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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/aureliano (5)

  • 自殺をしようとした時の話 - ハックルベリーに会いに行く

    生涯で二度目の自殺をしようとした時、ぼくは当時カンボジアに住んでいた父母の家に国際電話をかけた。夜中の1時頃だったと思う。寝ぼけ声で電話に出た父に対し、ぼくはこれから死のうと思うということと、これまでの恨み辛みからくる呪いの言葉を吐きかけて、叩きつけるように公衆電話を切った。日野市にある高幡不動駅の駅前にあった公衆電話だ。ぼくが32歳の時なので、今から11年前の西暦2000年の時のことだ。 死のうと思ったぼくには、その前に一つだけ行こうと思っている場所があった。それは多摩クリスタルだった。ぼくは、二度目の自殺を決意するずっと以前から、自殺をしたいという思いに長い間とらえられていて、自殺についていろいろ思いを巡らせたり敏感になったりしていた。その中で読んだ『ナニワ金融道』に、自殺についてのエピソードがあった。ナニワ金融道 (9) (モーニングKC (341))作者: 青木雄二出版社/メーカー

  • 自己実現をはかれる人の7 つのチェックポイント - ハックルベリーに会いに行く

    ついひと月ほど前、転職活動をする中でさまざまなところを訪問し、さまざまな人たちとお話をさせて頂く機会があった。その中で特に印象に残ったのは、とあるベンチャーキャピタル(VC)にお勤めの方のお話しだった。名前を仮にAさんとしておく。Aさんは、職業柄さまざまなベンチャー企業の人たちとお会いする。特に社長と会う。その上で、彼らの会社が今後成長していくかどうかを見極めていくのだけれど、その際の評価基準となるのは、一も二もなく「社長そのもの」なのだということだった。こう言ってしまっては何だが、事業内容や設立趣意などはあんまり見ないのだそうである。感覚でいうと八割から九割が社長で判断するらしい。Aさんが言うには、社長は会社の顔であると同時に、会社の性格でもあるという。社長の性格が、会社の性格にもそのまま反映されるからなのだそうだ。大企業ではそういうことはないのだが、中小企業、特に新興のベンチャーにおい

    octavarium
    octavarium 2010/01/28
    自己をマネジメントする能力、あるいは感覚を持っている人は、自己実現をはかりやすい。そしてそういう人は、会社に対してもマネジメント能力を発揮しやすいのだそうである。問題というは、必ず「今」起きている
  • システムが硬直する現場 - ハックルベリーに会いに行く

    友人Aくんから興味深い話を聞いた。 ある時、Aくんは会社帰りにとあるデパートに行った。夜の7時頃だったらしい。すると、ちょっといいなと思う家具があった。そこで、その家具を買い求めようと店員に話しかけると、「○○(そのデパートの名前)のカード(クレジット機能付き)はお持ちですか? それでお求めになりますと、今ならお値段が割引になる上に、配送料が無料になります」と言われた。それでAくんが「持ってない」と答えると、「即日発行できますので、良ければいかかですか?」と言われたので、数千円分安くなるし入ってもいいかなと思って、入会を申し込んだのだった。 さてAくん、店員に教えてもらった通りにそのデパートの申し込みカウンターまで行き、言われるままに入会申込書を書き、免許所を提示し、自分の年収も書き(今は義務づけられているそうだ)、印鑑を押して、会社の住所と電話番号、それに自分のケータイの番号とメールアド

    octavarium
    octavarium 2009/09/11
    人間の営むシステムというのは、常にこういう硬直化と隣り合わせなのだろう。システムというのは、どんな優れたものであれ、一歩間違えばこうなってしまう危険性がある
  • くさいものに蓋をするとかえってみっともないことになる - ハックルベリーに会いに行く

    昔、テレビのクイズ番組の構成をしていた時に、その会議で「バカチョンカメラの語源って何だろう?」という話題になった。その番組はよく「語源」をクイズの問題にしていて、例えば「バカチョンカメラのチョンって何のこと?」というのが問題にならないだろうか、と考えたのだ。その時、誰かが「チョンというのは朝鮮人に対する蔑称だからテレビでは使えないよ。バカチョンカメラというのは、バカでも朝鮮人でも使える簡単なカメラという意味なんだ」と言った。それで、みんな一度は「ああ、そうなんだ。じゃあダメか」となったのだけれど、しかしその発言だけでは不確かだったので、とりあえずちゃんと調べて裏を取ってみようということになった。それで、当時はインターネットがあまり普及してなかったから、図書館に行って文献を当たったり、国語学者の先生に取材して聞いてみた。すると、そこで分かった答は意外なものだった。「チョン」というのは、実は朝

    octavarium
    octavarium 2009/09/08
    「チョン」というのは、実は朝鮮人のことでも何でもなくて、単に昔からある「つまらない人、取るに足らない人」という意味なのだそうである。
  • 英語に圧倒的に一人勝ちする7つの言い回し - ハックルベリーに会いに行く

    英語というのはぼくはほとんど喋れないのだが、ぼくの友人英語に圧倒的に一人勝ちしている人がいる。彼は、なんでも行く先々で「お前はおれが会った日人の中で一番英語が上手いな」といつも言われるのだそうだ。しかし彼の英語は、確かに威勢と度胸は良いのだが、単語をそんなに知っているわけでもないし、発音だって日英語丸出しだ。彼自身もそれを自覚していて、だからなんで自分がそんなに上手い上手いと言われるのか、長いあいだ疑問だったのだそうである。 そんなある時、この日も初めて出会った人に「お前の英語は最高だな」と言われたもので、とうとうなんでそう思うのかを聞いてみた。すると、その答がふるっていた。なんでも、彼の英語は、聞けば一発で日人と分かるたどたどしいものなのに、実に気持ち良くコミュニケーションできるのだそうである。その人に言わせると「日人というのは、英語が分からないとたいていはにかんだような笑顔

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