◆観客の案内や清掃/チームから感謝状 サッカーJ1のFC東京のホームゲーム運営を支えるボランティア組織「FC東京・市民スポーツボランティア」(スポボラ)が、今年で発足10周年を迎えた。これまで会員登録をした人は都民を中心に延べ1300人を超える。首都・東京に根ざしたクラブをめざすFC東京と、二人三脚の活動を続けている。 (富田祥広) 10日、鹿島アントラーズ戦があった調布市の味の素スタジアム。試合前、FC東京の村林裕社長(56)からスポボラ代表の市村忠司さん(65)に、これまでの活動に対する感謝状が贈られた。 スポボラはクラブから独立した自主運営の組織。主な活動は、FC東京が本拠・味の素スタジアムで試合をする際の運営の手伝いと競技場の美化活動だ。試合開始前に観客を座席に案内したり、持ち込みが禁止されている缶やビンの飲み物を紙コップに移しかえたりするほか、試合後はスタンドのゴミ拾いも