときは、「アノテーション(annotation、注釈)」を使うことを検討してみましょう。 Javaではアノテーションをプログラムのソースコードへプログラムのメタデータとして記述できます。また、プログラムにア
本稿では、Apache IvyとEclipse上でのIvyの利用をサポートする「IvyDE」を利用したJavaライブラリ管理について紹介します。AntやMavenの基礎的なところを知りたい方は、少し古いですが、以下の記事を参照しておいてください。 AntでJavaのビルドを簡単にしよう [連載]現場に活かすJakarta Project(2) ファイル数が多くなると、とかく面倒になるビルド。Java IDEに頼ることなく、どんな環境でも簡単にビルドできるAntを活用してみよう Eclipseからビルドツール「Ant」を使う 連載:Eclipse徹底活用(1) Eclipse 2.1ではAnt対応が強化された。EclipseとAntを組み合わせて使うと、ソースファイルがどんなに多くてもトラブルなくビルドが行える Eclipseプラグインq4eでカンタンMaven入門 ビルドやテスト、レポート
JMeterによる複雑なベンチマーク測定 ApacheBenchは実行時に単一のURLしか指定できないため、実態に沿ったパフォーマンスを知るには工夫が必要でした。そこで、複数のURLに対して接続が可能で、各URLに対して同時接続数などのパラメータを個別に設定できるベンチマークソフト「JMeter」を取り上げます。JMeterは、Apache Software Foundationで開発されているJavaアプリケーションです。きめ細かい評価を行うにはそれ相応に詳細な設定を行う必要があるため、ApacheBenchほど手軽ではありません。ただし、GUIで操作でき、Webブラウザの巡回記録から定義ファイル(注)を作成することもできるため、動作させることは難しくありません。 注:複雑なベンチマークでは、テストの内容を定義したファイルの作成が重要になります。時間軸に沿って動作記述することから、シナリ
ApacheBenchによる単純ベンチマーク測定 ApacheBench(abコマンド)は、Apacheに標準で付属しているベンチマークソフトです。リクエスト数や同時接続数を実行時のオプションとして指定できるため、用途に応じた負荷を再現することができます。しかし、評価の対象になるWebコンテンツは単一URLでしか指定できません。実際のWebコンテンツは、画像やドキュメントなどの静的要素やCGI、SSIなどを使った動的要素などが混在しています。システム全体の性能評価を行うには、各URLを実際の使用頻度に即した割合で参照させるなどの細工が必要です。ApacheBenchでは、そうした複雑な計測は行えません。半面、インストール作業や複雑なシミュレーションシナリオを用意する必要がないなど、手軽に使えるというメリットがあります。 ApacheBenchの使い方 ApacheBenchは、以下のように
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く