2011年5月30日、新華網によると、中国・万里の長城で最古とされている「楚長城」が、地で進められている風力発電建設プロジェクトによって、長さ2km余りにわたって破壊されていることがわかった。 【その他の写真】 中国では経済成長に伴う開発などで歴史的な文化財や遺跡の保護が難しいケースが多々ある。河南省南部に位置する平頂山市葉県の楚長城は中国で最も古いとされる長城で、およそ2600年前に建築されたもの。最古の長城のため「長城の父」とも呼ばれている。 ところが、その長城のある場所が2010年の秋頃に風力発電所の建設用地として選ばれ、長城は10か所余りが破壊されるところとなった。現存する楚長」は30.51kmに過ぎないが、プロジェクトにより破壊された長城は長さ2.159kmに及ぶ。 葉県の文化財保護部門は、プロジェクト側に対して40万元(約500万円)の罰金を科すことを決定している。楚長城は中国
[台北 1日 ロイター] 1日の台湾株式市場で、台湾のノートパソコンメーカー、華碩電脳(アスーステック・コンピューター)<2357.TW>の株価が上昇している。 同社と米インテル<INTC.O>は31日、コンピューター関連国際見本市「コンピュテックス台北」で、新製品のノートPC「ウルトラブック」を発表した。 ウルトラブックは、超薄型かつ軽量だが、高性能プロセッサーを搭載する。 アスーステックの株価は一時1.7%上昇。エレクトロニクス株指数も上昇している。 【関連記事】 アスーステックがタブレット型端末を今月発売、1台999ドル 台湾株式市場・大引け=反落、アスーステック<2357.TW>は上昇 台湾のアスーステック、2010年下半期の売り上げに自信=会長 台湾のアスーステック<2357.TW>、2010年下半期の売り上げに自信=会長 台湾のアスーステックの第2四半期利益は
アジア最大、世界第2の規模を誇るICT(情報通信技術)製品展示会「台北国際電脳展(コンピュテックス台北)」が先月31日開幕した。会場には、米アップルのiPad(アイパッド)に対抗心を燃やす華碩電脳(ASUS)や宏碁(エイサー)など各社が一堂に集い、百花繚乱(りょうらん)の様相を呈した。【田村まどか】 メーン会場となった台北世界貿易中心南港館4階の中央に大きなブースを構えたのはASUS。ブース入り口の目立つ場所に、同社の秘密兵器とも言える新製品「Padfone(パッドフォン)」を展示、来場者の目を引きつけた。 パッドフォンはタブレット端末とスマートフォンを一体化した製品で、双方のユーザーの需要を満たすために開発された。タブレットの裏側にスマートフォンを収納するスペースがあり、スマートフォンで使用中のアプリケーションをそのまま引き継ぎタブレットで使うことも可能。発売時期は12月を予定。価格
東京電力は3日、福島第一原子力発電所の原子炉建屋などにたまった計10万5100トンの高濃度汚染水について、含まれる放射能量が約72京ベクレル(京は1兆の1万倍)に上ると発表した。 チェルノブイリ原発事故で大気中に放出された520京ベクレルの約7分の1にあたる。 東電では、1〜3号機の原子炉に現在のペースで注水し続けると、こうした汚染水の水位が上昇して、20日にも地表へあふれ出す恐れがあると推測した。15日までに汚染水処理施設を稼働させて流出を防ぐ方針だが、大雨が降ると、あふれる時期が早まる可能性がある。梅雨の季節を迎え、汚染水処理問題は、時間との勝負という様相を強めている。
内戦が続くリビアの最高指導者カダフィ氏や一族らが日本に約44億ドル(約3550億円)の資産を保有していることが、3日わかった。 日本政府は3月、国連安全保障理事会のリビア制裁決議に基づき、カダフィ氏自身や親族、政権幹部の個人資産や、同氏らが実質支配してきたリビアの中央銀行、投資庁などの資産を凍結した。財務省が4月上旬までに日本国内の全銀行を対象に調査した結果、凍結資産の額が判明した。銀行預金などとみられる。 リビアではカダフィ氏率いる政府軍が反体制デモへの武力弾圧を続けたことから、国際社会は「深刻な人道危機」として制裁実施を決めた。資産凍結には、カダフィ氏の主要な資金源に打撃を与える狙いがある。
震災や原発事故への対応に追われる中で繰り広げられた首相追い落としの動きに、海外の識者らは一様に首をかしげている。 ■米国 米外交問題評議会(CFR)のシーラ・スミス上級研究員は「この非常時に、政治家たちは本来、政策を競い合うべきだが、残念ながら真剣な政策論争は聞こえてこない。とにかく誰かを引きずり降ろそうとしているだけに見える」と指摘する。「この種の権力闘争は、誰も幸福にしない。特に被災地の人たちのことを思うと悲しくなる。日本の人々は復興に向けて懸命な努力をしているのだから、よりふさわしい扱いを受けるべきだ」と語った。 ■英国 日本政治に詳しい英シェフィールド大学のヒューゴ・ドブソン教授は「東日本大震災の後、世界が日本人の冷静さと復興への決意を称賛し、5月のG8サミットでは日本が主要な議題となった。この時期の不信任案は最悪で、不幸なことだ。誰も勝者はいない」と指摘。「震災前から菅直
混乱が続くリビアでの人権侵害を現地調査した国連人権理事会(本部ジュネーブ)の調査団が1日、報告書を理事会に提出した。リビア政府軍は市民デモを武力鎮圧したなどとし、人道に対する罪となりうる十分な証拠があると指摘した。 報告書は、米大学教授などの専門家3人が350人以上から聞き取り調査したほか、5千件以上の書類を調べてまとめた。2月のデモに対する無差別攻撃を認定し、最高指導者のカダフィ大佐一人が軍や治安機関を支配する体制が深刻な人権侵害を生んでいるとした。今後は、カダフィ氏の逮捕状を請求した国際刑事裁判所(ICC)とも協力するとした。 また、反体制派組織「国民評議会」の側にも、拷問行為などで人権侵害があるとも指摘。死者数については、リビア政府やNGOなどから「1万〜1万5千人との推定報告がある」とした。(ローマ=前川浩之)
福島県は2日、同県いわき市の沿岸で採取したホッキ貝とウニから、国の基準(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。県内では漁が全面的に自粛されており、流通することはないという。 県によると、いずれも5月28日の採取で、ホッキ貝が1キロあたり940ベクレル、ウニは同1280ベクレルだった。 また、同県南相馬市の真野川のアユと白河市の阿武隈川のヤマメからも基準を超えるセシウムが検出された。アユは禁漁期間中。ヤマメに関して県は、白河市と関係漁協に漁や釣りの自粛を要請した。検出値はアユが同2900ベクレル、ヤマメが同620ベクレルだった。(西村圭史)
アリゾナ州ユマ 米アリゾナ州西南端のユマや近郊で2日、男女6人が相次いで銃撃され、うち5人が死亡、1人が負傷した。その後、男が銃で自殺しているのが見つかり、当局はこの男が銃撃事件を起こしたとみて調べている。 米メディアによると、自殺したのはケイリー・ハル・ダイエス容疑者(73)。同日早朝から6カ所で数時間にわたり、レンタカーで移動し、6人に発砲したとみられる。 犠牲者にはダイエス容疑者が2006年に離婚した元妻の代理人の弁護士男性が含まれ、離婚問題のもつれが原因とみられている。弁護士は、自分の事務所にいるところを撃たれたという。ダイエス容疑者の離婚は5回目と伝えられている。事件を受けて、近辺の学校や裁判所は安全のため一時閉鎖された。
上海モーターショーで『パナメーラ』をワールドプレミアするなど、中国市場を重視しているポルシェ。同社が中国進出10周年を記念して、『911』の限定車を発売した。 この911、「10イヤーアニバーサリーエディション」と命名。『911ターボS』をベースに、中国の富裕層が好みそうな特別装備を採用する。 注目はボディカラー。専用のゴールドで塗装され、エクスクルーシブな雰囲気を引き立てる。さらに、ボンネットとリアスポイラーは、カーボンファイバー製に変更。足元は19インチのアルミホイール、「スポーツクラシック」で引き締められた。 インテリアにも、中国向けの特別演出が続く。スポーツシートはアルカンターラ仕上げで、スポーツステアリングホイールも装備。カーボンファイバートリムや、「拾年」と記された専用プレートも添えられる。 10イヤーアニバーサリーエディションは、中国市場で10台限定発売。最大出力530psを
ドイツで18人が死亡するなど被害が広がっている新種の腸管出血性大腸菌O(オー)104は、幅広い抗生物質が効きにくい多剤耐性の遺伝子も持っていることがわかった。北京ゲノム研究所(BGI)が2日、解析結果を発表した。今回の菌は強毒性に加え、薬剤が効きにくいことで、治療が難しくなっている。 ドイツ北部の患者の多くが入院しているハンブルク・エッペンドルフ大学病院の依頼で、BGIが菌の遺伝子を調べたところ、ストレプトマイシン系やペニシリン系など多くの抗生物質に耐性を示す遺伝子を持っていた。実際の治療でも、抗生物質による治療が難しいことがわかっている。 多剤耐性の遺伝子は、別の型の大腸菌からこの菌に乗り移った可能性があり、BGIはこの菌が発生した理由などを調べる。
2011年6月3日 海外のインターネットユーザーの間で、子どもの頃に撮った写真と同じポーズで撮影をする遊びが流行っている。今と昔を見比べることにより、時の流れを感じ取ることができるのだ。そんななか、とあるユーザーが大変ユニークな画像を公開し話題を呼んでいる。彼が撮影したのは、自分がまだ生後2週間だった時に、父親の膝の上...海外のインターネットユーザーの間で、子どもの頃に撮った写真と同じポーズで撮影をする遊びが流行っている。今と昔を見比べることにより、時の流れを感じ取ることができるのだ。 そんななか、とあるユーザーが大変ユニークな画像を公開し話題を呼んでいる。彼が撮影したのは、自分がまだ生後2週間だった時に、父親の膝の上に抱かれていたのと同じポーズで、自分の息子を抱く姿だ。父親と同じミッキーのTシャツを着て、29年前の様子を再現しているのである。どこか懐かしく感動的な画像なのである。 この
『潜入ルポ 中国の女』(文藝春秋) 「男の子を産まないと、一人前の女じゃないから」 エイズに侵され死に瀕しながらも、男の子を産むために3度出産した女性は言った。中国の貧しい農村、文楼村は村民の半数がHIVキャリアの「エイズ村」と呼ばれている。生きるために自らの血を繰り返し売った結果、不潔な器具がウイルスを拡大させた。 フリージャーナリスト・福島香織氏の『潜入ルポ 中国の女 エイズ売春婦から大富豪まで』(文藝春秋)は、タイトルの通りエイズ村の女性や売春婦、ゴミ拾いから富豪にのし上がった女性など、現代中国に生きる女性にクローズアップしたルポである。 ――本書で一番強烈だったのは、「農村で女に産まれるくらいなら、牛や馬に生まれた方がまし」という言葉です。エイズ村に生きる女性の過酷過ぎる人生はもちろん、別の女性は実兄の結婚資金ために遠くの村に売り飛ばされています。中国で、ここまで男尊女卑が激しいと
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