ドキュメンテーション等に含まれる値をそのまま利用してしまうユーザが問題を発生させてしまうことを避けるために、インターネット上では利用されないIPアドレスとして例示用IPアドレスが用意されています。 IPv4では、TEST-NET-1からTEST-NET-3までの3ブロックがRFC 5735で定義されています。 TEST-NET-1: 192.0.2.0/24 TEST-NET-2: 198.51.100.0/24 TEST-NET-3: 203.0.113.0/24 IPv6では、2001:db8::/32 がRFC 3849で定義されています。 これまで、IPv4には例示用IPアドレスが3種類あり、IPv6には1種類だけでした。 IPv6は例示アドレスが1種類しかないので、記事や本を書くときに凄くわかりにくくなってしまいます。 (参考:IPv6例示アドレスがわかりにく過ぎる/10年前の文