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演出に関するo_secchanのブックマーク (6)

  • 2022/07/31 - 偽日記@はてなブログ

    ●『初恋の悪魔』で、仲野太賀と松岡茉優が居酒屋にいる場面。松岡がサラダの中のトマトを避けている仕草を見た仲野は、「トマトは嫌いですか」ではなく、「トマトソースもダメなんですか」と声をかける。これはちょっとした工夫なのだが、この一ひねりがあるのとないのとでは全然違う。それに対し松岡は「トマトソースはうまい」と言う。これにより松岡は「トマトが嫌いだ」という言葉を発することなく、しかし実質的には「トマトは嫌いなんですか」「そう、嫌いだ」と同じ意味のやり取りがなされることになる。 つまり、会話の一回のやり取りのなかに、「トマトは嫌い」「トマトソースは好き」という二の線が流れていることになる。ここでは、トマトの話はしていない(トマトソースの話しかしていない)にもかかわらず、話題になっていないものの方(トマト)についての情報が交換される(まさに「目に見えるものは偽物、目に見えないものが物」だ)。

    2022/07/31 - 偽日記@はてなブログ
  • TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」篠原啓輔監督インタビュー 「自分の感覚を信じない」ことで生まれたスタッフワーク - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 アニメやゲームが好きで、好きなキャラクターのコスプレに憧れるギャルの女子高生・喜多川海夢(きたがわまりん)と、それを主に衣装作りの面から支えるクラスメイトの男子・五条新菜(ごじょうわかな)との人間模様を描いたラブコメディ「その着せ替え人形は恋をする」(「着せ恋」)。この人気原作マンガを、丹念な演出で見事なアニメ化をした篠原啓輔監督に、その演出術を詳細に聞いた。 「着せ恋」のリアリティを支える“色”と”声” ── 「着せ恋」のTVアニメは率直に面白かったと同時に、驚かされることも多々ありました。なかでも最初に驚かされたのは第2話で、コスプレの採寸をする話だけで1話分を費やしていたことです。この大胆なシリーズ構成はどのように考えられたのでし

    TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」篠原啓輔監督インタビュー 「自分の感覚を信じない」ことで生まれたスタッフワーク - アキバ総研
    o_secchan
    o_secchan 2022/05/22
    撮影や特殊効果についてまで聞いてくれるインタビュアーありがてえ…
  • フィギュアスケートまんがにおけるジャンプ時のコマ送り表現について。 - 名馬であれば馬のうち

    フィギュアスケートまんがを読んでいると、どの作品にもある演出が共通して描かれることに気づきます。 それが「ジャンプ時のコマ送り」。 (『メダリスト』つるまいかだ 『アフタヌーン』連載) このようにジャンプの回転を連続写真のように、ひとつの画面の中におさめ、表現する手法です。 これがまあフィギュアスケートまんがには必ず一回は出てくる。確定で出てくる。確定演出ってやつですね。 フィギュアスケートの見せ場としてジャンプがいちばん盛り上がるのはわかる。ジャンプの回転表現としてはもうひとつ「((💃))」的なエフェクトをつけるものがありますが、これではタテ、ヨコ、回転の三つの運動を兼ね備えたジャンプの迫力を伝えるには足りない。それを読者に伝えるにはコマ送りで表現したほうがよい。それはわかる。 では、どのくらい昔からある表現なのか。気になりますよね? 気になりませんか? ならない? あっ、そう。わたし

    フィギュアスケートまんがにおけるジャンプ時のコマ送り表現について。 - 名馬であれば馬のうち
  • ギリガン・カットとは何か? - 大匙屋

    ■その着せ替え人形は恋をする 第07話 (2022年) 絵コンテ:平峯義大/演出:佐沼ケン ―― コメディ演出の定番  「ギリガンカット」 とは何か? 基的な流れは以下の通り (1) まず登場人物により 「何らかの宣言」 やコミットメント(=言質)の類が発出され、 (2) 続いて、(1)の内容に矛盾する結果にスマッシュカットする ※よく説明に使われるこの画像は「ドナルド&スクルージ リターン トゥザナドゥ」より引用されたもの。作者はドン・ローザ(1992年) フキダシの中は意訳すると「クッソ寒い中、時給30セントで宝探しだって? 到底やってらんないよ」 ギリガンカットはコメディで昔からよく使われるレトリックですが、確立した技法として認識するための用語がなぜか日語には存在しない。(*1) ここでの「ギリガン」というのは今から60年ほど前、1964年からアメリカCBSがテレビで放映し世界中

  • 3回ドカン研究 (2019)その3 - 大匙屋

    ■CLANNAD #11 (2007) コンテ荒谷朋恵 少し近づいたと思ったら急に遠のいていく一瀬ことみ、意識はもうそこにない ■MONSTER #72 (2004) 高橋亨 最終回前、深層の記憶にたどり着くニナ 真俯瞰広角カットは真意不明だがインパクト大 ■北斗の拳 #76 (1986) 又野弘道 トキピンチ、虫の知らせに反応 ■ソウルイーター #11 (2008) 松尾慎 兄にキレる妹ツバキ 青空とカゲのある表情の対位法 3回振り返りも結局のところ演出意図は表情リアクションの強化に過ぎない。ただクリシェと化した技法でも概念的内容は個別にユニークであり続ける。上のツバキのGIFを眺めていても、やはり僕らは3cut目のツバキの表情にグイグイと引き付けられてしまう。 映画学者デイヴィッド・ボードウェルは著書「フィルム・アート」で、オーバーラッピング編集による時間の拡張を頻繁に利用した1920

  • 3回ドカン - 大匙屋

    ■かぐや様は告らせたい #07 (2019) https://kaguya.love/ 「かぐや様~」は小俣監督来の遊び心やシャフト要素&出崎リスペクトが炸裂した怪作/異色作でした。 作品の掲げる独特のテーマや存外にピュアな恋愛観には中年の感性では乗りきれなかったけど、やりたいことはよくわかったし、若い人を中心に人気があるのも理解できる。 といいつつ今回はかぐや様のレビューではなく、あまり人気のない三回ドカン研究シリーズ・2019年分の締めくくりとして 三回繰り返し等で現在においても使われる「リピートカット」について触れておきます。 リピートカット、すなわち繰り返しカット。同一のフッテージをただ繰り返す。機械的に。その効果と適用について。 ■Report (1967年)  ブルース・コナー監督 短編映画 ‧ 13分 繰り返し繰り返し、何度も映されるケネディ夫暗殺前の映像 ブルース・コナ

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