1878年・長崎……触れた物の未来が見える 不思議な少女と、先進と享楽の都・パリから やってきた夢の品々を巡る、豊潤なる“明治アンティーク浪漫”。 ✒︎担当編集者による「編集後記」 ☆第24回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」受賞 ☆第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門「優秀賞」受賞 ☆「リーヴル・パリ2019」レコメンド作品 ★『ニュクスの角灯』から遡る事10年……長崎丸山遊郭の見習い「たま」の揺れる思春期を描く続編『扇島歳時記』好評連載中
助けた亀に連れられて竜宮城に行った浦島太郎。誰もが知っている日本昔話のスピンオフ作品が、江戸時代に描かれていました。 その内容が、ちょっと斜め上すぎてとても付いていけない内容なのです。日本人の奇抜で豊かな妄想力は、江戸時代から健在だったよう。エキセントリックな物語『箱入娘面屋人魚』を一挙にご紹介します! 『箱入娘面屋人魚』ストーリー紹介 まずは難しいことは抜きにして、箱入娘面屋人魚の内容を見ていきましょう。 ※訳はごく簡潔に意訳しています。 人間界の中州新地と呼ばれる繁華街が水没し、竜宮城の支配下に置かれるようになった。 そこに住む色男、浦島太郎。竜王のご令嬢乙姫様の愛人だが、美人は三日で飽きるという言葉通りに乙姫様に飽きてしまい、鯉の遊女と浮気をする。 鯉と浦島太郎の間には子どもが産まれる。人間と魚の子どもなので、頭は人間、体は魚である。「自分が乙姫の愛人でなければこの子を見世物にでもし
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