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ブックマーク / www.natureasia.com (19)

  • 特別公開記事:国立大学で若手研究者が減少傾向 (Nature ダイジェスト)

    特別公開記事 Jun 2012, Vol. 9 No. 6 News 国立大学で若手研究者が減少傾向 Numbers of young scientists declining in Japan 冬野いち子 Nature (2012-03-20) | English article 日の科学技術研究の根幹を担っている国立大学で、若手研究者の減少が止まらない。このままでは、科学技術競争力の低下につながるおそれが。 内閣府の総合科学技術会議事務局によると、国立大学全体の常勤教員数(終身・任期制)は1983年の5万人から2010年には6万2000人に増加。一方、35歳未満の若手教員数は、2000年まで1万人超で推移していたが、その後の10年間で約6700人にまで減少した。つまり、2001年以降約30%も低下したことになる(図参照)。 若手研究者が減少している原因の1つには、定年を65歳に延長す

  • naturejapanjobs - 特集記事: 形の作られ方・作り方をコンピューターサイエンスで解き明かす

    2012年02月23日 筑波大学大学院 システム情報系 コンピュータサイエンス専攻(情報科学) 三谷 純准教授 日で生まれ育ったら、誰もが一度は折り紙を手にし、鶴やカブトを折ったことがあるのではないだろうか。世界的に“origami”として有名な遊びは、今や数学やコンピューターサイエンスなどのテーマとなっている。日折紙学会やInternational Conference on Origami in Science, Mathematics and Educationといった国際会議もあり、生物学などの分野でもタンパク質の構造のように“折りたたまれた状態”を指すのに “origami”という言葉が使われているほどだ。 コンピューターグラフィックス(CG)を専門とする筑波大学大学院 システム情報系 コンピュータサイエンス専攻の三谷 純准教授は、computational origami

  • 特別公開記事:年中無休、24時間研究中! (Nature ダイジェスト)

    特別公開記事 Dec 2011, Vol. 8 No. 12 News Feature 年中無休、24時間研究中! Work ethic: The 24/7 lab Heidi Ledford Nature, 477, 20-22 (2011-09-01) | English article 帰宅は真夜中、週末もラボ。ミーティングは金曜日の夜。こうした生活を送ってこそ、すばらしい研究成果が得られるのだろうか。 7月のある暑い金曜日の深夜、ラジオからはエンリコ・イグレシアスの歌う「Dirty Dancer」が流れていた。26歳の大学院生Sagar Shahは、ちょっと疲れてきたようだった。彼の頭を悩ませているのは、もうすっかり夜中だということでも、細胞培養用の窮屈なクリーンベンチで3時間も作業し続けていることでもない。問題は、稀少なヒト腫瘍細胞を集めて新鮮な培地に浸すという細胞培養おきまりの

  • naturejapanjobs - 特集記事: 左右の臓器配置の非対称性、ある細胞のクラスター形成に鍵があった!

    2011年09月08日 松井貴輝 助教 奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 ヒトの体には、大別しただけでも約200種の細胞があるとされる。それぞれの細胞は、球状、層状、立体的といったように自律的に集合し、きちんと機能をはたす臓器や器官を構築する。このとき、ヒトを含む多くの生き物で、臓器の配置は左右が非対称になる。狭い空間に、効率よく臓器を収めるためだ。いったい、どのようなしくみで、厳密かつ効率よく細胞の位置が決められるのか。このほど、奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科の松井貴輝助教は、ゼブラフィッシュを用いて研究を進め、ある細胞のクラスター形成に鍵があることを突き止めた。 細胞が自律的に集まる現象は、いくつも知られている。たとえば、アメーバ(細胞性粘菌)は、餌が豊富にある環境では単細胞で存在するが、不足すると自律的に集まって多細胞の集合体となり、次世代を残

  • Nature Asia-Pacific: Log in

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  • PhD大量生産時代 (ページ1):: News Feature

    Nature, (2011年) | doi:10.1038/472276a Published online 21 April 2011 世界では、これまでにないハイペースで博士号(PhD)が生み出されている。この勢いに歯止めをかけるべきなのだろうか。 David Cyranoski, Natasha Gilbert, Heidi Ledford 図1:博士号の増産傾向 | 拡大する 多くの国々では、高等教育の大幅な拡大によって、博士号の授与数が増加した。1998 年から2006 年までの全研究分野の博士号授与数の年平均伸び率を以下に示した。 SOURCE: OECD/CHINESE MINISTRY OF EDUCATION 博士号を手にした科学者が誇りに思うのは当然だ。今もそれは学界エリートへの立派な入場券であるが、かつてほどの輝きはない。経済協力開発機構(OECD)加盟国では、科学

  • Nature Asia-Pacific: Log in

  • 白亜紀中期・海洋無酸素変2において酸化的環境が卓越していた太平洋

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  • タツノオトシゴ類の馬の首に似た体形を適応によって説明

    An adaptive explanation for the horse-like shape of seahorses タツノオトシゴ類は、体形が馬の首から上の部分に似た魚類で、胴部が湾曲し、頭部が腹側にうな垂れ、口吻が細長く伸びている。タツノオトシゴ類は、まっすぐな体形のヨウジウオ類に似た祖先種から進化した。今回我々は生体力学的解析によって、タツノオトシゴ類は頭・首・胴部の特異な姿勢のおかげで、ヨウジウオ類に比べて、目の位置からより遠く離れた場所にいる獲物のアミ類を捕獲できることを示す。数理モデル化によって得られたこの結果は、獲物を捕獲するときのヨウジウオ科魚類(タツノオトシゴ類も含む)の運動学的データによって確認された。つまり、調べたすべてのタツノオトシゴ種では、獲物を捕捉する際の口吻の移動経路は、まっすぐな体形のヨウジウオ類に比べると一貫して前方に進む成分が大きく、より前方に突き

  • Nature Climate Change: 【無料公開記事】IPCCの体質改善

    気候変動に関する事実をどれほど明確に説明しても十分とはいえない。国民の信頼を得るには、研究者が自らのやり方を変える必要がある。 地球温暖化に関しては、それを裏付ける有力な科学的証拠が存在している。最近、イーストアングリア大学(英国ノーフォーク州ノーリッチ)から流出した電子メールと、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の最新評価のもととなるデータの欠陥を巡るスキャンダルが勃発したが、地球温暖化の証拠自体は揺らいでいない。そこで問題となるのは、こうした論争によって、気候科学、さらにはその研究者自身に対する国民の信頼が、どの程度損なわれたのかという点だ。 ある程度、信頼度が低下したことは間違いない。しかし複数の世論調査のデータを詳しく調べてみると、国民は、研究者を信頼しており、地球温暖化の存在を信じ、それについて政府が何らかの対策を講じることを望んでいる、と大まかにいうことができる(Natu

  • Nature Climate Change: 【無料公開記事】IPCCの体質改善

    検証委員会での証言:行動規範と迅速なコミュニケーションが重要 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の前議長は、IPCCは行動規範を定め、誤りを迅速に訂正できるような仕組みを作るべきだと発言した。 6月15日に、1997年から2002年までIPCCの議長を務めたRobert Watsonは、IPCCへの信頼回復を託された独立検証委員会の前で証言を行った。 委員会は12名の科学者と経済学者で構成され、プリンストン大学(米国ニュージャージー州)の前学長Harold Shapiroが議長を務めている。IPCCはここ数か月間さまざまな批判にさらされており、IPCCと国連が、この委員会に検証を依頼したのだ('IPCC flooded by criticism'を参照)。特に、IPCCは2007年に公表した第四次評価報告書で、「ヒマラヤの氷河が2035年までに溶けてなくなる可能性がある」と述べた部分

  • Nature Climate Change: 【無料公開記事】信頼度の低下?

    Nature 466, 24 (01 July 2010) doi:10.1038/466024a Published online 30 June 2010 | English article 多くの気候科学者が「地球温暖化に対する疑念が高まっているのではないか」と懸念している。こうした懸念の根拠や研究者たちの対応について、Jeff Tollefsonが調査した。 2009年11月、1の印象的な音楽動画がYouTubeに登場し、何千人もの人々を魅了した。この動画のタイトルは「下降を隠す(Hide the Decline)」。気候科学者のMichael Mannが、過去1000年以上にわたる気温変化を示した有名な“ホッケースティック”曲線を作成する際に不正行為を行った、と風刺したものだ。ギターを弾く子ネコを連れたMannの画像は、「昔の大変な方法でデータを作り、毎日数字をごまかして」と

    oanus
    oanus 2011/01/25
    > コミュニケーションが向上すれば、それだけでいきなり世界を変えられると考えるのは思い上がりだ
  • Highlights: 生理:体重と代謝率の関係を見直す

  • 光で物体を持ち上げる (Nature Photonics): NPG Nature Asia-Pacific

    Nature姉妹誌 注目のハイライト 光で物体を持ち上げる Taking off using light Nature Photonics, 2010年12月06日 空気力学的揚力に似たコンセプトで、翼形の屈折性物体を光で持ち上げられることが、Nature Photonics(電子版)に報告される。今回の研究は、液体中での微小粒子輸送の制御を促進させるばかりでなく、星間宇宙旅行用の太陽帆(ソーラーセイル)の設計に役立つことになるかもしれない。 G Swartzlanderらは、上面と底面の形状が異なるマイクロメートルの大きさの物体に、ミリワット規模の均一光線を照射すると、物体は横方向の揚力を受けることを見いだした。圧力差を基にする空気力学的揚力と異なり、光学版の「ライトフォイル(翼形の屈折性物体)」技術は、屈折光線と反射光線の差に起因する屈折圧(refraction pressure)に依

  • naturejapanjobs - 特集記事: いくつもの技能の習得には反対

    科学者は自分の研究以外にもさまざまな技能の習得が求められるようになってきたが、これは必ずしも良いことではない、とGene Russo氏は言う。 ルネサンスから400年を経た今日、再び当時のような「万能人」を求める機運が科学界で高まっているようだ。 7月1日、「明日の偉大な科学者」と銘打った会議が開かれた。これはロンドンの英国王立協会が創立350周年を記念してNature誌と共催したものだが、この会議では、英国全土から集まったポスドクらが、自分たちにとって、また将来の科学者にとって最も重要だと感じている問題について話し合った。定評のある熟年科学者や行政官も参加し、それぞれの意見を述べた。英国の科学技術関係の閣僚や大学の学長、Nature誌の編集長もパネリストとして参加していた。数人のポスドクは訓練というテーマを取り上げたが、今以上のものを求めてはいなかった。むしろ軽減されることを望んでいた。

  • 鍼が痛みを突破する仕組み (Nature Neuroscience): NPG Nature Asia-Pacific

    Nature姉妹誌 注目のハイライト 鍼が痛みを突破する仕組み How needles pierce pain Nature Neuroscience, 2010年05月31日 鍼治療は多種多様な痛みを軽減するが、その作用機構については、強力なプラセボ効果が考えられる以外はよくわかっていない。Nature Neuroscience(電子版)に発表される研究によると、鍼治療は、疼痛を緩和する治療のカギを握る痛覚抑制受容体を局所的に活性化することが示されている。 M Nedergaardらはマウスの膝周辺にある伝統的な鍼のツボにあたる場所に細い鍼を刺し、鍼師が行うように小刻みに回転した。足に炎症のあるマウスではこれにより疼痛反応が軽減され、また、神経伝達物質アデノシンの組織濃度が局所的に激増した。除痛には痛覚伝達神経線維上にある特定のアデノシン受容体が必要であり、この受容体はこれら線維の活性を

  • NPG Nature Asia-Pacific : Nature Web Focus: 科学書の書き方

    In this focus NatureのBooks & Arts欄のインタビュー・シリーズで、著名な科学書執筆者5人が、新進ライターに向けてアドバイスをしている。Peter Atkinsは、よく売れる教科書を1冊書くには相当な努力がいることを明かしている。Carl Zimmerは、一般向けの科学書を書くには情熱がいかに不可欠であるかを強調し、David Brinは批評が自身の書く小説をどのように向上させるかを語っている。また、Georgina Ferryは伝記を書くための調査のコツを披露し、Joanna Coleは子どもたちへの科学の伝え方について解説している。 Books & Arts Q&A: Peter Atkins on writing textbooks The success of Peter Atkins's classic textbook Physical Chemis

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