タグ

ブックマーク / next49.hatenadiary.jp (9)

  • 志望動機を言うときにちょっと考慮して欲しいこと - 発声練習

    大学院入試の時期ですね。大学院入試を受ける方にちょっとアドバイス。 「志望動機に自分でツッコミどころを仕込んでいるくせに、そこを質問された瞬間に固まらないで!」 たぶん、どこの大学でもそうだけれども志望動機を尋ねるのは、当に志望動機を聞きたいのではなく、あなたの緊張をほぐすためです。面接で100%尋ねられる志望動機は、受験者も100%準備してきているはずですから、美辞麗句&かっこよいことが並んでいると大学教員側も予想しています。目が左上の遠いところを見つめ、顔の表情がなくなり、異様に滑らかに口から出てくる志望動機のどの部分を信じれば良いのでしょうか?なので、志望動機をそのまま受け取ることはありえません。 緊張をほぐしてもらい、ついでに、次の質問のネタが得られれば良いなぁくらいの位置づけですから、ある程度のキーワードを自分のやり方でつなげて話せたらそれでOKです。原稿の暗記は逆にダメだよ!

    志望動機を言うときにちょっと考慮して欲しいこと - 発声練習
  • 卒業研究につまづいている人へ:範囲を決めてとりあえずザッと終わらす - 発声練習

    GTDでお馴染みのデビッド・アレンさんの受け売りだけれども 「知的労働は基的に終わりがない。だから、ストレスフリーに知的労働を行うためには区切りは自分でつける必要がある。」 私が見聞きした学生さんが卒業研究でつまづく際の典型例が「細かいところに執着し、しかも、その部分すら終わらせることができずに燃え尽きる」というもの。これが発生するする原因は以下のとおり。 卒業研究の目的(もしくは今行っている作業の目的)を理解していないため、終着点(作業の終わり)をイメージできていない 終着点がイメージできていないので、今、こだわっている部分の重要性を見積もることができない 終着点がイメージできていないので、今、こだわっている部分をどれぐらい深く(細かく)行えば「今のところは」十分なのかがわからない 研究は正解のない作業であり、正解がない作業はとりあえずやってみないと課題が何かすらわからないことがあるの

    卒業研究につまづいている人へ:範囲を決めてとりあえずザッと終わらす - 発声練習
  • メタ卒業研究と卒業研究で目的と手段をごちゃまぜにしない - 発声練習

    ボスとお昼をべながらしていた会話より覚書。 卒業研究の位置づけは学生ごとに異なる 就職先が決まっており卒業自体が目的の学生にとって卒業研究は取得すべき「単位」 大学院進学が決まっている学生にとって、卒業研究は「研究の練習(体験)」 卒業研究の位置づけに応じて適切な研究の目的(ゴール)を定めるべき 研究の重要性と必要性は目的そのもので評価される 研究の目的が妥当なものだとみなされた後は、その目的をどのようにどこまで達成できたかが評価のポイント 研究の目的が決定した後は、研究の目的を達成することを至上命題として、行うべき作業を決定し、作業を進めていく必要がある すなわち、メタ卒業研究と卒業研究で目的と手段が異なっている メタ卒業研究の目的:卒業研究を通して何を学ぶか?(単なる単位と研究の練習) メタ卒業研究の手段:学生ごとの卒業研究の位置づけに応じて適切な卒業研究の目的を定める 卒業研究の目

    メタ卒業研究と卒業研究で目的と手段をごちゃまぜにしない - 発声練習
  • 身も蓋もないが本当に有効な「論文の書き方」 - 発声練習

    CAREERzine:身も蓋もないが当に有効な「企画書の書き方」のフォーマットパクリです。 前例を重視する 論文には内容と結果、主張の独自性は求められますが、形式については独自性を求められません。むしろ、独自性が高く前例にしたがっていない論文はダメな構成の論文であるとみなされる傾向にあります。 企画書を書くとき、とくに、異動したてであるとか、新しい仕事であるとか、そういう場合は必ず、その部門での企画書に目を通しておくべきです。どういう順番で書いてあるか、どこを手厚くしているか、などに着目していきましょう。あるいは、前例となる企画書をフォーマットだと思って文章を上書きしていくのも有効です。 (CAREERzine:身も蓋もないが当に有効な「企画書の書き方」より) 研究テーマや投稿先の学術雑誌、国際会議によって論文が通りやすいフォーマットというのが決まっていることが多いです。必ず投稿先の学

    身も蓋もないが本当に有効な「論文の書き方」 - 発声練習
  • セルフアーカイビング - 発声練習

    SPARC Japanセミナー2009 第1回「研究者は発信する:多様な情報手段を用い、社会への拡がりを求めて」 - かたつむりは電子図書館の夢をみるかを読んで「セルフアーカイビング」という言葉を知る。で、轟さんのWebページを見る。 「研究生活のためのインフォマティクス(3) セルフアーカイビングのすすめ―かわいい著作には旅をさせよ」、「だからセルフアーカイビングはやめられない!」、「研究業績リストの電子化―研究者のための執筆・発表支援システム」を読む限りセルフアーカイビングというのは、以下の条件を満たすものだと理解した。 自分が発表した全文書をリストアップする 各文書の内容がわかるように文書そのものや要約版、翻訳版などを合わせて公開する 自分が発表した文書に対する反応も合わせてリストアップする なるほど。私も自分の便宜のために業績リストにその論文のPDFファイル(自分の所属研究室内でし

    セルフアーカイビング - 発声練習
    ochikun
    ochikun 2009/06/27
  • 情報系は高校の先生と受験生の親御さんへのアピールが弱い - 発声練習

    村永: Tetsuro Muranaga’s View:電気・情報系の学科は人気がないらしい 最近、東大の先生から聞いた話。僕たちが卒業する頃には人気学科であった電気・情報系を志望する東大生が減っているらしい。30年前の「進振り」では、情報科学や電気電子工学を志望するならば 80点くらいは取っている必要があったのだが、最近では志願者が少なくなって、電気電子などでは「底割れ」(最低点がつかない)することもあるらしい。代わって人気があるのが機械工学系だという。いやはや、隔世の感がある。 私は工学部情報系学科勤務ですが、そのように感じています。機械系が人気なのはロボットと車でしょうね。オープンキャンパスなどでロボットやりたいので機械系に進学したいという学生をよく見聞きします。そのときには、「情報系でもロボットはできるよ」と言って勧誘していますが。 あと、10年前くらいまでは「コンピューターが好き

    情報系は高校の先生と受験生の親御さんへのアピールが弱い - 発声練習
    ochikun
    ochikun 2009/06/16
  • 大学院(博士+修士)の話と博士の就職難の話をごちゃまぜで話すのを止めよう - 発声練習

    J-CASTニュース:1億円かけてフリーター 大学院生「今の半分で十分」 (連載「大学崩壊」第8回/コンサルティング会社の橋昌隆社長に聞く) 大学研究者だけでなく、企業などで活躍できる専門知識を備えた人材を育成しようと、国は1991年度から10年間で大学院生を倍増化する計画を進め、増加傾向は10年後以降も続いています。91年度に9万9000人弱だった院在学者数は、2000年度20万5000人、08年度は26万3000 人弱と、91年度の2.65倍に増えました。院生の数はまだ足りないのでしょうか。 橋 全体としては明らかに多すぎます。大学院は間口を大きく開けた一方で、大学院教育の質を全く上げてきませんでした。その結果、従来どおりの出口としての大学研究者ポストや企業採用の枠は基的に増えていません。当然、就職できなかったり、できても期間限定という不安定な状態でしか仕事ができなかったりする人

    大学院(博士+修士)の話と博士の就職難の話をごちゃまぜで話すのを止めよう - 発声練習
    ochikun
    ochikun 2009/05/18
  • 真っ赤な論文原稿が指導教員から帰って来たら? - 発声練習

    指導教員から真っ赤になった論文原稿が帰ってきたとしたら、基的にあなたは良い先生のもとで学んでいるという証拠。まずは、先生にお礼を言うこと。 はじめに フェアな態度が重要。 多くの場合は先生と学生の関係は一対多であるので、あなたが論文の指導をもらいたいときには他の学生もそう思っているということをよく理解する。うまく、他の学生とタイミングをずらして指導を受けるのはうまいやり方. 指導教員も自分の仕事を持っているわけなので、締切り直前に論文指導を求めても拒否されることがある。自業自得だと思って諦めること。 指導教員の指導は論文の書き方、内容、表現に関するものであり、「あなた」に対するものではないので冷静に指摘を受け止めること。 指導教員が一番がっかりするのは、一生懸命指導した内容に対して無視されること。それが、故意あるいはそうでないとしても「無視した」という結果が重視されるという点をよく理解す

    真っ赤な論文原稿が指導教員から帰って来たら? - 発声練習
    ochikun
    ochikun 2008/11/08
  • 卒業研究・修士研究時の悪循環を防ごう - 発声練習

    はてな匿名ダイアリーで以下のようなエントリーを見ると、自分の研究室でうつ病になった子を思い出して心配になる。 自殺すると研究室にお金が入る仕組みってないのかなぁ 気持ちの整理になるかもしれないので書いてみる 私は、卒業研究や修士研究で得た経験が今後の人生においていくばくかの役に立つと信じているので、卒業研究や修士研究を真剣にかつ楽しく行って欲しいと思っている。でも、一方で、卒業研究や修士研究は長い人生において、何回か登場するちょっとした進級試験でしかないことも理解している。だから、はっきりいって卒業研究や修士研究で自分の心や体を壊すなんていうのはあまりにももったいないと思う。 博士研究は別として、卒業研究と修士研究は成果ではなく努力を評価の対象としている。「でも、中間試問や最終試問とかでは成果について問いただすじゃないか?」という疑問もあろうかと思うけれども、それは、努力の度合いを成果を用

    卒業研究・修士研究時の悪循環を防ごう - 発声練習
    ochikun
    ochikun 2008/10/20
  • 1