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2009年5月11日のブックマーク (6件)

  • 台湾、チベット、抗日から逃れられない中国 中国株式会社の研究~その4 | JBpress (ジェイビープレス)

    エコノミストは「産業政策」の分析から始める。例えば、こんな感じだ。 第1期:1978年以前(計画経済万能の時代) 改革開放前の中国は計画経済であり、旧ソ連を模して1952年に設立された国家計画委員会が圧倒的な権限を有していた。当時の中国は建国、大躍進、文化大革命といった政治的激動期にあり、市場経済を前提とする「産業政策」の概念はなかった。 第2期:1978年から1998年まで(産業政策が生まれた時代) 改革開放政策に伴い、国家計画委員会は、従来の「計画経済」に加え、次第に「産業政策」に関する権限も併せ持つようになる。但し、中国経済に占める国有企業の比重は圧倒的であり、真の「産業政策」が生まれるのは1990年年代中頃からだと言われる。 第3期:1998年から2002年まで(産業政策が一時後退した時代) 国内市場経済の発展に伴い、「計画経済」はもはや時代遅れとされ、「市場原理」が「産業政策」よ

    台湾、チベット、抗日から逃れられない中国 中国株式会社の研究~その4 | JBpress (ジェイビープレス)
  • グーグルは中国も制するのか 百度の十八番、音楽検索で殴りこみ | JBpress (ジェイビープレス)

    中国のリサーチ会社の易観国際(Analysys International)のリポートによれば、2008年の中国における検索広告市場規模は51億5000万元(約745億円)で、トップシェアは百度の62.2%。 それに続き第2位のグーグル中国のシェア27.8%を合算すると2社で実に9割を占める。3位でシェア5.8%のヤフー中国以下を大きく引き離し、百度とグーグルの一騎打ちとなっている。 百度が登場した当初、検索サイトとしては世界の巨人グーグルに到底及ぶべくもない状態だったが、同社がネット上の音楽ファイルを探し出し結果を表示する音楽検索サービスを始めてから、中国市場ではその差がぐんぐん縮まり、あっという間にグーグルを抜いて百度を一躍有名にさせた。

    グーグルは中国も制するのか 百度の十八番、音楽検索で殴りこみ | JBpress (ジェイビープレス)
  • 国際ブランドはアジアで生まれる 東へ向かうイノベーション JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2009年4月23日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) つい先日、マーケティング担当役員のジョアンナ・セドンさんは、今は亡きフランス人デザイナー、「ルイ・フェロー」ブランドのスーツのボタンを失くし、それを取り替えてもらうためにニューヨークやロンドンの店を探した。 市場調査会社ミルワード・ブラウンの副社長を務めるセドンさんは、ついてなかった。マディソン街にあった、ルイ・フェローのニューヨーク店は閉鎖されており、彼女は結局、フェローが11店舗を展開する中国に問い合わせなければならなかった。 ホームドラマの「ダラス」や「ダイナスティ」によって1980年代に米国で人気を博したブランドは、アジアに行ってしまっていたのだ。 ポルシェの新モデルに見る中国の影響 ルイ・フェローが米国から中国に「移転」したのは珍しい話ではあるが、最近ではこうした動きが増えつつある。それに従い、大半のグローバルな

  • 米情報関係資料が語る中国の実像 中国株式会社の研究~その6 | JBpress (ジェイビープレス)

    ここに英語の小冊子がある。米情報関係者用に作成された部内資料「Intelligence Threat Handbook(以下、「ハンドブック」)」の2004年度版だ。 公式の秘密指定はないが、一応「内部資料」とされている。もちろん、インターネット上から合法的(?)に入手したものだが、中味は結構面白い。イタリアのサイトには何とその1995年版が堂々と掲載されているのだから、笑ってしまう。 情報収集は官民軍一体で

    米情報関係資料が語る中国の実像 中国株式会社の研究~その6 | JBpress (ジェイビープレス)
    octavarium
    octavarium 2009/05/11
    中国のスパイ活動、中国のしたたかさ
  • 当てにならない中国の消費  JBpress(日本ビジネスプレス)

    今年1月、驚くべきことが起きた。自転車の国である中国で購入された自動車の台数が、そう、自動車の国、米国で購入された車の台数を上回ったのである。 米国の自動車販売台数(乗用車・小型トラック)が年率1000万台ペースを割り込み、1月の販売台数が年換算で1070万台を記録した中国を下回った。 中国の消費者が世界の救済に乗り出すことを当てにしている人たちにとっては、確かに待ち望んでいたニュースである。 残念ながら、この数字は必ずしも見かけ通りではなかった。中国の消費者も――少なくとも今はまだ――見た目通りではない。実は、中国と米国では自動車販売台数の数え方が異なり、中国の数字は旧正月によって一時的にかさ上げされていたのだ。 それでも一段と暗さを増す闇の中にあって、中国は引き続き明るく照らし出された場所だ。ほかの産業も、テレビ、携帯電話、鉄、セメントなどにとって世界最大の市場である中国を頼り

  • 「ユーチューブ」もうジリ貧なのか 09年は赤字4億7000万ドル!!

    利用者数が増加の一途をたどる動画投稿サイトだが、どのサイトもビジネスモデルを構築できずにいる状況が続いている。そんな中、ユーチューブは2009年には4億7000万ドルの赤字を計上するとの見通しを金融機関が発表し、波紋が広がっている。収入が伸びる一方、支出の伸び幅がそれを大きく上回るというのだ。動画投稿サイトの今後は、「ジリ貧」なのだろうか。 動画の再生量が増える分、支出も増えて赤字は拡大 注目されているのは、スイスに拠地を置く金融機関、クレディ・スイスが09年4月に発表したレポートだ。それによると、ユーチューブでは、09年には2億4000万ドル(239億円)の収入が見込まれているという。前年比で20%増だ。ところが、回線にかかる料金、コンテンツのライセンス料、サーバーの維持費用などを合わせた支出の総額は、7億1100万ドル(708億円)にのぼると見られており、その結果、4億7000万ドル

    「ユーチューブ」もうジリ貧なのか 09年は赤字4億7000万ドル!!