2016年11月に創業した農業系スタートアップのビビッドガーデンは、オーガニック農作物生産者のマーケットプレイスとして、消費者が農家直送の朝採り野菜を購入できる「食べチョク」などを展開中である。東京都のアクセラレーションプログラム「ASAC」の採択、オーディエンス賞の獲得や、「クックパッドアクセラレーター」など多くのアクセラプログラムに採択されてきた同社のビジネスモデルだが、既に法人向けビジネスをはじめとした新規事業の準備を進めている。今回は同社代表取締役 CEO 秋元里奈氏にお話をうかがった。聞き手はCNET Japan編集長の別井貴志が務めた。 ――起業前はディー・エヌ・エー(DeNA)に籍を置いていました。DeNAを選んだ理由と活動をお聞かせください。 神奈川県相模原市の実家が農家でしたが、母からは「農業はやるな。株は儲かるから勉強しなさい」と言われてきました。それが理由で金融業界に
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