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書評とお金に関するobsvのブックマーク (10)

  • 命の値段には大きな格差が存在する──『命に〈価格〉をつけられるのか』 - 基本読書

    命に〈価格〉をつけられるのか 作者:ハワード・スティーヴン・フリードマン,Howard Steven Friedman発売日: 2021/04/17メディア: 単行 はじめに 民事裁判における命の値付け 現在の命の価値より未来の命の価値の方が低いのか? おわりに はじめに 命に値段はつけられない、と言ったりもするけれど、現実的な問題として、日々命に値段はつけられている。しかも、毎回違った形で。たとえば、何らかの過失や災害によって人命が失われた時、そこにどうやって補償を出すのか。全員に一律同じ値段で対応するケースもあれば(これはあまりない)、各個人の属性・能力に応じた値段が支払われるときもある。たとえば、年収2000万の人間と年収200万の人間では将来的な収益が変わってくるので、この年収にあわせた補償額を──という発想がある。 実際、そのような「その人が将来稼いだであろう金額」によって補償

    命の値段には大きな格差が存在する──『命に〈価格〉をつけられるのか』 - 基本読書
    obsv
    obsv 2021/05/09
    “当事者として誰かの命の値付けを行うことはあまりないだろうが、自分自身は常に様々な指標によって値段をつけられている。それを把握しておくのは、生きていく上では重要だ。”
  • あらゆる分野におよぶ「貨幣の文明論」 『貨幣の「新」世界史』解説・根井雅弘(京都大学大学院教授)|Hayakawa Books & Magazines(β)

    『貨幣の「新」世界史――ハンムラビ法典からビットコインまで』 カビール・セガール/小坂恵理 訳 ハヤカワ・ノンフィクション文庫 好評発売中 私たちはなぜこんなにも「お金」に翻弄されてしまうのか? ウォール街の元投資銀行家が、リーマン・ショックの渦中に抱いた疑問の解明に挑む『貨幣の「新」世界史――ハンムラビ法典からビットコインまで』が文庫化されました。今回新たに収録された、京都大学大学院の根井雅弘教授による巻末解説を公開します。 解説  根井雅弘(京都大学大学院教授) 書の原著(Coined: The Rich Life of Money and How Its History Has Shaped Us)が刊行されたのは2015年だが、海外では、いち早くニューヨーク・タイムズ紙の電子版に書評が載った(2015年3月20日付)。その後、早川書房から日語版(『貨幣の「新」世界史 ──ハンム

    あらゆる分野におよぶ「貨幣の文明論」 『貨幣の「新」世界史』解説・根井雅弘(京都大学大学院教授)|Hayakawa Books & Magazines(β)
  • 第4回:『貨幣論』岩井克人 - chiguiのブログ

    お金はなんで、お金なの? 貨幣論 (ちくま学芸文庫) 作者: 岩井克人出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1998/03/10メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 66回この商品を含むブログ (51件) を見る ダーウィンが進化を確信するにビーグル号航海が大きな影響を与えたことは有名な話だが、進化の理論を形作るうえで彼に影響を与えたとしてはまた、ライエルの『地質学原理』も有名だ。そして、このと並んでもう1冊ある。マルサスの『人口論』である。経済のからも無視できない示唆を受けたのだという。はじめてこのことを知ったときは、地質学はともかく、経済学と生物学という一見するとほとんど無縁に思える組み合わせに意外の感があったものの、『貨幣論』を読んでみて、『人口論』を読んだときにダーウィンの内で起こった作用、ないし閃きの感覚が―おこがましいけれど―ちょっとわかったような気がした。 書は、

    第4回:『貨幣論』岩井克人 - chiguiのブログ
    obsv
    obsv 2020/07/16
    “マルクスにとっての労働価値論のあり方が、なにやらアインシュタインにとっての神に似通ったものがあると思えた”
  • 『岩井克人「欲望の貨幣論」を語る』「貨幣とは何か?」というシンプルで極めて難解な問い - HONZ

    作者:丸山 俊一 ,NHK「欲望の資主義」制作班 出版社:東洋経済新報社 発売日:2020-02-21 「貨幣とは何か?」「その価値の根拠はどこにあるのか?」 これは誰でも一度は考えてみたことがあり、古代ギリシアの哲人アリストテレス以来、多くの哲学者や経済学者によって考察がなされてきた、シンプルでありながら実は極めて難解な問いである。マルクスの言葉を借りれば、貨幣とは「形而上学的な不思議さに満ち満ちた存在」なのである。 書は、日を代表する経済学者で、稀代の教養人である岩井克人が、アリストテレスからアダム・スミス、カント、モンテスキュー、ゲーテ、シュンペーター、ケインズ、ハイエク、フリードマンに至るまで検証し、30年以上にわたってこの問題に挑み続けてきた全記録である。 岩井は、正統派の近代経済学からスタートして、東京大学、イエール大学、プリンストン大学などの超一流大学で教鞭をとる傍ら、

    『岩井克人「欲望の貨幣論」を語る』「貨幣とは何か?」というシンプルで極めて難解な問い - HONZ
    obsv
    obsv 2020/07/10
    “人間社会において自己が自己であることの困難と、資本主義社会において貨幣が貨幣であることの困難とのあいだには、すくなくとも形式的には厳密な対応関係が存在しているのである。”
  • 書評 「貨幣論」

    書は経済学論文ではないが、系統的に貨幣を論じた書として面白かった。書は1991年から1992年まで「批評空間」に連載された論文集を1993年3月筑摩書房が刊行したものである。そして1998年1月にちくま学芸文庫となった。「貨幣とは何か」という抽象的な問いをマルクスの価値形態論から読み解く作業である。貨幣にもし質があるとするならば、逆説であるが「貨幣には質がないこと」なのである。貨幣の裏に何か実体を求めようとすると、貨幣を失ってしまう。貨幣商品説も貨幣法制説も自己矛盾におちいる。ようは「貨幣は貨幣として使われ流通するものである」という答え以外にはない。抽象的には貨幣と商品との関係は、言語と事物との関係に形式的に似ている。岩井克人著「貨幣論」というは「貨幣とは何か」という問いをめぐる考察を通じて、資主義にとって何が真の危機であるかを明らかにした書物である。マルクス主義者や社会科学

  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ

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    obsv 2020/01/24
    “人を馬鹿にするようなところがあったり、コミュニケーション能力に問題がある人も多く、敵を作りやすく、サラリーマンとしては成功しにくいとも言えます。”
  • 銀行は敵か味方か? 親の資産を守るために、おぼえておきたい3つのこと | ライフハッカー・ジャパン

    タイトルを見ればピンとくるかもしれませんが、『家族のお金が増えるのは、どっち!?』(菅井敏之著、アスコム)は、『お金が貯まるのは、どっち!?』でベストセラー実績を打ち立てた著者による最新刊。 前著では元メガバンク支店長という経験と実績に基づき、お金を増やすための方法を説いたわけですが、続く今回に解説しているのは「家族」、特に「親子」と「夫婦」をキーワードとしたお金についての考え方。 「プロローグ」で著者はまず、いくつかの「役割」について触れています。 1.「親」としての役割 2.「子ども」としての役割 3.「夫」または「」としての役割 (「プロローグ」より) 「役割ごと」の、お金の「増やし方」、「守り方」があるということ。それさえ知っていれば、家族は豊かになっていき、家族が末広がりに繁栄していく「三角形」をつくることができるといいます。 きょうは「子ども」の立場から「親」と「お金」とのつ

    銀行は敵か味方か? 親の資産を守るために、おぼえておきたい3つのこと | ライフハッカー・ジャパン
  • “お金持ち=幸せ”は本当なのか? 「日本人は、世界一、お金のことを知らない」 | ダ・ヴィンチWeb

    あなたはお金について、どのようなイメージを持っているだろうか。携帯性が高く売っているものならどれとでも交換でき便利だが、もしかしたら「お金=汚いモノ」というイメージかもしれない。『日経済新聞 電子版』(2013年2月8日付)によると、ある投資教育を実践している教師が全国の中学・高校をまわるたびに「お金はきれいなものか? 汚いものか?」と問うと、生徒約500人のうち実に8割弱が「汚い」と答えるという。日人は勤勉に働くとされるが、お金を強く求める一方で、お金を汚いモノとして避けてもいる実態が見えてくる。 『なぜ日人は、こんなに働いているのにお金持ちになれないのか? 21世紀のつながり資論』(いろは出版)の著者である渡邉賢太郎は、元・大手証券会社の証券マンであり、08年リーマンショックを機に「お金とはなにか?」という問いに決着をつけるべく世界一周の旅に出かけ、各国における「お金」について

    “お金持ち=幸せ”は本当なのか? 「日本人は、世界一、お金のことを知らない」 | ダ・ヴィンチWeb
  • お金がなければ恋愛できない社会。 - シロクマの屑籠

    若者が草化した当の理由 - Willyの脳内日記 リンク先では、若者が恋愛志向でなくなった理由として、「経済的に貧しくなったからだ」と断言している。若者の行動に経済事情が大きく関わっていることを否定する必要は無いが、それを「当の理由」として「断言」するのは語調が強すぎる、と感じた。 例えば、アジアやアフリカの途上国を思い出してみてほしい。途上国の若者は、現在の日の若者と比較してさえ、経済的には貧しい。もし、経済的な貧しさが若者の草化の鍵だとしたら、貧しい国々の若者こそ草化していそうなものだ。 あるいは過去の日。さだまさしや中島みゆきが流行していた頃の日は、もっと若者が貧しかったはずだ。独り暮らしといえばバストイレ共同の木造アパート、現在の基準からすれば不便な(ときには不潔な)生活をしていた頃、草系の若者は流行していただろうか?そうではあるまい。恋愛結婚の機運が高まるなか、

    お金がなければ恋愛できない社会。 - シロクマの屑籠
    obsv
    obsv 2014/10/16
    若者の〜離れのほとんど全ては「貧しくなったから」、より正確に言えば「貧しくなり続ける見込みだから」だろう。
  • 年収150万で生きていくための指南 | ライフハッカー・ジャパン

    もしかしたら時代は、我々が信じて疑わなかった考え方が見直されるべきタイミングに差しかかっているのかもしれない。それを肯定するか否定するかは別としても、少なくともそんな気づきを与えてくれる書籍が『年収150万円で僕らは自由に生きていく』(イケダハヤト著、星海社)です。 ご存知の方も多いでしょうが、著者はブログを中心とした情報発信などによって生計を立てている人物。著者は書の冒頭でも、非常に重要なポイントを突いてきます。 僕は「貧乏」というのは非常に重要なコンセプトだと考えています。これから僕たちが生きる時代は、「普通に過ごしていれば、年収が右肩上がりになり、35年ローンで家を買って、老後は年金暮らし......」などという牧歌的な未来ではありません。 つまり、「だからこそ、『貧乏』を楽しむ術を身につけるべきだ。その方が未来的であり、同時に前向きでもある」という考え方です。違った表現を用いるな

    年収150万で生きていくための指南 | ライフハッカー・ジャパン
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