インターネットで「白砂糖」を検索すると、ドキッとするような内容が書かれたサイトがいくつも見つかります。「白いのは漂白しているためだ」「食べると骨や歯を溶かす」「子どもがキレやすくなる」……。白砂糖は体に害があるとして、茶色い砂糖を使うべきだと指摘するサイトもあります。白砂糖って、そんなに危険なのでしょうか。調べてみました。 そもそも茶色い砂糖と白砂糖は何が違うのだろう。精糖メーカーなどでつくる精糖工業会(東京都千代田区)の佐藤仁さんに作り方を聞いてみた。 まず茶色い砂糖の一つ、黒砂糖。細かく刻んだサトウキビを搾ると汁が出てくる。その汁を石灰と一緒に煮て、要らない成分を取り除く。こうしてできた甘いサトウキビジュースを煮詰めるとできるのが黒砂糖だ。 一方、白砂糖の作り方も途中までは黒砂糖と同じだ。細かく刻んだサトウキビを搾ると汁が出てくる。その汁を石灰と一緒に煮て、要らない成分を取り除く。 し
オーストラリアとニュージーランド、フィジーなど太平洋の18カ国・地域でつくる太平洋諸島フォーラム(PIF)の首脳会議が5日、加盟国の一つ、ナウルで開かれ、安全保障分野の協力を強める共同宣言を採択した。この地域での中国の存在感の高まりが背景にある。 豪政府は同日、宣言を実行に移すため、安全保障分野での情報提供や助言をする地域センターのほか、島国の治安組織の幹部らを訓練する「安全保障大学」を来年設置すると発表した。 豪州とニュージーランドを除くPIF加盟国で、自国の軍を持つのはパプアニューギニアとフィジー、トンガだけ。3カ国の軍はいずれも規模が小さい。 太平洋地域では、中国が大型のインフラ援助などを通じて影響力を強めている。4月には豪紙が「中国がバヌアツに海軍基地を設ける協議を始めた」と報道。両国は否定したものの、豪州やニュージーランドで懸念する声が出た。 PIFは太平洋諸国の地域協力を進める
〈元徴用工訴訟、韓国最高裁判決解説〉 韓国の最高裁判決は、国と国との約束である請求権協定を覆してでも、元徴用工に賠償するべきだと指摘した。請求権問題の解決は、1965年の国交正常化の前提であり、判決は日本の政府や企業にとって受け入れられないものだ。 韓国では、請求権協定に応じた保守の朴正熙(パクチョンヒ)政権と対立する進歩(革新)系の政党や市民団体が、歴史認識問題で日本の責任を追及してきた。進歩系の文在寅(ムンジェイン)政権も、慰安婦問題を初めて外交決着に導いた朴槿恵(パククネ)前政権を批判。歴史認識で日本に厳しい空気が広がり、韓国が外交的に解決済みとしたはずの徴用工問題にも余波が及んだ。 韓国では大統領が司法機関を…
2019年10月の消費税率10%への引き上げに伴う経済対策で検討している商品券を巡り、財務省がまとめた原案が分かった。1人あたり2万5000円分を2万円で購入できる「割引商品券」とし、5000円分多く買い物ができる。購入できるのは低所得者を中心とする方向だ。 希望者は、2万円を支払えば1000円の商品券を25枚受け取ることができる。買い物の際は原則としてお釣りをもらえず、使い切りを前提とする。使用できる地域は発行した自治体内に限定し、有効期間は19年10月~20年3月とする。 商品券の発行は、公明党が強く求めていた。政府は現金を使わないキャッシュレス決済で買い物をした消費者に2%分をポイント還元する制度を検討しているが、クレジットカードなどを持っていない低所得者らに恩恵が及ばないためだ。 商品券を巡っては、14年末にまとまった緊急経済対策で「プレミアム付き商品券」が盛り込まれた。当時、各自
千葉県市原市が生活保護受給者や身元が分からない人の遺骨57体を庁舎内のロッカーに保管していたことが同市への取材で判明した。保管が3年以上に及んだ遺骨もあり、同市は厚生労働省に「不適切だった」と報告。識者は「死者を冒とくする行為だ」と指摘している。【加藤昌平】 独り身で遺体の引き取り手がない生活保護受給者や身元不明者の遺体は生活保護法や墓地埋葬法などに基づき市区町村が火葬から埋葬まで行うことになっている。同市は斎場で火葬後、引き取り先を探す間、遺骨を庁内の一室のロッカーで保管。この部屋には就労支援員4人が常駐し、生活保護や就労支援の相談に応じ、ロッカーは入り口付近にあった。3カ月ごとに合葬墓に移すことになっていたが、2017年4月に担当者が代わった際に引き継ぎがなされず、庁舎内に保管され…
観光地の某ホテルで最低賃金で派遣でルームクリーニングの仕事をしています。 ハッキリ言ってすごくストレスが溜まります。 まず、待遇は給与だけでなく時間も悪いです。雇用契約書では6時間となっていますが、人手が足りず、満室の時は全室の清掃が完了するまで7時までかかることがあります。それでも昼間の休憩はありません。昼はみんな作業をしながらおにぎりを食べたりパック入りのゼリーを飲んだりしています。 それでも、だれがどの部屋を何分で終わらせたか報告書に記入しなければいけません。体調が悪かったり、部屋が汚かったりして時間がかかると上司に呼び出されて怒られます。 ステイのお客様が掃除が終わっていないうちに部屋に帰ってきた時にクレームを受けるのはフロントではなく私たち清掃員です。お客様から見ればフロントマンも精巣係も同じホテルの従業員だと思われるので。観光地なので外国人のお客様に英語でクレームを入れられます
韓国の最高裁が、元徴用工の賠償請求を認める判決を出した。日韓両国が「解決済み」としてきた問題を、司法がひっくり返した形だ。同様の訴訟への影響は必至で、新たな提訴もありうる。日本政府は即座に抗議したが、韓国政府も世論やこれまでの立場との折り合いをどうつけるか問われることになりそうだ。 「(日本の植民地時代)100万人が国外に強制動員された。今日の判決は、そのような被害に新しい出発点を与えるものだ」 判決後、支援団体は原告4人のうち唯一の生存者である李春植さん(94)とソウル市内で記者会見を開き、今後、植民地支配下の様々な被害について集団訴訟を起こす考えを示した。 弁護団は、新日鉄住金が賠償に応じない場合、財産を没収する強制執行手続きの検討に入るとし、一例として同社が保有する韓国鉄鋼最大手のポスコの株式を挙げた。専門家によると、申し立てはすぐにできるが、株式の場合、国内財産か海外財産か見方は分
『ジャンプ』伝説の編集長は『ドラゴンボール』をいかにして生み出したのか:『Dr.スランプ』で「マシリト」と呼ばれた男・鳥嶋和彦の仕事哲学【中編】(1/6 ページ) 『ドラゴンボール』『Dr.スランプ アラレちゃん』――。漫画家・鳥山明さんの名作は今や国内にとどまらず海外の市場を席巻している。その鳥山さんを見いだしたのが2018年に創刊50周年を迎える『週刊少年ジャンプ』の元編集長・鳥嶋和彦さんだ。鳥嶋さんは「Dr.マシリト」というキャラクターで『Dr.スランプ』にも登場している。 第1回の「前編」では、漫画を読んだことがなく、『ジャンプ』が嫌いだった新入社員時代、鳥嶋さんがいかにして読者アンケートで1位を取ったのか、その方法論を聞いた(関連記事を参照)。今回は後に次々と名作を生み出すことになる鳥山明さんをどのように発掘し、『Dr.スランプ アラレちゃん』『ドラゴンボール』をいかにしてヒット
「そこらにある望遠鏡などと違って、本気で徹底的にペンタックスが望遠鏡を作るとこうなる、というのがこの天体望遠鏡です」と言われて見せてもらったのが税込みで約511万円もするという超弩級クラスの天体望遠鏡「PENTAX 150SDP」。まるでバズーカ砲。 日本国内においても個人でこれを所有している猛者が約4人ほど存在しており、リタイヤ後の人生を天体観測で有意義に過ごしたり、揺れると観測できないため、コンクリートでこの望遠鏡専用の土台を建設して設置したり、自室のパソコンと望遠鏡を接続してリモートコントロールで星を追っかけたり、もはや個人の趣味の領域を超越した上級天文ファンによって実際に使われているとのこと。中にはこの望遠鏡と土台を分解して自動車に乗せ、富士山まで観測しに出かけた人もいるとのことで、天体観測の奥深さを感じます。 というわけで今回は特別にフォトイメージングエキスポ2008にて、この天
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