今更ですが技術書典6、おつかれさまでした。ありがたいことに『Pragmatic Terraform on AWS』も物理本200部が完売しました。また、BOOTHでは10日ほどで、電子版を370名以上の方にご購入いただきました。本当にありがとうございます。 kosmos.booth.pm 本記事では、『Pragmatic Terraform on AWS』の執筆の裏側を紹介します。技術と書いてますが、ぶっちゃけタイトル詐欺です。だいたい根性でなんとかしました。 前提 執筆にはRe:VIEWを使用しました。書籍執筆が初だったのもあったので、TechBoosterさんが公開しているReVIEW-Templateをほぼそのまま使いました。先人の知恵が凝縮されており、執筆初心者でもちゃんとした本の体裁が整う素晴らしいソフトウェアです。 ReVIEW-Templateは今でこそRe:VIEW 3.1
Ruby 開発チームの遠藤です。RubyKaigi 2019 が無事に終わりました。すばらしい会議に関わったすべてのみなさんに感謝します。 開催前に記事を書いたとおり、クックパッドからはのべ 7 件くらいの発表を行い、一部メンバは会議運営にもオーガナイザとして貢献しました。クックパッドブースでは、様々な展示に加え、エンジニアリングマネージャとトークをする権利の配布やクックパッドからの発表者と質疑をする "Ask the speaker" など、いろいろな企画をやりました。 クックパッドブースの企画の 1 つとして、今年は、"Cookpad Daily Ruby Puzzles" というのをやってみました。Ruby で書かれた不完全な Hello world プログラムを 1 日 3 つ(合計 9 問)配布するので、なるべく少ない文字を追加して完成させてください、というものでした。作問担当は
コンテナ。それは便利そうではあるが、面倒くさそうであり、積極的に取り入れるべきか微妙な存在。 個人的な感想としては、慣れるまでそれなりに大変・慣れれば楽しく便利。そう、つまり触ってみないと何もわからない、いつものヤツだ!細かいことはスッとばして、最低限の感触を掴むための構築手順を AWS + Terraform を用いて懇切丁寧に分解していくぞ! 目的 AWSはチョットデキルし、コンテナに触れてみたいんだけど、何から手を付けたらいいかよくわからない。くらいのコンテナ初心者向けの内容にしていきます。コンテナ感覚を得るための具体的な構築メインなので、細かい話は飛ばし気味にいくため、ド素人向けではないです。 今回、構築するのはよくあるWEBサイトのような形をした超簡易的なコード管理とコンテナ運用で、それをAWSで表現していきます。これがスタンダードな構成だ、というわけではなく、これを1つのベース
※本記事は『駅メモ! – ステーションメモリーズ!-』の提供でお送りいたします。 1日目 6:30 寒々しい漁港の風景からおはようございます! もう3月も半ば、いつ春が来るのかとせわしない気持ちになる時期ですが、そんなものは無関係とばかりに寒い、めちゃくちゃ寒いです。なんならちょっと雪の予報とか出ているくらいです。 雪とまではいきませんでしたが、先ほどからなかなか雨が激しく、おまけに風も強いです。東京のコンビニで買った「風に強い!」と力強く書いてあったビニール傘が4秒で壊れました。それほどの強風です。 寒い、風が強い、雨、とおおよそ取材向きでない天候もさることながら、この場所、まったく人の気配がありません。夜が明けたばかりの早朝ということもあるのですが、通りを歩く人もいなければ、車もほとんど通りません。時が止まったかのような漁港にウミネコの鳴き声だけが響いています。 ここは石川県の能登半島
はじめに 僕は「プロを目指す人のためのRuby入門」(通称チェリー本)というRubyの入門書の著者です。 本書は発売以来、非常に多くのみなさんに読んでいただき、筆者として大変喜んでいます。 しかし、その一方でQiitaを見ていると、「これ、明らかにチェリー本の説明文やサンプルコードを参考にして書いてますよね?」という記事をよく見かけます。 中にはきちんとマナーを守って記事を公開されている方もおられますが、残念なことに僕から見て「悪意がないのはわかるけど、そのスタイルで公開されるのはちょっと困る」と感じるケースがかなり多いです。 この記事では、書籍やネット上の情報を参考にしてQiitaに記事を公開する際の最低限のマナーについて説明します。 また、この記事の内容はQiitaのみならず、自分のブログに記事を書くときにも意識すべき内容になります。 備考:「そもそもこの記事ってガイドライン違反じゃな
UIデザインの現場では、デザイナーとエンジニアの間で様々な問題が起きることがあります。いざエンジニアが実装しようとすると思わぬ矛盾が見つかったり、運用するとき予期せぬデータによって表示が崩れてしまったり…そうしたトラブルは、事前に実装・運用目線からフィードバックする機会があれば防げるかも知れません。そこで今回は、エンジニアが技術的な目線を持ってデザインにフィードバックするポイントをピックアップしてご紹介します。 筆者はWebアプリケーションを専門としており、本稿の内容も基本的にはWebサイト・Webアプリの構築を前提としています。ネイティヴアプリケーションについてはこの限りではない可能性があります。 なぜエンジニアがフィードバックをすべきなのか UIとは実装されて初めて完成されるものであり、実装するうえでの技術的な実現可能性や、デザインが破綻することなく運用に耐えうるか、といった視点で制作
大栗です。 先程EC2のドキュメントのDocument Historyを眺めていたらAutomate snapshot lifecycleというFeatureが有りました。何やら新機能みたいなので調べていたら、EBSスナップショットの世代管理などをやってくれるサービスが登場した模様です!早速レポートします。 Automating the Amazon EBS Snapshot Lifecycle Amazon DLM Amazon Data Lifecycle Manager (Amazon DLM)を使用するとEBSのバックアップであるスナップショットの作成、保存、削除を自動化できます。 定時バックアップをスケジュールして貴重なデータを保護します。 監査人または社内のコンプライアンスが要求する期間バックアップを保持できます。 古いバックアップを削除してストレージコストを削減します。 Am
NTTの須田です.Moby (≒Docker),BuildKit,containerdなど,コンテナ関連のオープンソースソフトウェアのメンテナ (開発委員.コミッタとも.)を務めています. 本記事では,2018年11月8日にリリースされたDocker 18.09の新機能を紹介します. BuildKitの正式統合Dockerfileからコンテナイメージをビルドする機能である,docker build の新しいバックエンドとして,BuildKitがDocker 18.06より実験的に採用されていましたが,Docker 18.09にて,正式な機能に格上げされました. BuildKitは,須田が2017年4月に提案した docker build並列化のpull requestを契機として,Docker社 Tõnis Tiigi氏の主導により,Moby傘下のオープンソースプロジェクトとして同年夏に発
こんにちは、R&Dチームの中村(Twitter: nrryuya)です。本日、CBC Casperに関する論文: “Refinement and Verification of CBC Casper”を公開しました。 本論文はCrypto Valley Conference 2019、ポスターはIEEE S&P 2019にアクセプトされました。 CBC Casperは、Ethereumに将来的に導入される可能性があるだけではなく、理論的に美しく、次世代のコンセンサスアルゴリズムとしてたくさんのポテンシャルを秘めたプロトコルです。この記事では、 CBC Casperの基本的な事項と、今回の論文の内容について紹介します。 コンセンサスプロトコルの種類CBC Casperの説明に入る前に、ブロックチェーンで使われるコンセンサスプロトコルにはどういうものがあるのか、簡単に説明しようと思います。まず
Redash Meetup 5.0.0 の登壇資料です
Linuxカーネルを読んで改めて知るプロセスとスレッドの違いRetrieva inc.5.1K views•35 slides
改めて、イベントに参加された皆様、おつかれさまでした。こんにちは、 id:masawada です。4/14(日)に開催された技術書典6にて弊サークル「はてな技術書典部」のスペースにお越しくださったみなさま、同人誌を購入いただいたみなさま、ありがとうございました。当日は想定を大きく超える方々にお越しいただき、15時過ぎには全在庫を完売いたしました。 当日のスペースの様子 感謝を込めて、本稿では今回技術書典に同人誌を出すにあたって培ったRe:VIEW Tipsや表紙のデザイン秘話についてご紹介したいと思います。表紙のデザインについては、実際に作業を担当したid:mazcoが執筆したものです。お楽しみいただけると幸いです。 Hatena Tech Bookを支えるRe:VIEW Tips Hatena Tech Bookを制作するにあたって、Re:VIEW 3.0を利用しました。Re:VIEWは
Node.js v12が4/23にリリースされました 🚀 Node.jsのCoreにも新しい機能が入りました。 また、APIの追加以外にもTLS1.3のサポートやhttp_parserがllhttpに代わったりしています。 詳しくは以下をご覧ください! github.com JavaScriptエンジンであるV8もバージョンアップしています。 Node.js v10のV8のバージョンは6.8でしたが、Node.js v12では7.4に大幅アップデートしています。 V8のバージョンが上がることによりJavaScriptの使える機能や構文が増えます。 今回はMathias氏のツイートをもとにNode.js v12から使えるJavaScript(ECMAScript)の新機能について紹介したいと思います。 New JavaScript features in Node.js v12: ➡️ A
そのことに最初に気付いたのは、ずいぶん前だったような気がする。 通勤時間の暇潰しのためにWikipediaのアプリを入れてたまに読んでいるのだが、そのアプリの機能として「よく読まれている記事」という一種のアクセスランキング機能がある。例えば芸能人が不祥事を起こしたり亡くなればその人のページが翌日ランクインするし、何かの事件の判決が出たらその事件のページがランクインしたりする。ある意味では「ネットユーザーの興味の総意」みたいなところがあるランキングである。 しかし、ある時奇妙な項目がランクインしていたのを目にした。それは「今昔文字鏡」というソフトウェアに対する記事である。あまり一般に知られたソフトではないにも関わらず、今世間一般で話題になっている数々の項目を抑えてランクインしていたのである。 ja.wikipedia.org これだけなら「まぁ一部で何か話題になったんだろう、たまにはそんなこ
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