アジア最大、世界第2の規模を誇るICT(情報通信技術)製品展示会「台北国際電脳展(コンピュテックス台北)」が先月31日開幕した。会場には、米アップルのiPad(アイパッド)に対抗心を燃やす華碩電脳(ASUS)や宏碁(エイサー)など各社が一堂に集い、百花繚乱(りょうらん)の様相を呈した。【田村まどか】 メーン会場となった台北世界貿易中心南港館4階の中央に大きなブースを構えたのはASUS。ブース入り口の目立つ場所に、同社の秘密兵器とも言える新製品「Padfone(パッドフォン)」を展示、来場者の目を引きつけた。 パッドフォンはタブレット端末とスマートフォンを一体化した製品で、双方のユーザーの需要を満たすために開発された。タブレットの裏側にスマートフォンを収納するスペースがあり、スマートフォンで使用中のアプリケーションをそのまま引き継ぎタブレットで使うことも可能。発売時期は12月を予定。価格